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16年前の今日(1996年9月21日)

16年前の9月21日、浦和レッズは国立競技場で柏レイソルに7-0の大差で勝利した。7点は今もレッズの1試合最多得点(リーグ戦)で、当時はそれまでの6得点を超えるチーム新記録、Jリーグタイ記録だった。
Jリーグ4シーズン目で初めて通年制が導入された。柏は第7節まで2勝5敗と低迷していた。だが、この年就任したニカノール監督の手腕がここから発揮される。なんと19節まで12連勝を果たしたのだ。
一方、レッズも13勝6敗と好調。19節を終えて4位と上位につけていた。残り10試合、柏とは首位を狙うライバル関係にあった。
第20節。13連勝目を狙う柏との対戦はアウェイの国立競技場が舞台だった。35,926人の入場者のうち赤の割合は例によって5割以上。その応援に応えるチームは、サポーターに落ち着く暇を与えなかった。
開始2分、岡野雅行の右クロスにルーキーの大柴健二が頭で合わせ先制。21分には岡野が2点目を決めた。そして36分、柏のDFが2回目の警告で退場。2-0でレッズが数的優位になった時点で勝敗の行方はほぼ見えた。
連勝が途切れることがほぼ確定的になった柏は緊張の糸まで切れてしまったのかもしれない。終了間際にCKからボリが頭で決め、前半を3-0で折り返すと、後半は福永泰が連続ゴール。福永は開幕のホーム柏戦でも2点を挙げており“柏キラー”ぶりを見せつけた。さらにギド・ブッフバルトがPKを決めて6―0。最後は42分にルーキーの岩瀬健がシーズン3点目を挙げて、レッズはチーム新記録となる1試合7得点を記録した。
GK田北雄気もフィールドプレーヤーに負けていない。後半28分、柏にPKが与えられるピンチを迎えたが、相手の得点源エジウソンのシュートをキャッチした。
さらに終盤、7月にレッズ入りしたブライアン・スティーン・ニールセンが相手ともみあいになり、両者退場になる一幕もあった。
レッズはこの大勝で柏を抜き3位に浮上。優勝戦線に近づけ、次節、札幌・厚別で行うホームゲームに絶好のはずみをつけた。 
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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