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リカルド ロドリゲス監督 C大阪戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第10節 セレッソ大阪戦 試合後のコメント

「前半に関しては、ファイナルサードのところまではすごくいい崩しがあり、ゴール前まで行けていましたけれども、最後のところで一つひとつがズレてしまいました。運ぶところであったり、ラストパス、シュート、そういったところがうまくいきませんでした。

後半に関しては少しリスクを冒して中盤の選手を外し、前線の選手を入れてゴール前での違いを作れる状況を狙って、交代も含めて行いました。悪くはなかったのですが、相手にゴールを決められてしまいました。ただ、ゴールを決められた後もしっかりとやるべきことはやれていました。前半もそうでしたけど、後半も最後の最後のところでなかなかゴールまで持っていけないところがあり、そこが今後の課題になってきます。途中から槙野(智章)を前線に入れて、そこからは少しやり合いのような形になってしまいました」

[質疑応答]
(ファイナルサードまでの作りは監督が植え付けている部分がよく出ていたと思うが、そこについての手応えは? そしてそういう試合を勝てなかった、今の心境については?)
「しっかりとコントロールしながらうまく試合を支配する展開にはできましたが、決定的なところで決められるかどうかにつながってくると思います。つなぎのところは今まで培ってきたことを選手たちがやれていると思いますが、最終的にはゴールが入らないといけません。前半の小泉(佳穂)のシュートや、関根(貴大)、興梠(慎三)など、そういう決定的なところを最後に決められるかどうかです。逆に言うと、それを決められると、また違った展開になってくると思います。その質を今後さらに上げていければと思っています」

(前節、武田英寿選手がケガをしたところに伊藤敦樹選手が入った形で今日の試合に臨んだが、それを前半で諦める形になったように見えた。どういうところが武田選手を使っていたときと比べて足りないと感じたのか?)
「正直なところ大きな違いがあるかと言うと、それぞれの特長は違いますが、そういったところはないと思います。なぜなら、今回の試合でも支配することができましたし、得点してもおかしくなかったからです。清水(エスパルス)戦、徳島(ヴォルティス)戦はセットプレーでゴールを取っていて、今回の試合は流れの中で何点か入ってもおかしくない状況を作れました。そういったところを決められるかどうかが、チームとしての試合ごとの違いだったのかなと思います」

(西川周作選手が節目のJ1リーグ500試合出場となったが、ベテランに期待するところは?)
「それぞれが他の選手同様にパフォーマンスを高めていくようにすることです。今回に関して言うと、なかなか最後のところを決められなかったので残念なところがありましたが、試合に勝つために次の準備をしてくれると思います。

ベテランの選手たちに期待するところが特に他の選手と違うのかと言われれば、そうではありません。若手だろうがベテランだろうが、やるべきこと、チームとしてやっていかなければいけないことに変わりはありません。年齢を見て、ということはありません」

(以前、攻撃にもっと我慢が必要と話していたが、今日の試合では手数をかけすぎに見えたところがあった。バランスが難しいと思うが、どのあたりを求めていきたいか?)
「サッカーは面白いもので、いつシチュエーションが現れるかで違うと思います。何分もたってからでないと適切な瞬間が訪れなかったり、逆に2つ3つのパスで打開できるような状況があったりします。正しい瞬間、適切なタイミングに狙いを持ってボールを入れられるか、そういったところが大事だと思います」

(連戦で、次はYBCルヴァンカップの横浜FC戦になる。いろいろな選択肢があると思うが、どのように準備して向かっていくか?)
「今いる全てのメンバーとうまく考えながら、全員がいい状態でいい準備をして、いろいろな試合で関わっていく、そういうふうに調整して戦っていければと思います。まずは回復の状況も含めた全ての面を加味しながら判断し、横浜FC戦に臨んでいければと思います

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

リカルド ロドリゲス監督 C大阪戦試合後会見

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