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宇賀神友弥 引退セレモニー

8日、埼玉スタジアムで行われた明治安田J1リーグ アルビレックス新潟戦の試合後、今シーズン限りでの引退を発表した宇賀神友弥の引退セレモニーが開かれ、スタジアムに集まったファン・サポーターの前であいさつを行った。

【宇賀神友弥】
「みなさん、こんにちは。今シーズン限りでプロサッカー選手を引退することを決断しました。ここで話すのが2回目になる選手は、僕が初めてでしょう(笑)。(興梠)慎三君からも手短にと言われているので短く、今の僕の率直な気持ちを伝えられればと思います。

今シーズン『引退しに浦和レッズに帰ってきたわけではない』と豪語して帰ってきましたが、チームの力になることができず、もどかしい日々を過ごしました。ただ、今横で聞いてくれているチームメートたちは、僕が日々100パーセントでプレーする姿を、背中を見続けてくれたと思っています。僕がここまで全力でプレーできたのも、日ごろから僕のことを支えてくれている家族、大きな怪我をすることなく15年間もプロサッカー選手を続けることができたのは、こんなに強い身体に生んでくれた母のおかげだと思っています。この場を借りて感謝します、ありがとうございます。

そして最初の退団のときも言いましたが、ここ埼玉スタジアムは、僕の家なんです、やっぱり。ここでこうやって引退のあいさつをできることが本当にうれしく思いますし、改めて浦和レッズは最高だなと思っています。

ただ、そんな僕の愛すべき浦和レッズが、このような順位にいてはいけないと思いますし、このような試合をしていてはダメだと思います。今ここにいる選手、特に名前を挙げさせていただくと、(渡邊)凌磨はすごく強い覚悟を持って浦和レッズに来たと思っています。そして関根(貴大)、原口(元気)、2人にはこのクラブを強くするんだという、誰よりも強い覚悟と気持ちを持って、闘ってもらいたいと思っています。そしてここにいる全員が、その3人に負けないんだという強い気持ちを持って、来年世界に挑んでもらいたいと思います。そして僕たちが成し遂げることができなかったリーグ優勝を、みんなでつかみ取ってもらいたいと思います。

プロサッカー選手は引退しますが、改めて、僕の夢は浦和レッズのゼネラルマネージャーになることです。来シーズン以降も浦和レッズのために、ピッチの外から闘うことになりました。サポーターのみなさん、次はブーイングよりもたくさん拍手を送ってもらえればと思います。本当に幸せな15年間でした、ありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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