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第33節 vs 川崎「興梠が9年連続2桁ゴール達成も勝ち点得られず」
16日、浦和レッズはアウェイの等々力陸上競技場で明治安田生命J1リーグ 第33節 川崎フロンターレ戦に臨んだ。
レッズは前半に岩武克弥が得たPKを興梠慎三が決めて先制したが、後半に3点を奪われて1-3で敗れた。
立ち上がりは川崎にボールを多く保持されたものの、しっかりと守備を整えて試合を進める。
すると10分、興梠が敵陣でボールを奪ったことをきっかけとし、宇賀神友弥のクロスのこぼれ球をヘディングでつないだ岩武がゴール前に猛然と走って再びこぼれ球を拾うと、相手GKに倒されてPKを獲得した。
PKのキッカーは興梠。冷静に相手GKの逆を突き、ゴール左隅へ決めた。11分の興梠のゴールはレッズに先制点をもたらすと共に、9年連続2桁ゴールを達成。さらにJ1リーグ通算得点ランキング3位に並ぶ157ゴール目となった。
リードした後も川崎にボールを持たれる時間が続いたが、先制前と変わらず堅い守備を築く。パスをつながれても相手のセンターフォワードである小林 悠にほとんどボールを入れさせない。ペナルティーエリア内でパスをつながれることもあったが、今季初先発となった阿部勇樹やDF陣が最終局面で体を張って失点を許さない。
42分にはコーナーキックからジェジエウにヘディングシュートを打たれたが、ゴール前の岩武がヘディングでクリア。43分にはこぼれ球を小林に押し込まれそうになったが、岩波拓也がゴール寸前でクリアした。45分にはゴール前で守田英正にシュートを打たれたが、今度は西川周作がファインセーブ。気迫のこもった守備で失点を許さず、リードを守って前半を終えた。
後半の立ち上がりもスペースを空けずに守っていたレッズだったが、53分、守田にミドルシュートを決められてしまう。さらに59分には三笘 薫、61分には小林に立て続けにゴールを決められてしまった。
その後は選手交代を使いながら攻撃に出る時間を増やしていく。79分にはボールを奪ってから素早い攻撃を展開し、最後は途中出場の山中亮輔がミドルシュートを放ったが、相手のブロックに阻まれた。
その後失点は許さなかったものの、ゴールを奪うことはできず、1-3でタイムアップを迎えた。
次戦は12月19日(土)14時に埼玉スタジアムでキックオフする今季最終戦、Jリーグガイドラインにおける厳戒態勢ステップ3【50パーセントを上限とする(1席空け)、ビジター席あり】を適用、かつ段階的に収容人数を引き上げていくという埼玉県の方針に則り、約24,000人で行われる北海道コンサドーレ札幌戦【MATCH PARTNER 三菱自動車】に臨む。
【興梠慎三】
(試合全体の感想はどうか?)
「良い時間帯で得点できたことはすごく良かったと思います。ただ、相手に押し込まれて耐える時間が多くなるということは試合が始まる前から想定していましたが、厳しい試合だったと思います」
(9年連続2桁ゴールをPKで決めたが?)
「ゴールはPKでしたが、PKを任されることが多い中でチームのために確実に仕留めるという意味では冷静に決められてすごくうれしい思いはあります。昔は阿部ちゃん(勇樹)がPKを蹴っていて、若い僕に託してくれましたが、自分ももう若い人に託そうと思っていて、武田(英寿)に蹴らせようと思いました。ただ、そこで外したことを考えたら、彼に責任がのし掛かると思ってやめました。チームメートがああやって僕にプレゼントをくれたのかなと思います」
(9年連続2桁ゴールを達成したということについてはどうか?)
「チームメートにすごく感謝しています。今まで応援してくれたファン・サポーターに本当に心から感謝しています」
(興梠選手はエースと言われることについて2桁ゴールにこだわっていたと思うが、こだわりながら達成できたということについてはどう感じているか?)
「こだわっているということはないですが、浦和レッズでFWとして出ている以上、最低限2桁は取らないといけないと個人的に思っています。最低限のことができたかな、というだけですね」
(ファン・サポーターに感謝したいという話もあったが、ファン・サポーターの前でプレーできるのも今季は次の北海道コンサドーレ札幌戦が最後になる。試合に向けての意気込みはどうか?)
「本当に情けない試合が続いている中、一生懸命応援してくれているファン・サポーターのために最後は勝利で終えたいという気持ちは選手一人ひとりが持っていると思います。全力で最終節を戦いたいと思います」
(今日のゴールは「チームメートがプレゼントをくれた」と言っていたが、2桁ゴールもチームメートに支えられて達成できたという気持ちが強いのか?)
「僕自身、一人で打開してゴールを決めるタイプではないですし、誰かがアシストしてくることでゴールを取ることができますので、チームメートには感謝しています」
(チームの成績は苦しい状況が続いていることについてはどう受けて止めているのか?)
「若い選手がどんどん試合に絡むようになってきて、世代交代はなかなかうまくいかないことも多いと思います。ですが、若い選手を使うことによってどんどん成果が出るようになっていくと僕は思っていますので、今は我慢する時期かなと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額300円/税別)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
レッズは前半に岩武克弥が得たPKを興梠慎三が決めて先制したが、後半に3点を奪われて1-3で敗れた。
立ち上がりは川崎にボールを多く保持されたものの、しっかりと守備を整えて試合を進める。
すると10分、興梠が敵陣でボールを奪ったことをきっかけとし、宇賀神友弥のクロスのこぼれ球をヘディングでつないだ岩武がゴール前に猛然と走って再びこぼれ球を拾うと、相手GKに倒されてPKを獲得した。
PKのキッカーは興梠。冷静に相手GKの逆を突き、ゴール左隅へ決めた。11分の興梠のゴールはレッズに先制点をもたらすと共に、9年連続2桁ゴールを達成。さらにJ1リーグ通算得点ランキング3位に並ぶ157ゴール目となった。
リードした後も川崎にボールを持たれる時間が続いたが、先制前と変わらず堅い守備を築く。パスをつながれても相手のセンターフォワードである小林 悠にほとんどボールを入れさせない。ペナルティーエリア内でパスをつながれることもあったが、今季初先発となった阿部勇樹やDF陣が最終局面で体を張って失点を許さない。
42分にはコーナーキックからジェジエウにヘディングシュートを打たれたが、ゴール前の岩武がヘディングでクリア。43分にはこぼれ球を小林に押し込まれそうになったが、岩波拓也がゴール寸前でクリアした。45分にはゴール前で守田英正にシュートを打たれたが、今度は西川周作がファインセーブ。気迫のこもった守備で失点を許さず、リードを守って前半を終えた。
後半の立ち上がりもスペースを空けずに守っていたレッズだったが、53分、守田にミドルシュートを決められてしまう。さらに59分には三笘 薫、61分には小林に立て続けにゴールを決められてしまった。
その後は選手交代を使いながら攻撃に出る時間を増やしていく。79分にはボールを奪ってから素早い攻撃を展開し、最後は途中出場の山中亮輔がミドルシュートを放ったが、相手のブロックに阻まれた。
その後失点は許さなかったものの、ゴールを奪うことはできず、1-3でタイムアップを迎えた。
次戦は12月19日(土)14時に埼玉スタジアムでキックオフする今季最終戦、Jリーグガイドラインにおける厳戒態勢ステップ3【50パーセントを上限とする(1席空け)、ビジター席あり】を適用、かつ段階的に収容人数を引き上げていくという埼玉県の方針に則り、約24,000人で行われる北海道コンサドーレ札幌戦【MATCH PARTNER 三菱自動車】に臨む。
【興梠慎三】
(試合全体の感想はどうか?)
「良い時間帯で得点できたことはすごく良かったと思います。ただ、相手に押し込まれて耐える時間が多くなるということは試合が始まる前から想定していましたが、厳しい試合だったと思います」
(9年連続2桁ゴールをPKで決めたが?)
「ゴールはPKでしたが、PKを任されることが多い中でチームのために確実に仕留めるという意味では冷静に決められてすごくうれしい思いはあります。昔は阿部ちゃん(勇樹)がPKを蹴っていて、若い僕に託してくれましたが、自分ももう若い人に託そうと思っていて、武田(英寿)に蹴らせようと思いました。ただ、そこで外したことを考えたら、彼に責任がのし掛かると思ってやめました。チームメートがああやって僕にプレゼントをくれたのかなと思います」
(9年連続2桁ゴールを達成したということについてはどうか?)
「チームメートにすごく感謝しています。今まで応援してくれたファン・サポーターに本当に心から感謝しています」
(興梠選手はエースと言われることについて2桁ゴールにこだわっていたと思うが、こだわりながら達成できたということについてはどう感じているか?)
「こだわっているということはないですが、浦和レッズでFWとして出ている以上、最低限2桁は取らないといけないと個人的に思っています。最低限のことができたかな、というだけですね」
(ファン・サポーターに感謝したいという話もあったが、ファン・サポーターの前でプレーできるのも今季は次の北海道コンサドーレ札幌戦が最後になる。試合に向けての意気込みはどうか?)
「本当に情けない試合が続いている中、一生懸命応援してくれているファン・サポーターのために最後は勝利で終えたいという気持ちは選手一人ひとりが持っていると思います。全力で最終節を戦いたいと思います」
(今日のゴールは「チームメートがプレゼントをくれた」と言っていたが、2桁ゴールもチームメートに支えられて達成できたという気持ちが強いのか?)
「僕自身、一人で打開してゴールを決めるタイプではないですし、誰かがアシストしてくることでゴールを取ることができますので、チームメートには感謝しています」
(チームの成績は苦しい状況が続いていることについてはどう受けて止めているのか?)
「若い選手がどんどん試合に絡むようになってきて、世代交代はなかなかうまくいかないことも多いと思います。ですが、若い選手を使うことによってどんどん成果が出るようになっていくと僕は思っていますので、今は我慢する時期かなと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
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