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大槻 毅監督会見(9/27)

9月27日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(Honda FC戦終了後にサポーターから思いが伝えられたが、監督は何を伝え、何を思ったのか?)
「サポーターのみなさんから伝えていただいたことは、天皇杯(天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会)に負けたということで、そこでACL(AFCチャンピオンズリーグ)が懸かっている大会の一つを失ったということの意味を分かっているのか、ということが一つ、もう一つは、闘う姿勢をしっかりと見せてほしいと。そういったところが見られなかったというメッセージをいただきました。結果に関しては、あそこでサポーターのみなさんにも話しましたけど、結果に対する責任は私にあるので、それに対しては申し訳ない気持ちがあります。もう一つ、闘う姿勢というところに関しては、彼らが言ったのは、明日からやるとかそういうことじゃないんだぞということを言われました。もちろんその通りだと思うし、その場その場で、スタジアムで見せられなかったこと自体が問題だということは、我々も大きなこととして受け取っています。

昨日、選手たちにも話しましたけど、そういうところを伝えられているよと、実際に僕が二度目の監督をやっていますけど、出会ったときに最初に言ったことも同じことですよと。じゃあ具体的にどういうことなんですか、というところなんですね。今年のクラブのスローガンみたいなもので、最後まで走って、戦って、貫くみたいなところの表現がありますけど、それはベースでしょ、というところで、具体的にはどういうところなの、というと、ボールを奪われたら奪い返しにいくだとか、身体をぶつけ合うような場面で、勝つか負けるかは分かりませんが、必ず挑んで行くだとか、1点取られようがなにしようが、顔を上げて自分たちを奮い立たせて前に出ていくだとか、そういったことがどうやって伝わるかということなんですよ、という話を選手にはしました。少なくとも選手に話したことは、なにか舞台が用意されて、例えば相手がどうでとかなって、スイッチが入るシーンは僕も何度もここまで見せてもらったと。ただ、それをスタジアムに来ている方々は、その日一回しか来ないかもしれない。だからこそ、常に我々は見せなければいけないと思っているし、そういったことを選手と共にやりましょうということを伝えました。

選手のところで言うと、トレーニングのところからそういうことを意識してやっていないかといえばそうではないと思います。ただ、やっているではなくて、もっとやれることがあるし、もっとやれるというところを追求していかないといけないと思っているし、共にそういうことをやっていきたいと選手と思っています」

(サガン鳥栖戦にはどのようなイメージを持っているか?)
「もうみなさん分かっているように、順位的なもの、ポイント的なもの、そういったものすべてを意識しなければいけないし、そういったことを意識した戦いになると思います。ただ、鳥栖さんがどうこうもありますけど、現状で言うと我々がなにをするべきかとか、今までやってきたことをきちんと表現することをやらないといけないと強く思っています。そこを選手と共にやっていきたいです」

(サポーターにバスを止められる経験は初めてだったと思うが?)
「本当に思ったのは、サポーターにあそこでも言いましたけど、あのような行動をさせてしまったことを非常に申し訳なく思っています。逆にもう一つ思ったのは、非常に『ありがたい』という感情です。それだけ彼らは我々のことを真剣に思ってくれているし、行動を起こしてでも我々と一緒に闘ってくれているし、闘えと言ってくれる。非常にありがたい気持ちになりました。本当にそれはその場でも伝えましたけど、そういう思いは強く思いました。これまで以上に。本当にありがたかったです」

(サガン鳥栖には前線やワイドに良い選手がいるが、その辺りの対応は?)
「当然そういったことも分かっているし、ビルドアップの仕方もすごくトレーニングされている印象もあるし、時間的にどういった手を打ってきたりだとか、得点や失点の傾向、うちの優秀なスタッフが調べてくれているし、映像のところも含めて分かりやすくやってくれていますけど、さっきも言ったけど、そこで我々のシステム、人も含めて、噛み合わせのところで優位に立てる場面はあると思うので、そこがどこのエリアになるだとか、そのエリアから最後どんなことができるのか、基本的には相手も同じことだと思うんですよ。相手の特徴のある選手たちがどのエリアで、彼らの強みを発揮してくるかみたいなところだと思うので、それはお互い分かっているので、そういったところと、そこで上回れるみたいなところの戦いなると思っています」

(試合2日前は基本的に非公開トレーニングとなっていたが、今後、監督の意向で原則公開トレーニングとなった。日々のトレーニングでの選手やチームの仕事をファン・サポーターにも見てもらって、あらためて一つになって闘えればということだが?)
「たくさんのファン・サポーターの方にも心配していただいているので、みなさんを通じて、トレーニングのところも含めて、伝えていただければと思います。ファン・サポーターのみなさんにも見ていただいて、選手とともにやっているところを伝えていただければありがたいと思うし、逆に厳しい指摘があれば言ってもらいたいです。よろしくお願いします」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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