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リカルド ロドリゲス監督 横浜FM戦試合後会見
明治安田生命J1リーグ 第11節 横浜F・マリノス戦【MATCH PARTNER 三菱自動車】 試合後のコメント
「前半は非常に苦戦しました。相手の3ゴールとも、3発3中と言いますか、それだけ入ってしまいました。戦術的に修正しなければいけない状況がありました。特に守備のところでは形も変えながら、それで少しだけ相手に攻め込ませない、押し込まれないような形をとれたのかな、と思います。
後半に関しては、リスクを冒して前から行くやり方にして、できるだけ早く1点目を取りたいと話していました。それを実際に選手たちが実現してくれて、1点取った後も2つほどチャンスがありました。それは決められずに時間がたってしまったのですが、しっかりと2点目を決めてくれて、それから3点目も取れました。もしかしたら4点目というところまで、選手たちはやってくれたと思っています。
ただもちろん、相当なリスクをかけながらの攻撃、やり方であったので、F・マリノス側にも1本や2本決められてもおかしくない場面をつくられてしまいましたが、そこを西川(周作)や守備陣、選手全員が体を張りながらしっかりと守ってくれたと思っています。
今回のやり方、戦い方はすごく良かったと思っています。選手たちが最後の最後まで全てをピッチに出し尽くしてくれた、そのスピリットがすごく良かったと思います。そこに感謝しています。そして我々は、これを残ったシーズン、リーグの試合で活用して戦っていければと思っています」
[質疑応答]
(前半は右サイドをかなり破られていて、馬渡和彰選手とアレクサンダー ショルツ選手の間をどうするのか、小泉佳穂選手が馬渡選手の外に出るのかがはっきりしないまま2失点し、そこから修正したと思う。事前の準備がうまくはまっていなかったのか、予定通りのことを選手がうまく表現しきれなかったのか?)
「相手のやり方ははっきりしているので、事前に分かってはいました。その対策もしていましたが、それをなかなか止めきれなかったと思っています。相手の質も高く、選手たちはその中でも最大限を尽くしながらやっていましたが、形を変えて5枚のディフェンスにして、馬渡、関根(貴大)が5枚のワイド、サイドでディフェンスをする役割にしたことで、相手に押し込まれることが少なくなったと思います。その中でも選手たちはしっかりとピッチで修正し、後半は(キャスパー)ユンカー、アレックス(シャルク)の2人が前から追って、相手のボランチのところも中盤の(平野)佑一、小泉、柴戸(海)がうまく対応してくれたと思っています。
攻撃のところでは相手にはまらないように、中盤の3人が立ち位置を変えながらやれたと思います。ただ、横浜F・マリノスは質と回数も多く繰り返してくるので、そこを止めきれなかったと思います」
(また引き分けとなったが、これまでの引き分けとは意味が大きく違うと思う。今日の引き分けが飛躍のきっかけになるか?)
「非常に価値のある勝ち点だったと思います。状況も状況でしたし、対戦相手の力を考えると、とても価値のある勝ち点1だと思っています。横浜F・マリノス相手に0-3で負けているところから追いつくことができた、これは簡単なことではないと思います。チームがあれだけピッチの上で全てを出し尽くすことをしてくれたので、実現できた結果だと思います。これを我々にとって、良い意味で自信につなげていければと思っています。この試合だけではなく、残りの試合でもこの試合を有効活用して気持ちを出していければ、試合に勝つことも増えてくるでしょう。ですから今回の試合は、勝ち点1ですけど勝利のような価値のある試合だと思っています」
(浦和レッズ最大の戦術は、熱狂的なファン・サポーターが陣取る満員のスタジアムだと思う。サッカーはもっとシンプルだと思うが、リカルド(ロドリゲス)監督のサッカーは非常に分かりづらいと思う。今日の得点のようにシンプルなサッカー、得点が生まれるようなサッカーを見せてもらうことはできないのか?)
「もしかしたら、そうかもしれません。我々にとって、戦術が複雑なところはあるかもしれません。今日のように簡単にプレーすることによって生まれる得点ももちろんあると思いますし、その中で3点取れたと思います。私のやるサッカーが複雑なところはあると思いますが、もちろん試合の中ではそういったことが必要になってくる場面もありますし、それをすることによって勝利を手繰り寄せることもできます。もちろん、そういったところも考慮しながら進めていくこともあります。ただ、やってきたこと、積み重ねもあると思っています」
(試合終盤、西川周作選手がパントキックを蹴った場面があったが、西川選手がパントキックをつなげてシンプルにゴールを狙うような場面はしばらくつくり出すことができていない。その一つだけでも観客は沸くと思うし、得点機会も増えると思うが?)
「そうではない、とは思いません。我々もああいう状況はあったかもしれませんが、あのときにああいうふうにリスクを冒す場面もあったり、ときには2トップが前線にいて背後に出たり、そういう縦に速くするところも必要でしょうし、今日のようにリスクを冒しながらプレスに出ていくところも重要だと思っています。その考えについては決して悪くないと思いますし、そのように我々が、勝つためにリスクを冒してやっていくことも必要だと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「前半は非常に苦戦しました。相手の3ゴールとも、3発3中と言いますか、それだけ入ってしまいました。戦術的に修正しなければいけない状況がありました。特に守備のところでは形も変えながら、それで少しだけ相手に攻め込ませない、押し込まれないような形をとれたのかな、と思います。
後半に関しては、リスクを冒して前から行くやり方にして、できるだけ早く1点目を取りたいと話していました。それを実際に選手たちが実現してくれて、1点取った後も2つほどチャンスがありました。それは決められずに時間がたってしまったのですが、しっかりと2点目を決めてくれて、それから3点目も取れました。もしかしたら4点目というところまで、選手たちはやってくれたと思っています。
ただもちろん、相当なリスクをかけながらの攻撃、やり方であったので、F・マリノス側にも1本や2本決められてもおかしくない場面をつくられてしまいましたが、そこを西川(周作)や守備陣、選手全員が体を張りながらしっかりと守ってくれたと思っています。
今回のやり方、戦い方はすごく良かったと思っています。選手たちが最後の最後まで全てをピッチに出し尽くしてくれた、そのスピリットがすごく良かったと思います。そこに感謝しています。そして我々は、これを残ったシーズン、リーグの試合で活用して戦っていければと思っています」
[質疑応答]
(前半は右サイドをかなり破られていて、馬渡和彰選手とアレクサンダー ショルツ選手の間をどうするのか、小泉佳穂選手が馬渡選手の外に出るのかがはっきりしないまま2失点し、そこから修正したと思う。事前の準備がうまくはまっていなかったのか、予定通りのことを選手がうまく表現しきれなかったのか?)
「相手のやり方ははっきりしているので、事前に分かってはいました。その対策もしていましたが、それをなかなか止めきれなかったと思っています。相手の質も高く、選手たちはその中でも最大限を尽くしながらやっていましたが、形を変えて5枚のディフェンスにして、馬渡、関根(貴大)が5枚のワイド、サイドでディフェンスをする役割にしたことで、相手に押し込まれることが少なくなったと思います。その中でも選手たちはしっかりとピッチで修正し、後半は(キャスパー)ユンカー、アレックス(シャルク)の2人が前から追って、相手のボランチのところも中盤の(平野)佑一、小泉、柴戸(海)がうまく対応してくれたと思っています。
攻撃のところでは相手にはまらないように、中盤の3人が立ち位置を変えながらやれたと思います。ただ、横浜F・マリノスは質と回数も多く繰り返してくるので、そこを止めきれなかったと思います」
(また引き分けとなったが、これまでの引き分けとは意味が大きく違うと思う。今日の引き分けが飛躍のきっかけになるか?)
「非常に価値のある勝ち点だったと思います。状況も状況でしたし、対戦相手の力を考えると、とても価値のある勝ち点1だと思っています。横浜F・マリノス相手に0-3で負けているところから追いつくことができた、これは簡単なことではないと思います。チームがあれだけピッチの上で全てを出し尽くすことをしてくれたので、実現できた結果だと思います。これを我々にとって、良い意味で自信につなげていければと思っています。この試合だけではなく、残りの試合でもこの試合を有効活用して気持ちを出していければ、試合に勝つことも増えてくるでしょう。ですから今回の試合は、勝ち点1ですけど勝利のような価値のある試合だと思っています」
(浦和レッズ最大の戦術は、熱狂的なファン・サポーターが陣取る満員のスタジアムだと思う。サッカーはもっとシンプルだと思うが、リカルド(ロドリゲス)監督のサッカーは非常に分かりづらいと思う。今日の得点のようにシンプルなサッカー、得点が生まれるようなサッカーを見せてもらうことはできないのか?)
「もしかしたら、そうかもしれません。我々にとって、戦術が複雑なところはあるかもしれません。今日のように簡単にプレーすることによって生まれる得点ももちろんあると思いますし、その中で3点取れたと思います。私のやるサッカーが複雑なところはあると思いますが、もちろん試合の中ではそういったことが必要になってくる場面もありますし、それをすることによって勝利を手繰り寄せることもできます。もちろん、そういったところも考慮しながら進めていくこともあります。ただ、やってきたこと、積み重ねもあると思っています」
(試合終盤、西川周作選手がパントキックを蹴った場面があったが、西川選手がパントキックをつなげてシンプルにゴールを狙うような場面はしばらくつくり出すことができていない。その一つだけでも観客は沸くと思うし、得点機会も増えると思うが?)
「そうではない、とは思いません。我々もああいう状況はあったかもしれませんが、あのときにああいうふうにリスクを冒す場面もあったり、ときには2トップが前線にいて背後に出たり、そういう縦に速くするところも必要でしょうし、今日のようにリスクを冒しながらプレスに出ていくところも重要だと思っています。その考えについては決して悪くないと思いますし、そのように我々が、勝つためにリスクを冒してやっていくことも必要だと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】