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ペア マティアス ヘグモ監督 札幌戦試合後会見

明治安田J1リーグ 第24節 北海道コンサドーレ札幌戦【MATCH PARTNER ポラスグループ】 試合後のコメント

「ホームゲームが敗戦になったことを、非常に残念に思っています。立ち上がりからの22、23分で、チャンスの数はレッズが4、札幌が0だったと思います。その後、CKから失点をしてしまいました。我々がブロックされて、フリーの選手にヘディングをされてしまいました。

2失点目はボールホルダーにプレッシャーがかかっていない中で、ラインの設定が少し高すぎたと思います。そうであってはいけないと思います。

前半終了間際では疲れも見られはじめるようになりました。ハーフタイムでは『ハイプレスをかけよう』という話をして、チアゴ(サンタナ)、松尾(佑介)の2トップにトモ(大久保智明)のトップ下、という形に変えました。

前半の終了間際でかなり消耗していましたので、形を変え、選手の配置も変えたりしましたが、その疲れを引きずったまま後半に入ってしまったと思います。3失点目、4失点目も、あまりにもイージーだったと思います。ああいう失点は避けなければなりません。

最後の22分間で3得点し、チアゴがもう少しで4-4にできるような場面もありました。試合の中で(自分たちを)取り戻す姿を見せるというのは、メンタル的にも良かったと思います。

これからブレイクがあって、その後に残り14試合に向けての準備がありますが、最後に闘った部分は残さなければいけないと思います。

(本間)至恩は本日、いい自己紹介をしてくれたと思います。(二田)理央もいいスピード、いいゴールを見せてくれました。堀内陽太も小泉佳穂も含めて4人同時に交代しましたが、彼ら全員で、チームに再度エネルギーを注入してくれたと思います。

みなさんもご覧になったと思いますが、4人交代のところで4-3-3に変えました。攻守共に、それでバランスが良くなったと思います。

0-4になっていても力強く応援し続けてくれたファン・サポーターのみなさんに感謝したいです。素晴らしかったと思います。しかし彼らも我々と同じように、この試合の結果にはガッカリしていると思います。この後、夏のブレイクに入りますが、全員にとっていい効果があるものになればと思っています。再度合流して練習を再開するときには、しっかりと充電できていればと思います。怪我人も戻ってきて、全員でチーム全体のレベルを上げることができればと思います。

リーグでは39ゴールを挙げました。得点も多かったのですが、失点も多すぎたと思います。ただ、最近5試合のうち3試合は、無失点で抑えることができました。守備のところは全体的に、ここから底上げしないといけないと思います。チームとしてのプレスもそうですし、1対1の場面での守備もそうです。チャンスをつくり続けながら得点を重ねることを続けなければいけませんが、前半戦で何度か見せた、安定した戦いを取り戻さないといけないと思います」

[質疑応答]
(下位チーム相手の3試合で勝ち点1に終わったことについては?)
「それは確固とした事実で、隠すことはできません。湘南ベルマーレ戦の終了間際で与えてしまった2失点も、我々にとっては辛い出来事でした。京都サンガF.C.とのアウェイゲームは、受け入れることができる試合だったと思います。ただ、ゲームの中での波が少し大きいのかなと思います。90分を通じてもっと安定しないといけないと思いますし、それができていない理由は複数あるのですが、そこを改善したいと思います。

その前はアウェイの名古屋グランパス戦で1-0、ホームのジュビロ磐田戦で3-0と、いいゲームが2つありました。その試合の中では、選手たちのいいパフォーマンスやプレーが見られました。怪我はサッカーにつきものですので、それを言い訳にしたくはありません。ただ怪我人がいたのは事実ですし、移籍でチームから離れてしまった選手たちがいたのもそうです。そういうことがあり、チームにも少し波がありました。

そういったところも、もちろん分析して考えていきたいですし、同時に練習のところも今シーズン終了までどういうふうにやっていくかを考えたいと思います。これからは試合の間隔も空くようになりますので、しっかりとしたトレーニングをそこで積んでいければと思います」

(ここ数試合、プレスをかけるときの精度が上がらず、追っている割に奪えず全体が間延びし、中盤を使われることが多いのではないかと思う。今のままでは厳しいのではないか?)
「その通りだと思います。特にミドルブロックからプレスに行く、トリガーのタイミングは改善しないといけないと思います。ただ、それも先ほど言ったように波があって、うまくいっている時間帯もあれば、そうではない時間帯も、同じ試合の中であったりします。今後は試合間隔が1週間空く時期がたくさん来ますので、そのマイクロサイクルの中でそういったところを強調しながら、チームとして練習を積んでいきたいと思います」

(監督がいつも言っている、チームのリレーションシップがあまりつくれていないように見えるが、リレーションシップを今のチームでどのくらいまで高められていると感じ、どういうところに課題があると考えているか?)
「もちろん、改善すべきところだと思います。ある程度メンバーを固定して戦い続けることができれば、ピッチ上のあらゆるところで関係性を深めることができると思います。攻守にわたってそれができますし、守備のあらゆる側面でそこを深めることができると思います。

怪我人が戻ってきて安定すれば、そういったところにもいい影響があると思います。そして本日、途中から入った若い選手たちがすぐにスタメンに入ることはまだ考えられないかもしれませんが、我々が築こうとしている練習の文化にもいい影響を与えてくれる選手たちだと思っていますし、将来性があると思います。

また、サミュエル(グスタフソン)や(中島)翔哉のような、ボールの扱いが上手な選手が戻ってくれば、また好影響を与えてくれると思います。

本日も、この流れの中で(伊藤)敦樹がしっかりとチームを引っ張ってくれて、本当にキャプテンらしい姿を見せてくれたと思います。

この後は2週間のブレイクに入りますが、私は父親が病気ですのでいったん母国に帰り、再来週の月曜日に再度来日します。日曜と月曜の練習はモルテン(カルヴェネス コーチ)が責任者となって行います。また、再来週の火曜日にお会いしましょう」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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