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大久保「6万人全員が闘ってくれる。勝ちに行く」
4日、トレーニング後に大久保智明がオンラインでメディアの質問に答え、6日に埼玉スタジアムで行われるAFCチャンピオンズリーグ2022 ノックアウトステージ 決勝 第2戦 アルヒラル戦の意気込みを語った。
(第1戦をアウェイで戦った印象や手応えはどうか?)
「事前の情報や2019年の印象もある中で、第1戦の序盤は相手をリスペクトし過ぎて、入りが慎重になってしまったという印象があります。僕自身も大舞台での決勝は初めてでしたし、少し緊張したこともあり、全体的にいつもに比べると入りが硬かったという印象です。ただ、試合が進むにつれて、思っていたよりできると感じることが多く、チーム全体として後半はボールを持てる時間もありましたし、ラッキなー形で追いつきましたが、自分たちもやれるという手応えはありました」
(「ラッキーな形」とは興梠慎三選手も言っていたが、あのシーンは短い時間の中でもレッズの狙いが出たように見えた。大久保選手もサレム アルドサリの特徴を見ながらうまくフリーになり、前を向いてボールを持てたことでゴールにつながったと思うが、どういうイメージだったのか?)
「ボランチの脇や後ろが空くということはスカウティングの映像でもありましたし、Jリーグのチームと比べてスペースが多く広がっているという状況で、僕自身、ゴールシーンもそうでしたが、その前にも1本、興梠選手に引っ掛けてしまった場面があり、そういう場面を多々作り出せたことはチームの狙いですし、その辺りはよかったと思います。第2戦ではラストパスをしっかりと通すことにこだわっていきたいです」
(アルヒラルは少なくとも1点取らなくてはいけないので攻撃に出てくることが予想されるが、それを踏まえた上で自分たちが良い形で試合を運び、優勝するために大事なことは?)
「相手はゴールを取りに来ると思いますが、僕らもゴールを取りに行く姿勢を見せることも大事だと思います。ホームアドバンテージがありますし、最初の勢いや入りで一つ激しく行って相手をひるませることができればいいですし、先制点にもこだわって取ることができれば、あとは埼玉スタジアムが勝たせてくれると思っています」
(守りに入らない方がいいということか?)
「そうですね。僕らも0-0は考えていませんし、僕自身はゴールを決めることを考えています。圧倒したいと思っています」
(過去の浦和レッズのACLでの闘いをどのように見ていたのか?その上で大久保選手自身にとってアジア王者を獲ることにどんな意味があると思っているのか?)
「浦和レッズとACLは深いつながりがあると思っています。2007年と2017年で優勝しましたが、今回は『リベンジ』と言っているくらいですし、2019年に完封負けしたことがみんなの印象に残っていると思います。僕自身も2019年は見に行っていましたので、アルヒラルに負けてしまったことが今、ACLで印象深いことになっています。今回リベンジして歴史を塗り替えていきたいですし、2017年のメンバーは今でも分かりますし、自分が優勝したチームの一員になることは自分のサッカー人生にとっても本当に大切なことだと思っています。準優勝だと何も残りませんので、優勝して名前を残したいと思っています」
(J1リーグでもACLでもレッズは負けない戦い、我慢して勝ちに持っていく戦いができていると思うが、実際にプレーしていてその理由をどう感じているか?それを踏まえて第2戦で自分としてはどのようなプレーをしなければいけないと思っているか?)
「開幕2試合で負けてしまった後に負けない試合が続いているのは、全員がチームのために闘えている、犠牲を負っているからだと思います。この前のアルヒラル戦もそうでしたが、失点した後も誰も崩れませんでしたし、2失点目をしないことが大事ということを認識できていました。出ている選手が同じ方向を向いてプレーできていることが強みだと思います。(マチェイ スコルジャ)監督も、このチームの強みは一丸となって、一体感を持って戦えていることだと話しています。練習から試合に関われていない選手も誰一人雰囲気を崩すことなく一生懸命やっていますし、そういったチームとして強固になっているところが負けていない理由だと思っています。僕自身は攻撃の選手ですし、第2戦はゴールやアシストに関わるプレーをどんどんしていくことと、1対1の局面で勝つことが会場を盛り上げると思いますし、そこで一気に僕らもファン・サポーターの方々も勢いに乗ると思います。自分は突っ込み隊長じゃないですが、ガンガン行きたいと思っています」
(埼玉スタジアムが勝たせてくれるという言葉もあったが、6万人近いファン・サポーターが訪れることについての気持ちはどうか?)
「2019年のACLを見にいったときに感動しました。この中でプレーできることは本当に幸せなことだと思いながら見ていましたが、2日後に自分がそういうピッチに立つと考えるとワクワクします。アウェイでの第1戦も5万人くらい入りましたが、レッズのファン・サポーターの方々の5万人とは訳が違います。5万人入ってはいましたが、アルヒラルはどちらかというとお祭りに来たような感覚の人が多かったという印象を受けました。ホーム埼スタは6万人全員が闘ってくれると思いますので、本当に楽しみです」
(4月23日の川崎フロンターレ戦を終えて、空港に向かう際のファン・サポーターの雰囲気、アウェイでのレッズのファン・サポーターの雰囲気をどう感じたか?そしてプレーでどのように応えていきたいと考えているのか?)
「川崎戦の後、バスの見送りは本当に感動しました。レッズのファン・サポーターの方々からはレッズに命を懸けているくらいの気持ちを感じましたし、第1戦は本当に勝ちたいと思いました。実際に試合が始まり、ファン・サポーターの数はアルヒラルの方が多かったですが、レッズのファン・サポーターの方々は全員が闘っていました。相手のファン・サポーターは失点したらおとなしくなったり、ボールを持たれているときはあまり盛り上がらなかったりしましたが、レッズのファン・サポーターの方々は失点した後もゴールした後も常に声を出して闘ってくれました。いつも力になっています。J1リーグでは第1節も第2節も失点が続いてうまくいかない状況でしたが、第3節のセレッソ大阪戦で岩尾(憲)選手がオウンゴールしてしまった後、ゴール裏の方々が『大丈夫、大丈夫』と声を掛けてくださったことも全員が感じました。本当に素晴らしいですし、僕らは本当に期待に応えないといけないと思いながらプレーしています」
(ACLの決勝を知らなかった選手も多いと思うが、興梠選手や西川周作選手など経験がある選手の言葉で印象に残るものはあったか?)
「ACL決勝自体は初めてだったと思いますが、酒井(宏樹)選手は(FIFA)ワールドカップや他のチームでの緊張する舞台でプレーしてきた選手です。酒井選手と試合後に話して、『いつもより1.5倍勇気を持ってプレーすれば何でもうまくいくよ』と言われました。その気持ちが大事だと思いましたし、僕自身も強気に仕掛けることができたからこそ、抜ける場面もありました。『いつもより1.5倍勇気を出してプレーする』という言葉は印象に残っていますし、第2戦もまずメンタルで上回ることを意識して試合に入っていきたいです」
(興梠選手からは何か言葉はあったのか?)
「興梠選手は日本で練習しているときに、僕らがどこどこのポジションはワールドカップに出ているとか、外国籍選手がどうとか、ひるんでいるわけではないですが事前の情報を話していたら、『たいしたことない。そんなに変わらん』と言っていました。そのメンタルは大事だと思いました」
(レッズのファン・サポーターへのメッセージや第2戦の意気込みはどうか?)
「第1戦は1-1という良い形で終わったとは思いますが、優勝しなければ何の意味もないと思っています。勝ちに行きますし、6万人全員で闘えば必ず勝てると思います。最大限のサポートをよろしくお願いします」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(第1戦をアウェイで戦った印象や手応えはどうか?)
「事前の情報や2019年の印象もある中で、第1戦の序盤は相手をリスペクトし過ぎて、入りが慎重になってしまったという印象があります。僕自身も大舞台での決勝は初めてでしたし、少し緊張したこともあり、全体的にいつもに比べると入りが硬かったという印象です。ただ、試合が進むにつれて、思っていたよりできると感じることが多く、チーム全体として後半はボールを持てる時間もありましたし、ラッキなー形で追いつきましたが、自分たちもやれるという手応えはありました」
(「ラッキーな形」とは興梠慎三選手も言っていたが、あのシーンは短い時間の中でもレッズの狙いが出たように見えた。大久保選手もサレム アルドサリの特徴を見ながらうまくフリーになり、前を向いてボールを持てたことでゴールにつながったと思うが、どういうイメージだったのか?)
「ボランチの脇や後ろが空くということはスカウティングの映像でもありましたし、Jリーグのチームと比べてスペースが多く広がっているという状況で、僕自身、ゴールシーンもそうでしたが、その前にも1本、興梠選手に引っ掛けてしまった場面があり、そういう場面を多々作り出せたことはチームの狙いですし、その辺りはよかったと思います。第2戦ではラストパスをしっかりと通すことにこだわっていきたいです」
(アルヒラルは少なくとも1点取らなくてはいけないので攻撃に出てくることが予想されるが、それを踏まえた上で自分たちが良い形で試合を運び、優勝するために大事なことは?)
「相手はゴールを取りに来ると思いますが、僕らもゴールを取りに行く姿勢を見せることも大事だと思います。ホームアドバンテージがありますし、最初の勢いや入りで一つ激しく行って相手をひるませることができればいいですし、先制点にもこだわって取ることができれば、あとは埼玉スタジアムが勝たせてくれると思っています」
(守りに入らない方がいいということか?)
「そうですね。僕らも0-0は考えていませんし、僕自身はゴールを決めることを考えています。圧倒したいと思っています」
(過去の浦和レッズのACLでの闘いをどのように見ていたのか?その上で大久保選手自身にとってアジア王者を獲ることにどんな意味があると思っているのか?)
「浦和レッズとACLは深いつながりがあると思っています。2007年と2017年で優勝しましたが、今回は『リベンジ』と言っているくらいですし、2019年に完封負けしたことがみんなの印象に残っていると思います。僕自身も2019年は見に行っていましたので、アルヒラルに負けてしまったことが今、ACLで印象深いことになっています。今回リベンジして歴史を塗り替えていきたいですし、2017年のメンバーは今でも分かりますし、自分が優勝したチームの一員になることは自分のサッカー人生にとっても本当に大切なことだと思っています。準優勝だと何も残りませんので、優勝して名前を残したいと思っています」
(J1リーグでもACLでもレッズは負けない戦い、我慢して勝ちに持っていく戦いができていると思うが、実際にプレーしていてその理由をどう感じているか?それを踏まえて第2戦で自分としてはどのようなプレーをしなければいけないと思っているか?)
「開幕2試合で負けてしまった後に負けない試合が続いているのは、全員がチームのために闘えている、犠牲を負っているからだと思います。この前のアルヒラル戦もそうでしたが、失点した後も誰も崩れませんでしたし、2失点目をしないことが大事ということを認識できていました。出ている選手が同じ方向を向いてプレーできていることが強みだと思います。(マチェイ スコルジャ)監督も、このチームの強みは一丸となって、一体感を持って戦えていることだと話しています。練習から試合に関われていない選手も誰一人雰囲気を崩すことなく一生懸命やっていますし、そういったチームとして強固になっているところが負けていない理由だと思っています。僕自身は攻撃の選手ですし、第2戦はゴールやアシストに関わるプレーをどんどんしていくことと、1対1の局面で勝つことが会場を盛り上げると思いますし、そこで一気に僕らもファン・サポーターの方々も勢いに乗ると思います。自分は突っ込み隊長じゃないですが、ガンガン行きたいと思っています」
(埼玉スタジアムが勝たせてくれるという言葉もあったが、6万人近いファン・サポーターが訪れることについての気持ちはどうか?)
「2019年のACLを見にいったときに感動しました。この中でプレーできることは本当に幸せなことだと思いながら見ていましたが、2日後に自分がそういうピッチに立つと考えるとワクワクします。アウェイでの第1戦も5万人くらい入りましたが、レッズのファン・サポーターの方々の5万人とは訳が違います。5万人入ってはいましたが、アルヒラルはどちらかというとお祭りに来たような感覚の人が多かったという印象を受けました。ホーム埼スタは6万人全員が闘ってくれると思いますので、本当に楽しみです」
(4月23日の川崎フロンターレ戦を終えて、空港に向かう際のファン・サポーターの雰囲気、アウェイでのレッズのファン・サポーターの雰囲気をどう感じたか?そしてプレーでどのように応えていきたいと考えているのか?)
「川崎戦の後、バスの見送りは本当に感動しました。レッズのファン・サポーターの方々からはレッズに命を懸けているくらいの気持ちを感じましたし、第1戦は本当に勝ちたいと思いました。実際に試合が始まり、ファン・サポーターの数はアルヒラルの方が多かったですが、レッズのファン・サポーターの方々は全員が闘っていました。相手のファン・サポーターは失点したらおとなしくなったり、ボールを持たれているときはあまり盛り上がらなかったりしましたが、レッズのファン・サポーターの方々は失点した後もゴールした後も常に声を出して闘ってくれました。いつも力になっています。J1リーグでは第1節も第2節も失点が続いてうまくいかない状況でしたが、第3節のセレッソ大阪戦で岩尾(憲)選手がオウンゴールしてしまった後、ゴール裏の方々が『大丈夫、大丈夫』と声を掛けてくださったことも全員が感じました。本当に素晴らしいですし、僕らは本当に期待に応えないといけないと思いながらプレーしています」
(ACLの決勝を知らなかった選手も多いと思うが、興梠選手や西川周作選手など経験がある選手の言葉で印象に残るものはあったか?)
「ACL決勝自体は初めてだったと思いますが、酒井(宏樹)選手は(FIFA)ワールドカップや他のチームでの緊張する舞台でプレーしてきた選手です。酒井選手と試合後に話して、『いつもより1.5倍勇気を持ってプレーすれば何でもうまくいくよ』と言われました。その気持ちが大事だと思いましたし、僕自身も強気に仕掛けることができたからこそ、抜ける場面もありました。『いつもより1.5倍勇気を出してプレーする』という言葉は印象に残っていますし、第2戦もまずメンタルで上回ることを意識して試合に入っていきたいです」
(興梠選手からは何か言葉はあったのか?)
「興梠選手は日本で練習しているときに、僕らがどこどこのポジションはワールドカップに出ているとか、外国籍選手がどうとか、ひるんでいるわけではないですが事前の情報を話していたら、『たいしたことない。そんなに変わらん』と言っていました。そのメンタルは大事だと思いました」
(レッズのファン・サポーターへのメッセージや第2戦の意気込みはどうか?)
「第1戦は1-1という良い形で終わったとは思いますが、優勝しなければ何の意味もないと思っています。勝ちに行きますし、6万人全員で闘えば必ず勝てると思います。最大限のサポートをよろしくお願いします」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】