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11.09.27
勝利で弾みを
ヤマザキナビスコカップ2回戦、大宮アルディージャとの第2戦は9月28日(水)19時よりNACK5スタジアム大宮で行なわれる。
リーグ戦で苦しむ浦和レッズだが、カップ戦では1回戦のモンテディオ山形戦をホームアンドアウェイの2戦合計スコア4−1で下し、順調に勝ち上がってきた。今後もチームが一丸となって戦っていくための足がかりとして、そして何より03年以来8年ぶりの優勝を目指し、確実な試合運びでアルディージャを下して準々決勝にコマを進めたい。
9月14日にホーム埼玉スタジアムで行なわれた第1戦では、立ち上がりからピッチの全選手が気迫のこもったプレーを展開した。52分、マルシオ・リシャルデスがPKを決めて先制すると、65分には原口元気が2点目をゲット。守っては守護神の加藤順大を中心に相手を無得点に抑え、第2戦に向けて優位な状況となる理想的なスコアで90分を終えた。
ここでレッズの準々決勝進出条件をまとめてみると、
○(1) 1点差負け以上(90分勝利と引き分けを含む)==無条件で2回戦進出
○(2) 90分終了時に1−3、2−4・・などの2点差負け==得失点差で並ぶが、アウェイゴールの適用でレッズの勝利
△(3) 90分終了時に0−2==15分ハーフの延長戦を行う。延長ではアウェイゴールは適用されない。それでも決着がつかない場合はPK戦
●(4) 90分終了時に3点差以上の負け==レッズ敗退
ここで注目したいのは、今回は偶然にも1回戦のモンテディオ山形戦とまったく一緒の条件であるということだ。
1回戦第1戦を2−0で制してアウェイに乗り込んだレッズの選手たちは「どういう時間帯であれ、1点取ることが大事」と話していた。その言葉通り、第2戦では25分にモンテディオに先制されたものの、後半開始早々の48分に柏木陽介がFK弾を決めて1点を返したところで相手が目に見えて意気消沈した。モンテディオが2戦合計で勝つためにはそこからあと3点必要になったからだった。数字上は不可能ではないが現実として厳しい。このように、2試合の合計で争われるレギュレーションでは、リーグとまた違った試合の見方を楽しむこともできる。
レッズはリーグ前節の鹿島アントラーズ戦でどうにか勝ち点1を手にしたが、リーグでは6試合白星から遠ざかることになってしまっている。今回は2試合合計での戦いとはいえ、相手が同じ埼玉をホームとするアルディージャであること、10月15日(土)にJ1残留を懸けたダービーマッチが行なわれることを考えると、是が非でも勝利を収めて勝ち上がっていくことが望まれる。チームもファン・サポーターの心はひとつ。90分で燃え尽きるような熱い戦いで勝利の凱歌をとどろかせよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】