MENU

NEWS

第14節 vs C大阪「アウェイで勝ち点を奪えず」

5日、浦和レッズはアウェイのヤンマースタジアム長居で明治安田生命J1リーグ 第14節 セレッソ大阪戦に臨んだ。

レッズは前半の主導権を握ったものの後半に3失点を喫してしまい、0-3で敗れた。

試合前には西川周作、C大阪の清武弘嗣の両キャプテンがリスペクト宣言を行った。また、レッズは8月27日に亡くなった三菱自動車の前会長、益子 修氏を偲んで喪章をつけて試合に臨んだ。

素早く守備陣形を整えるC大阪に対し、レッズはボールを回しながら好機を伺いつつ、ボールを失ってもすぐに切り替えてボールを奪い返し、2次攻撃、3次攻撃を試みる。

11分には高い位置でボールを奪い返して最後は長澤和輝がシュートを放ち、13分には左サイドを抜け出しながら山中亮輔のスルーパスを受けた関根貴大のクロスにレオナルドが反応するなど、序盤の主導権を握った。

飲水タイム以降は攻め込まれる時間帯もあったが、槙野智章が体を張ってシュートをブロックすれば、西川が飛び込んでくる相手にひるまずボールをキャッチして相手の攻撃を阻止。その後は再びボールを支配しながら攻撃を仕掛け、リズムをつかんだまま前半を終えた。

しかし後半に入ると48分、都倉 賢にヘディングシュートを決められ、先制を許してしまった。

1点をリードして自陣に引き込むC大阪に対し、レッズはボールを保持しながら同点を目指す。65分にはトーマスの縦パスを起点に右サイドを経由しながら最後はレオナルドが強烈なシュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。

しかし74分、クロスボールを跳ね返しきることができず、オウンゴールで2失点目を喫してしまった。その後もまずは1点を目指しながら攻撃を続けたレッズだったが、アディショナルタイムにも失点してしまった。

第14節を終えて7勝2分5敗で勝ち点23となっているレッズ。次戦は9月9日(水)に埼玉スタジアムで19時30分にキックオフする、強い制限試合(上限5,000人)となるサガン鳥栖戦に臨む。

【長澤和輝】
(試合全体を振り返ってどうだったか?)
「後半の早い時間帯に失点してしまって、そこから1つ踏ん張って取り返そうというところで、なかなか結果が出ずに失点を重ねてしまいました。非常に悔しい負けですが、連戦なので引きずらずに次に切り替えて良い準備をしていきたいと思います」

(守備が堅い相手だったが、どう崩そうと思っていたのか、またどう崩せばよかったと感じているか?)
「セレッソ大阪はJリーグの中でも守備が堅く、しっかりと守れる代表的なチームだと思います。そこに対して、前半からボールを保持しながら回すシーンもありましたが、焦らずにしっかりボールをつないでサイドの深い位置を取りにいくことだったり、ペナルティーエリアの外からロングシュートを打ったり、深い位置まで入っていけば、自ずと相手のラインは下がるのでGKとDFの間に速いボールを入れたり、2列目から入ってくるところにマイナスのボールを入れたり、そういったことを全員で共通認識を持って狙っていかなければいけなかったと思います。そこの部分の質をもっと出していかないといけないと思います」

(次戦は久々に連戦になるが、ホームでのサガン鳥栖戦はどんな試合にしたいか?)
「今日は負けてしまいましたが、少しずつ守備の堅いところ、リアクションの部分、ボールを保持するところと今まで積み上げてきたことが、全員の認識としてあると思います。今日の負けで崩れてしまうのではなくて、この連戦をしっかり勝ち抜くために、ここから上位に食い込んでいくためにしっかり頭を切り替えて、良い準備をしてやっていくしかないと思います」

(C大阪が守備に人数を掛けていて堅かったということもあると思うが、レッズの攻撃のスピードがなかなか上がらずにスローダウンしながら攻撃していたシーンもあったと思う。速い攻撃はどの程度できたと思っているのか?)
「全員の共通認識でボールを奪ったときに、相手が守りのブロックを作る前に攻め切るということ、カウンターのような形は狙っていました。相手も帰陣が速く、ブロックをしっかり作ってやられたくないところをしっかり守っていくというような速い守備が機能していたと感じていました。そこで無理して攻めていくよりも、しっかりとボールを保持する形にシフトしていきました。相手よりも速く攻め切るということは狙っていましたが、そこはなかなか出せなかったなという印象です」

(その辺りの質はどこまでできているという感覚なのか?)
「相手の状況を見ての速い攻撃というか、自分たちが切り替わった瞬間に相手の嫌なスペースを取りにいって、そこからスピードをあげて攻撃に人数を掛けていくという部分は前の試合からもやっていました。相手もそれ以上に人数を掛けて守ってきた場合には、判断を変えることも必要だと思いますし、そこからの時間を掛けた攻撃の質を上げていかないといけないなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ