NEWS
「鹿島戦で一番大事なことは勝利を収めること」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 5/20)
5月20日にオンラインで行われた会見でのコメント
(鹿島アントラーズの印象は?特に2トップの印象はどうか?)
「鹿島は決定力の高い2トップがいて、強度の高い、アグレッシブなチームだと思います。ダイナミックなサッカーをプレーしていて、予測が難しいチームだと思います。今年はACL(AFCチャンピオンズリーグ)がなかったこともあり、準備ができているであろうと思っています。シーズンのいいスタートを切っているチームです」
(レッズのビルドアップは人数をかけて前線にボールを運べていると思うが、最後のところで個の力頼みになっている印象もある。個の力頼みということと、日本人選手と外国籍選手の融合の状態をどう見ているか?)
「そこの融合はまだ少し足りない部分があるかもしれません。合流してから長い時間経っていない外国籍選手もいますので、コンセプトなどまだまだこれから高めていかなければいけないこともあると思います。チームとしての全体の融合は、そういった意味ではまだこれから少し時間がかかると思います」
(鹿島の2トップである鈴木優磨選手と上田綺世選手のそれぞれの特徴をどう捉えているか?彼ら2人の関係性で警戒すべきことは?)
「2人とも良いと思います。上田選手は得点ランクでトップに立っていますし、鈴木選手もリーダーシップや強度の高いプレーでチームに貢献し、ゴールも取っています。良いコンビネーションを見せていますし、2人ともゴールを取ってチームに勝ち点をもたらしています。J1リーグの中で最も強力な2トップと言えるかもしれません」
(前節の横浜F・マリノス戦でJリーグホームゲーム来場者1500万人を突破したことへの率直な感想は?日々心強い応援をしてくれる心強いファン・サポーターだと思うが、あらためて彼らに対するおもいは?)
「いつも言っていますが、浦和レッズのサポーターはチームに勝ち点をもたらす存在だと思っています。横浜FM戦でも0-3の状況で応援し続けてくれましたので、あのような結果になったと思います。勝てない試合などがあれば、試合後は厳しく接することもありますが、それは浦和レッズが要求の高いチーム、上を目指さなければいけないチームだからだと思っています。そして我々も、それを分かった上で戦っています。試合中は90分間、ホームでもアウェイでもチームを応援し続け、後押ししてくれます。横浜FM戦はファン・サポーターの方々と一体となって、チームスピリットを見せることができたと思います。しかも横浜F・マリノスというJリーグの中でもベストチームの1つとの対戦で、彼らの情熱が価値ある勝ち点につながったと思います。埼玉スタジアムで、またあのような応援を期待していますし、感謝しています。アウェイゲームやACLのタイにも駆け付けてくれてますし、チームの一部だと思っています」
(今季は両サイドでプレーする選手が仕掛けることができる選手だということはいいことだと思うが、味方が前に3人しかいなくても6人いるところに突っ込んでいくようなこともある選手たちだと思う。もう少し攻撃に厚みをもたせていたのが昨季だったと思うが、そのバランスをどう考えているか?)
「我々がやろうとしていることは変わっていません。ただ、人が変わり、たとえば(ダヴィド)モーベルグ選手が加入して、すぐにいいプレーを見せてくれました。相手が5バックだと少しやりにくい部分はあるかもしれません。松尾(佑介)もサイドでプレーする選手ですが、彼はFWもできます。昨季の選手でしたら、たとえば汰木(康也)選手など、サイドだけではなく中にもいくタイプでしたので、そのような違いがあるかもしれません」
(ボランチを含めてゴール前の攻撃に関わる人数が増える方が成功確率が高くなるように見える場面もあるが、後ろが上がる前に攻撃的な選手が仕掛けることが多いのではないか?)
「システムや選手の特長、あるいは右サイドに右利きを置くか左利きを置くのかによって変わってくると思います。今季の選手の特長として、縦へのプレーを持っていたり、1対1で仕掛ける個人技を持っていたりするので、早めに仕掛けると2列目が遅れることはあると思います。少ない人数でフィニッシュまでもっていけるなら、それは一つのいい形だと思います。それは状況次第だと思います。ペナルティーエリア内に人数が多いことは悪いことではないですが、人数をかけるだけではなく、必要なスペース、必要なポイントに入っていくことが大事だと思います」
(J1リーグの全チームが同じ試合を終わらせてレッズは15位だが、40パーセントくらいが終わった状態で勝ち点が足りていない。これからどうやって勝ち点を伸ばしていきたいと考えているのか?)
「確かに勝ち点が足りない状況です。ドローが6試合続くという流れがあったり、退場者が出ていたり、VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)でゴールが取り消されたり、いろいろなことが起こりました。しばらく負けていないことはポジティブではあるものの、上位を目指すのであれば勝ち、そして連勝していかなければいけないと思います。横浜FM戦でのドローへの持ち込み方が今後勢いをもって勝っていくためのきっかけになればと思っています。(連勝したら選手たちへご馳走する)うなぎをたくさんあげたいと思っています」
(リカルド監督は以前、『レッズは闘えるチーム』だと言っていたが、横浜FM戦も3点差を追いついて非常にファイトしていたし、リカルド監督が例に挙げていたFUJIFILM SUPER CUP 2022の川崎フロンターレ戦や昨季の天皇杯決勝など、特別なゲーム、特別な状況では強さを発揮している。それを普段の試合から出していくためにはどうすればいいと考えているか?)
「闘うという部分は出すようになっていると思います。FC東京戦でも柏レイソル戦でもしっかりと闘っていたと思います。ただ、最後のところ、ゴールを決めるところであと少しということが続いてしまっています。安定してゴールを決め続けることを望んでいますが、チャンス自体はつくっていると思います。チャンスをつくれていない流れでゴールがないのであればもっと心配しますが、より難しかったサンフレッチェ広島戦でもチャンスはつくっていたと思います。勝利に限りなく近いところまで来ていて、あと少し何かが足りないという状況です。それが運なのか、決定力なのか、それとも流れが悪いのか。どのように表現していいかは分かりませんが、横浜FM戦で選手たちが自信を取り戻していれば、その自信がゴールにつながることもあると思います。ゴールを決めることだけが今のチームに足りないことです」
(横浜FM戦は3点差を追いついたということもあり、スタンドが今季一番というくらいに沸いたと思うが、ファン・サポーターの中には起伏の激しい試合を好む人もいれば、逆に今目指している整然としたサッカーを見たいという方も多くいると思う。好みがそれぞれ違うことについてどう感じているか?)
「サッカーをご覧になる方々は、攻撃的なプレーを見て、守備のときもしっかりとプレスをかけるところを見て、いろいろなインスピレーションを得ることができると思います。や選手たちは、サッカーを見ている人のためにプレーしています。私も常に闘うところや攻撃的なサッカーを求めています。それが多い試合もあれば少ない試合もあると思いますが、横浜FM戦ではファン・サポーターの方々が喜んでくれて私もうれしく思っていますが、浦和レッズに関わっている人々の誰もが満足はしていないと思います。全員が勝利を望んでいたと思います。ただ、感動することや、ポジティブな気持ちになることを我々は与え続けていきたいと思っています。スタイルは非常に大事だと思いますが、横浜FM戦では、ハーフタイムにリスクを冒しながらプレーする指示を送りましたので、少し形を崩しながら戦う部分もあったと思います」
(明日21日に埼玉スタジアムで行われる鹿島アントラーズ戦は、ホーム3連戦の3試合目であり、『30周年記念試合』として開催される。これまで重要な試合で何度も対戦してきた鹿島と特別な試合を戦うことに関しての意気込みはどうか?)
「私が浦和レッズに加入したとき、すぐに聞かされたことは、浦和レッズのファン・サポーターの方々は鹿島を大きなライバルとして見ていて、鹿島戦での勝利を非常に喜ぶということでした。次の試合でも昨季みたいにいいゲームをプレーしたいと思いますが、一番大事なことは勝利を収めることだと思います。希望を持ってスタジアムを後にしてもらいたいです。チームとしてしっかりとまとまってプレーし、勝利を収めたいと思います。勝利はどの試合でも大事ですが、ファン・サポーターの方々にとって鹿島戦での勝利はさらに大きな価値があると思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(鹿島アントラーズの印象は?特に2トップの印象はどうか?)
「鹿島は決定力の高い2トップがいて、強度の高い、アグレッシブなチームだと思います。ダイナミックなサッカーをプレーしていて、予測が難しいチームだと思います。今年はACL(AFCチャンピオンズリーグ)がなかったこともあり、準備ができているであろうと思っています。シーズンのいいスタートを切っているチームです」
(レッズのビルドアップは人数をかけて前線にボールを運べていると思うが、最後のところで個の力頼みになっている印象もある。個の力頼みということと、日本人選手と外国籍選手の融合の状態をどう見ているか?)
「そこの融合はまだ少し足りない部分があるかもしれません。合流してから長い時間経っていない外国籍選手もいますので、コンセプトなどまだまだこれから高めていかなければいけないこともあると思います。チームとしての全体の融合は、そういった意味ではまだこれから少し時間がかかると思います」
(鹿島の2トップである鈴木優磨選手と上田綺世選手のそれぞれの特徴をどう捉えているか?彼ら2人の関係性で警戒すべきことは?)
「2人とも良いと思います。上田選手は得点ランクでトップに立っていますし、鈴木選手もリーダーシップや強度の高いプレーでチームに貢献し、ゴールも取っています。良いコンビネーションを見せていますし、2人ともゴールを取ってチームに勝ち点をもたらしています。J1リーグの中で最も強力な2トップと言えるかもしれません」
(前節の横浜F・マリノス戦でJリーグホームゲーム来場者1500万人を突破したことへの率直な感想は?日々心強い応援をしてくれる心強いファン・サポーターだと思うが、あらためて彼らに対するおもいは?)
「いつも言っていますが、浦和レッズのサポーターはチームに勝ち点をもたらす存在だと思っています。横浜FM戦でも0-3の状況で応援し続けてくれましたので、あのような結果になったと思います。勝てない試合などがあれば、試合後は厳しく接することもありますが、それは浦和レッズが要求の高いチーム、上を目指さなければいけないチームだからだと思っています。そして我々も、それを分かった上で戦っています。試合中は90分間、ホームでもアウェイでもチームを応援し続け、後押ししてくれます。横浜FM戦はファン・サポーターの方々と一体となって、チームスピリットを見せることができたと思います。しかも横浜F・マリノスというJリーグの中でもベストチームの1つとの対戦で、彼らの情熱が価値ある勝ち点につながったと思います。埼玉スタジアムで、またあのような応援を期待していますし、感謝しています。アウェイゲームやACLのタイにも駆け付けてくれてますし、チームの一部だと思っています」
(今季は両サイドでプレーする選手が仕掛けることができる選手だということはいいことだと思うが、味方が前に3人しかいなくても6人いるところに突っ込んでいくようなこともある選手たちだと思う。もう少し攻撃に厚みをもたせていたのが昨季だったと思うが、そのバランスをどう考えているか?)
「我々がやろうとしていることは変わっていません。ただ、人が変わり、たとえば(ダヴィド)モーベルグ選手が加入して、すぐにいいプレーを見せてくれました。相手が5バックだと少しやりにくい部分はあるかもしれません。松尾(佑介)もサイドでプレーする選手ですが、彼はFWもできます。昨季の選手でしたら、たとえば汰木(康也)選手など、サイドだけではなく中にもいくタイプでしたので、そのような違いがあるかもしれません」
(ボランチを含めてゴール前の攻撃に関わる人数が増える方が成功確率が高くなるように見える場面もあるが、後ろが上がる前に攻撃的な選手が仕掛けることが多いのではないか?)
「システムや選手の特長、あるいは右サイドに右利きを置くか左利きを置くのかによって変わってくると思います。今季の選手の特長として、縦へのプレーを持っていたり、1対1で仕掛ける個人技を持っていたりするので、早めに仕掛けると2列目が遅れることはあると思います。少ない人数でフィニッシュまでもっていけるなら、それは一つのいい形だと思います。それは状況次第だと思います。ペナルティーエリア内に人数が多いことは悪いことではないですが、人数をかけるだけではなく、必要なスペース、必要なポイントに入っていくことが大事だと思います」
(J1リーグの全チームが同じ試合を終わらせてレッズは15位だが、40パーセントくらいが終わった状態で勝ち点が足りていない。これからどうやって勝ち点を伸ばしていきたいと考えているのか?)
「確かに勝ち点が足りない状況です。ドローが6試合続くという流れがあったり、退場者が出ていたり、VAR(ビデオ アシスタント レフェリー)でゴールが取り消されたり、いろいろなことが起こりました。しばらく負けていないことはポジティブではあるものの、上位を目指すのであれば勝ち、そして連勝していかなければいけないと思います。横浜FM戦でのドローへの持ち込み方が今後勢いをもって勝っていくためのきっかけになればと思っています。(連勝したら選手たちへご馳走する)うなぎをたくさんあげたいと思っています」
(リカルド監督は以前、『レッズは闘えるチーム』だと言っていたが、横浜FM戦も3点差を追いついて非常にファイトしていたし、リカルド監督が例に挙げていたFUJIFILM SUPER CUP 2022の川崎フロンターレ戦や昨季の天皇杯決勝など、特別なゲーム、特別な状況では強さを発揮している。それを普段の試合から出していくためにはどうすればいいと考えているか?)
「闘うという部分は出すようになっていると思います。FC東京戦でも柏レイソル戦でもしっかりと闘っていたと思います。ただ、最後のところ、ゴールを決めるところであと少しということが続いてしまっています。安定してゴールを決め続けることを望んでいますが、チャンス自体はつくっていると思います。チャンスをつくれていない流れでゴールがないのであればもっと心配しますが、より難しかったサンフレッチェ広島戦でもチャンスはつくっていたと思います。勝利に限りなく近いところまで来ていて、あと少し何かが足りないという状況です。それが運なのか、決定力なのか、それとも流れが悪いのか。どのように表現していいかは分かりませんが、横浜FM戦で選手たちが自信を取り戻していれば、その自信がゴールにつながることもあると思います。ゴールを決めることだけが今のチームに足りないことです」
(横浜FM戦は3点差を追いついたということもあり、スタンドが今季一番というくらいに沸いたと思うが、ファン・サポーターの中には起伏の激しい試合を好む人もいれば、逆に今目指している整然としたサッカーを見たいという方も多くいると思う。好みがそれぞれ違うことについてどう感じているか?)
「サッカーをご覧になる方々は、攻撃的なプレーを見て、守備のときもしっかりとプレスをかけるところを見て、いろいろなインスピレーションを得ることができると思います。や選手たちは、サッカーを見ている人のためにプレーしています。私も常に闘うところや攻撃的なサッカーを求めています。それが多い試合もあれば少ない試合もあると思いますが、横浜FM戦ではファン・サポーターの方々が喜んでくれて私もうれしく思っていますが、浦和レッズに関わっている人々の誰もが満足はしていないと思います。全員が勝利を望んでいたと思います。ただ、感動することや、ポジティブな気持ちになることを我々は与え続けていきたいと思っています。スタイルは非常に大事だと思いますが、横浜FM戦では、ハーフタイムにリスクを冒しながらプレーする指示を送りましたので、少し形を崩しながら戦う部分もあったと思います」
(明日21日に埼玉スタジアムで行われる鹿島アントラーズ戦は、ホーム3連戦の3試合目であり、『30周年記念試合』として開催される。これまで重要な試合で何度も対戦してきた鹿島と特別な試合を戦うことに関しての意気込みはどうか?)
「私が浦和レッズに加入したとき、すぐに聞かされたことは、浦和レッズのファン・サポーターの方々は鹿島を大きなライバルとして見ていて、鹿島戦での勝利を非常に喜ぶということでした。次の試合でも昨季みたいにいいゲームをプレーしたいと思いますが、一番大事なことは勝利を収めることだと思います。希望を持ってスタジアムを後にしてもらいたいです。チームとしてしっかりとまとまってプレーし、勝利を収めたいと思います。勝利はどの試合でも大事ですが、ファン・サポーターの方々にとって鹿島戦での勝利はさらに大きな価値があると思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】