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第22節 vs 大分「アウェイで攻勢に出るも勝ち点得られず」

10日、浦和レッズはアウェイの昭和電工ドーム大分で明治安田生命J1リーグ 第22節 大分トリニータ戦に臨んだ。

レッズは、12分に失点を喫すると、その後はボールを支配し攻勢に試合を進めたゴールを奪えず、0-1で敗れた。

立ち上がりは両者が縦に速い展開を見せながら、徐々にレッズがボールを支配していったが、12分、中盤のルーズボールを拾われてレッズの右サイドから上がったボールを旧浦和市出身の町田也真人に頭で押し込まれ、先制を許した。

失点を喫した直後は攻撃に出ようとした際にボールを失うシーンも見られ、23分には下田北斗にミドルシュートを打たれたが、枠内に飛んでくるボールを大分県出身の西川周作がファインセーブ。追加点を許さない。

時間が経過していくとレッズが圧倒的にボールを支配する展開になり、前半の終盤に差し掛かるとボールを動かす位置も高くなる。アディショナルタイム2分には敵陣でボールを奪った柴戸 海がミドルシュートを放ったが、ボールはわずかに枠の左に外れて前半を終えた。

後半開始と共に柴戸に代わって杉本健勇がピッチへ。小泉佳穂がボランチに下がり、杉本がキャスパー ユンカーと並ぶツートップでゴールを狙う。

47分には伊藤敦樹がスルーパスを送ると、右サイドの裏に抜け出した田中達也がワンタッチでクロス。これをゴール前に走り込んだ左サイドバックの明本考浩が左足アウトで合わせたが、わずかに枠の左に外れた。

55分には伊藤の縦パスを杉本が収めると、走り込んだ汰木康也がシュート。57分には伊藤が左サイドの裏へスルーパスを送ると、明本がワンタッチでクロスを入れ、キャスパーがニアで潰れると、小泉がシュート。いずれも相手に阻まれたが、前半以上に迫力のある攻撃からのフィニッシュを増やしていった。

その後も敵陣でボールをまわす時間を増やしていき、75分には小泉のパスを受けた杉本がターンしてから左足でミドルシュートを放つ。枠内に飛んだ強烈なシュートだったが、相手GKのセーブに遭ってゴールは奪えない。

79分には2枚代え。汰木に代わって関根貴大、キャスパーに代わって興梠慎三がピッチに入った。

その後も攻め続けたレッズの選手たちだったが、最後までゴールを奪うことはできず、0-1のままタイムアップのホイッスルを聞いた。

これから約1ヵ月間の中断期間に入り、次戦は8月9日(月・休)にアウェイの札幌ドームで行われる、明治安田生命J1リーグ 第23節 北海道コンサドーレ札幌戦となる。

【小泉佳穂】
(前半は汰木康也選手や明本考浩選手に相手が食いついた、その後ろに入ろうという仕草を見せていたと思うが、狙いにしていたのか?)
「いつもそのスペースを狙っていますが、相手がしっかり固めてくる、スライドしてスペースを消してくるやり方でしたので、狭いところでボールを受けたときの個人的なクオリティーがかなり雑だったといいますか、実力がないというところです。

あとはチームとして相手を引き出してうまくスペースを空けることがまだまだ成熟していません。うまく崩しきれませんでした」

(後半は一列下がって前を向いてプレーすることが多かったと思うが、サイドをうまく使えた理由は?)
「相手が真ん中を固めてきていましたので、崩すならサイドからというところでした。後半の特に最初の20分くらいは、意図した形で数的優位や位置的な優位を生かしていいチャンスをいくつかつくれたと思っています」

(前半と後半で流れが変わったのは、レッズが変えたという印象が強いのか?それとも大分トリニータが変わったという印象が強いのか?)
「前半からボールを保持する時間が長かったですし、(大分の)スライドや守備の堅さはだんだん追いつかなくなってくるところが出てくると思っていました。その中で自分たちも意図してやり方を変えて、僕や汰木(康也)選手が多くボールを触り、ボールを引き出すような形にした結果、チャンスは多少つくれたと思っています」

(「個人的なクオリティーが雑だった」という話もあったが、そこから今回の大分のような相手を崩し切ってゴールを奪うためには、中断期間に取り組むことも含めてどうしていきたいと考えているか?)
「まだまだ僕自身、試合ごとに差があります。いいときはいいですが、まだパフォーマンスが安定していませんし、今のフォーメーションや今のやり方ですと、僕のところが生命線ですが、メンタルやフィジカルや技術、全ての詰めが甘いですし、力不足なところが大いにあります。今日のような経験をして、中断期間でまたしっかりと自分を見つめ直したいです。

チームどうこうもそうですが、まずは自分がいいプレーをしないとチームを引っ張っていく存在にもなれません。前半戦はチームを勝たせることがそんなにできませんでしたので、今一度見つめ直して、いい準備をしていい形で後半戦に臨みたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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