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江坂「自分たちの力を全て出して勝ちにいきたい」
22日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022 グループステージ MD4 大邱FC(韓国)戦を2日後に控え、江坂 任がオンラインでメディアからの質問に答えた。
【江坂 任】
(ACLグループステージ3試合を終えて2勝1敗という結果だが、手応えはどうか?)
「1試合目(ライオン・シティ・セーラーズ戦)、2試合目(山東泰山戦)はいい試合ができたと思いますし、複数得点もできて良かったと思いますが、昨日の試合は相手の5-4-1を崩しきれなかったところに課題があると思います。失点もしてしまいましたので、改善点が見えたと思います」
(江坂選手自身の調子はどうか?疲労がたまっているのではないか?)
「山東泰山戦は出ていませんし、疲労はそこまで感じていません」
(ここまでの戦いでACLらしさを感じたことはあったか?)
「昨日の大邱FC戦はACLらしかったと思います。相手が対日本ということもありましたし、3試合目でしたが相手が強度高く戦ってくる中で、割り切ったサッカーもしてきました。外国籍選手に一発でやられてしまったということも含め、ACLらしさを感じました。逆に自分たちはACL慣れしていない選手が多い中で、そういう部分は出たと思います」
(レッズで数少ないACL経験者だが、チームメートに伝えていることはあるのか?)
「綺麗なサッカーだけでは勝てないということは昨日感じた選手も多かったと思いますし、強引に突破しなければいけないこともあると思います。そういうところは伝えていきたいと思います」
(江坂選手は柏レイソルに在籍していた2018年にACLの経験があり、昨年は日本代表として韓国代表と対戦したが、突破されそうになったときに引っ張ったり足を蹴ったりして止めればいいというプレーをしてくるところもある相手だと思う。そういう相手に対して、ひるまずに戦えるかが大事だと思うが、実際にピッチでプレーしていてどう感じたか?)
「闘うところは負けてはいけませんし、負けないように闘わなければいけないと全員が感じたと思います。自分としても柏や日本代表で対戦していますが、荒削りにやってくる部分を逃げずにうまく闘いながら、ゴールを目指さなければいけないと感じていました。それを昨日はチームとしてうまく出せなかったですし、初めて韓国のチームと対戦する選手も何人もいましたので、昨日の経験をあさっての試合に生かさないといけないと思います」
(昨日は前半に80パーセントほどボールを保持する時間もあったが、ボールを持てているという感触と誰かが無理をしないと崩せないというところをどう感じていたか?)
「選手間でも話しましたが、前半はあれだけのボールを持ちながらシュートは1本でしたので、持たされていた感覚がありましたし、相手の脅威になるような持ち方や運び方はできていませんでした。後半になってそういう部分をもった(ダヴィド)モーベルグ選手や関根(貴大)選手、明本(考浩)選手が入って勢いが出ましたので、個人の強引な突破がないと引いた相手に対しては難しいと感じました」
(次の試合で引き分けると残り2試合で勝利しても首位になれないかもしれないが、昨日の試合を踏まえて大邱FCに勝つために意識したいことは?)
「綺麗なサッカー、つなぐサッカーだけではなく、ゴールに向かうサッカーをしなければいけないと感じました。相手を出させるために、シュートを積極的に打つことも今の自分たちの課題でもありますし、そこは意識していきたいと思います」
(大邱FCの守備はコンパクトなブロックだったと思うが、江坂選手からはポジションを下げて攻撃の起点を作ろうという意識が見えた。どのように崩していこうとイメージしていたのか?)
「相手の26番の選手(イ ジニョン)が自分のことを警戒して出てきていましたので、一度出てその選手をつり出した後に中に潜っていければという意図で一度ボールを触りにいって相手を動かそうとしていました。ですが、コンパクトにやられてしまいましたし、動かした後も頑張って相手は戻っていたので、効果的に動かせなかったということではもう少し工夫が必要だったと思います」
(引いた相手に対する有効な手段としてセットプレーがあると思うが、どう考えているか?)
「セットプレーでゴールを取れると楽になると思いますし、昨日も岩波(拓也)選手から酒井(宏樹)選手につないだ惜しい場面がありました。そういうところでゴールを取れればというところでした。前半からセットプレーの回数を増やすために、もっとゴールに迫るプレーができていればよかったと感じます」
(大邱FCは自信を持って同じような戦いをしてくると思うが、24日の試合で大事にしたいことは?)
「一番は大胆にやることだと思います。自分たちがやろうとしているポゼッションサッカーだけでは崩しきれない部分もありますので、大胆にゴールに迫ったり、シンプルにクロスを上げたりして、相手を動かさなければいけないと思います」
(チームとして強引なプレー、個人で仕掛けることが必要だという話だったが、江坂選手が一番出せるのはどんなものか?)
「昨日の後半のように間で受けて、キャスパー(ユンカー)選手とのコンビネーションで崩したり、自分がクロスに入っていったりするところだと思います。その中で自分も強引さを出していきたいと思います」
(江坂選手は狭いスペースにもワンタッチで入っていけると思うが、ドリブルを仕掛けることが大事な中でもワンタッチを織り交ぜていきたい気持ちはあるか?)
「昨日もワンタッチのフリックでキャスパー選手を何度か狙っていましたが、うまく合わない場面もありました。それを合わせていき、ワンタッチのパスがうまく通れば相手のコンパクトな守備も剥がせると思います。それは自分に求められていることだと思います」
(手前に引いたり全体的に幅を取ったりしながら、中で相手を引きつけなければ空いてこないと思うが、中にいながらマークをずらしたり、マークが厳しくてもボールを受けて前を向く役割についてどう考えているか?)
「昨日の後半も何度か(アレクサンダー)ショルツ選手が厳しいボールを出してくれて、そこからチャンスを作ることもできましたので、自分が消えずに嫌なポジションを取り続けることは大事です。他の選手が大胆にプレーするところも含めて、自分のポジショニングも大事だと思います」
(疲労はそこまで感じていないという話だったが、連戦や高温多湿の中で疲労がたまらないように工夫していることはあるのか?)
「特にはありませんが、睡眠をしっかり取るようにしています。夜しっかりと寝られるように、昼寝はあまりしないようにしています。あとは思い詰めないといいますか、いろいろな選手とサッカーのことだけではないコミュニケーションも取りながら、リラックスできる時間も作れています。ホテル生活の中でずっと一人でいるよりは、できるだけいろいろな選手とコミュニケーションを取るようにしています」
(ホテルでの共同生活はコミュニケーションを取りやすいと思うが、ピッチ外を含めてチームの仲が深まっている感触はあるか?)
「仲が深まることもそうですし、プレー中に起きたことに対してやチームの状況、雰囲気のところでどうかということもいろいろな選手と話せています。それを擦り合わせることができているのは、同じ時間を過ごしているメリットだと思います。自分も年齢が上の方になってきましたし、試合にも多く出させてもらっていますので、チームを良くするために、プライベートな話も含めて、いろいろな選手と話ができていると思います」
(今回のACLではファン・サポーターが声を出して応援することができているが、レッズのファン・サポーターの声援やチャントを聞いてどう感じているか?)
「久しぶりにファン・サポーターの応援を聞きましたし、レッズの応援は初めて聞きましたが、ウォームアップ中から鳥肌が立つくらいの応援をしてくれています。タイにあれだけの人数が来てくれているのは本当に心強いですし、しっかりと1位で通過できるように、共に闘って、いい試合をしたいと思います」
(ACLに入ってから1戦目、2戦目とJ1リーグの強豪と比べるとやりやすい相手と対戦し、大量得点を取って手応えがあったと思うが、その後に強度の高い相手を対戦して戸惑うようなことはあったのか?)
「1試合目、2試合目よりも徹底してきたと思います。1試合目と2試合目も相手は守りに入っていましたが、大邱FCの方がもっと守備に集中していたと思いますし、ワンチャンスをものにするというくらいの守備をしていましたので、その違いはあったと思います」
(海外チームとの対戦が少なかった選手が多いが、今回の試合の後に変化を感じているか?)
「1試合目、2試合目で、できたとういう感覚の選手が多いと思いますし、大邱FCに対して、その感覚で行けると思った選手もいたと思います。韓国のチームは違いを見せてくるとみんなが感じたと思います。それを次の試合に生かしていきたいです」
(同じ相手との連戦はやりやすいのか?やりにくいのか?)
「やってみないと分かりませんが、自分たちは負けて悔しさがある中ですぐにでもたたきたいと思っています。そういう意味では、すぐにやって勝ちたいという気持ちがあります。やりやすいというよりは、早く試合をして勝ちたい、やり返したいとみんなが思っていると思います」
(あらためて24日の大邱FC戦の意気込みは?)
「昨日0-1で負けて、みんなが悔しい思いをしました。その相手とすぐにまた対戦できるということで、みんなもやり返したいと思っているはずです。自分も本当に悔しかったですし、グループ首位で突破するためにも絶対に落とせない試合です。韓国のチームに2連敗したくないので、自分たちの力を全て出して勝ちにいきたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
【江坂 任】
(ACLグループステージ3試合を終えて2勝1敗という結果だが、手応えはどうか?)
「1試合目(ライオン・シティ・セーラーズ戦)、2試合目(山東泰山戦)はいい試合ができたと思いますし、複数得点もできて良かったと思いますが、昨日の試合は相手の5-4-1を崩しきれなかったところに課題があると思います。失点もしてしまいましたので、改善点が見えたと思います」
(江坂選手自身の調子はどうか?疲労がたまっているのではないか?)
「山東泰山戦は出ていませんし、疲労はそこまで感じていません」
(ここまでの戦いでACLらしさを感じたことはあったか?)
「昨日の大邱FC戦はACLらしかったと思います。相手が対日本ということもありましたし、3試合目でしたが相手が強度高く戦ってくる中で、割り切ったサッカーもしてきました。外国籍選手に一発でやられてしまったということも含め、ACLらしさを感じました。逆に自分たちはACL慣れしていない選手が多い中で、そういう部分は出たと思います」
(レッズで数少ないACL経験者だが、チームメートに伝えていることはあるのか?)
「綺麗なサッカーだけでは勝てないということは昨日感じた選手も多かったと思いますし、強引に突破しなければいけないこともあると思います。そういうところは伝えていきたいと思います」
(江坂選手は柏レイソルに在籍していた2018年にACLの経験があり、昨年は日本代表として韓国代表と対戦したが、突破されそうになったときに引っ張ったり足を蹴ったりして止めればいいというプレーをしてくるところもある相手だと思う。そういう相手に対して、ひるまずに戦えるかが大事だと思うが、実際にピッチでプレーしていてどう感じたか?)
「闘うところは負けてはいけませんし、負けないように闘わなければいけないと全員が感じたと思います。自分としても柏や日本代表で対戦していますが、荒削りにやってくる部分を逃げずにうまく闘いながら、ゴールを目指さなければいけないと感じていました。それを昨日はチームとしてうまく出せなかったですし、初めて韓国のチームと対戦する選手も何人もいましたので、昨日の経験をあさっての試合に生かさないといけないと思います」
(昨日は前半に80パーセントほどボールを保持する時間もあったが、ボールを持てているという感触と誰かが無理をしないと崩せないというところをどう感じていたか?)
「選手間でも話しましたが、前半はあれだけのボールを持ちながらシュートは1本でしたので、持たされていた感覚がありましたし、相手の脅威になるような持ち方や運び方はできていませんでした。後半になってそういう部分をもった(ダヴィド)モーベルグ選手や関根(貴大)選手、明本(考浩)選手が入って勢いが出ましたので、個人の強引な突破がないと引いた相手に対しては難しいと感じました」
(次の試合で引き分けると残り2試合で勝利しても首位になれないかもしれないが、昨日の試合を踏まえて大邱FCに勝つために意識したいことは?)
「綺麗なサッカー、つなぐサッカーだけではなく、ゴールに向かうサッカーをしなければいけないと感じました。相手を出させるために、シュートを積極的に打つことも今の自分たちの課題でもありますし、そこは意識していきたいと思います」
(大邱FCの守備はコンパクトなブロックだったと思うが、江坂選手からはポジションを下げて攻撃の起点を作ろうという意識が見えた。どのように崩していこうとイメージしていたのか?)
「相手の26番の選手(イ ジニョン)が自分のことを警戒して出てきていましたので、一度出てその選手をつり出した後に中に潜っていければという意図で一度ボールを触りにいって相手を動かそうとしていました。ですが、コンパクトにやられてしまいましたし、動かした後も頑張って相手は戻っていたので、効果的に動かせなかったということではもう少し工夫が必要だったと思います」
(引いた相手に対する有効な手段としてセットプレーがあると思うが、どう考えているか?)
「セットプレーでゴールを取れると楽になると思いますし、昨日も岩波(拓也)選手から酒井(宏樹)選手につないだ惜しい場面がありました。そういうところでゴールを取れればというところでした。前半からセットプレーの回数を増やすために、もっとゴールに迫るプレーができていればよかったと感じます」
(大邱FCは自信を持って同じような戦いをしてくると思うが、24日の試合で大事にしたいことは?)
「一番は大胆にやることだと思います。自分たちがやろうとしているポゼッションサッカーだけでは崩しきれない部分もありますので、大胆にゴールに迫ったり、シンプルにクロスを上げたりして、相手を動かさなければいけないと思います」
(チームとして強引なプレー、個人で仕掛けることが必要だという話だったが、江坂選手が一番出せるのはどんなものか?)
「昨日の後半のように間で受けて、キャスパー(ユンカー)選手とのコンビネーションで崩したり、自分がクロスに入っていったりするところだと思います。その中で自分も強引さを出していきたいと思います」
(江坂選手は狭いスペースにもワンタッチで入っていけると思うが、ドリブルを仕掛けることが大事な中でもワンタッチを織り交ぜていきたい気持ちはあるか?)
「昨日もワンタッチのフリックでキャスパー選手を何度か狙っていましたが、うまく合わない場面もありました。それを合わせていき、ワンタッチのパスがうまく通れば相手のコンパクトな守備も剥がせると思います。それは自分に求められていることだと思います」
(手前に引いたり全体的に幅を取ったりしながら、中で相手を引きつけなければ空いてこないと思うが、中にいながらマークをずらしたり、マークが厳しくてもボールを受けて前を向く役割についてどう考えているか?)
「昨日の後半も何度か(アレクサンダー)ショルツ選手が厳しいボールを出してくれて、そこからチャンスを作ることもできましたので、自分が消えずに嫌なポジションを取り続けることは大事です。他の選手が大胆にプレーするところも含めて、自分のポジショニングも大事だと思います」
(疲労はそこまで感じていないという話だったが、連戦や高温多湿の中で疲労がたまらないように工夫していることはあるのか?)
「特にはありませんが、睡眠をしっかり取るようにしています。夜しっかりと寝られるように、昼寝はあまりしないようにしています。あとは思い詰めないといいますか、いろいろな選手とサッカーのことだけではないコミュニケーションも取りながら、リラックスできる時間も作れています。ホテル生活の中でずっと一人でいるよりは、できるだけいろいろな選手とコミュニケーションを取るようにしています」
(ホテルでの共同生活はコミュニケーションを取りやすいと思うが、ピッチ外を含めてチームの仲が深まっている感触はあるか?)
「仲が深まることもそうですし、プレー中に起きたことに対してやチームの状況、雰囲気のところでどうかということもいろいろな選手と話せています。それを擦り合わせることができているのは、同じ時間を過ごしているメリットだと思います。自分も年齢が上の方になってきましたし、試合にも多く出させてもらっていますので、チームを良くするために、プライベートな話も含めて、いろいろな選手と話ができていると思います」
(今回のACLではファン・サポーターが声を出して応援することができているが、レッズのファン・サポーターの声援やチャントを聞いてどう感じているか?)
「久しぶりにファン・サポーターの応援を聞きましたし、レッズの応援は初めて聞きましたが、ウォームアップ中から鳥肌が立つくらいの応援をしてくれています。タイにあれだけの人数が来てくれているのは本当に心強いですし、しっかりと1位で通過できるように、共に闘って、いい試合をしたいと思います」
(ACLに入ってから1戦目、2戦目とJ1リーグの強豪と比べるとやりやすい相手と対戦し、大量得点を取って手応えがあったと思うが、その後に強度の高い相手を対戦して戸惑うようなことはあったのか?)
「1試合目、2試合目よりも徹底してきたと思います。1試合目と2試合目も相手は守りに入っていましたが、大邱FCの方がもっと守備に集中していたと思いますし、ワンチャンスをものにするというくらいの守備をしていましたので、その違いはあったと思います」
(海外チームとの対戦が少なかった選手が多いが、今回の試合の後に変化を感じているか?)
「1試合目、2試合目で、できたとういう感覚の選手が多いと思いますし、大邱FCに対して、その感覚で行けると思った選手もいたと思います。韓国のチームは違いを見せてくるとみんなが感じたと思います。それを次の試合に生かしていきたいです」
(同じ相手との連戦はやりやすいのか?やりにくいのか?)
「やってみないと分かりませんが、自分たちは負けて悔しさがある中ですぐにでもたたきたいと思っています。そういう意味では、すぐにやって勝ちたいという気持ちがあります。やりやすいというよりは、早く試合をして勝ちたい、やり返したいとみんなが思っていると思います」
(あらためて24日の大邱FC戦の意気込みは?)
「昨日0-1で負けて、みんなが悔しい思いをしました。その相手とすぐにまた対戦できるということで、みんなもやり返したいと思っているはずです。自分も本当に悔しかったですし、グループ首位で突破するためにも絶対に落とせない試合です。韓国のチームに2連敗したくないので、自分たちの力を全て出して勝ちにいきたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】