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岩波が大久保東小学校でオンライン授業を実施

13日、岩波拓也がさいたま市立大久保東小学校の6年生に向けて、オンライン授業「レッズ先生」を実施した。





本企画は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、コロナ禍で通常通りの生活を行うことができないホームタウンの子供たちのために実施された。

授業では「拓也先生」と 呼ばれ、サッカーを始めたころからプロサッカー選手になる夢を実現させるまでを夢年表に沿って話した岩波。「プロサッカー選手の夢がかなって、それをかなえるとまた、『新しい夢』、『目標』ができました。U-23日本代表のメンバーまではいきましたが、試合に出ることはかなわず悔しい思いをしました。その悔しさをもって、次の夢に向かい、今は浦和レッズでプレーしています」と自身の夢について語りながら、子供たちに「たくさんの挫折、悔しい思いで、夢や目標を見失うことがあっても、諦めずに努力を続けて行けば、その先には、目標や夢をつかめることがあると思います」とメッセージを送った。

また、子供のころにサッカーを教えてくれていた父親が厳しく、よく怒られていたが、「自分の道は自分で切り開け!」という父親からいつも言われていた言葉が心に残り続けていることを例に挙げ、「みなさんも今は、お父さんやお母さんの言うことが嫌なときもあると思いますけど、お父さんとお母さんは偉大だと思いますし、絶対的だと思います」と両親の大切さを子供たちに教えた。





質疑応答の時間では、子供たちから「自分の夢を叶えるために一番すべきことは?」と聞かれると、「継続するということ。毎日苦しいこともあると思いますけど、その自分の夢に向かって、例えばサッカーなら練習を毎日続ける、その夢から自分の夢をイメージして、毎日努力を続けるということが一番難しくて一番大切だと思います」と誠実に返答した。

さらに「もう無理だと思ったときはどうすればいいですか?」という質問には、「小中学生のときはサッカー選手になれないと思いましたが、その夢を諦めたくないという思いがありました。そして、お父さんとお母さんのためにもサッカー選手になって恩返したいという思いで、もう無理だと思ってもそこからまたはい上がってサッカーを楽しい、うまくなることを意識しながらがんばりました」と、実体験から夢を諦めないこと、誰かのためにがんばることの大切さを説いた。

最後に岩波が「1日1日を大切にして、夢や目標に向かって努力し続けて欲しいなと思います」とメッセージを送り、全員で記念撮影をして約50分の授業を終えると、子供たちは「諦めなければなんでもできるという言葉が勇気になって、これからもサッカーを続けて行きたいという気持ちになりました」、「いつも試合の時にメンタルが弱いのですが、拓也先生の話を聞いてとても参考になりました」と感想を話すなど、岩波の教えを受け止めてくれている様子だった。



直接ふれあえるその日まで、画面越しではありますが『レッズ先生』は、子どもたちへ夢や希望、勇気を与えるメッセージを発信し続けます。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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