明治安田生命J1リーグ 第15節 京都サンガF.C.戦 試合後のコメント

「今日の試合の前に、選手たちに狙いとして持ってもらいたかったのは、アウェイゲームでのスタッツでした。Jリーグで、今日がアウェイの8戦目でした。そして今日が3勝目となりました。私は選手たちに『タイトルを夢見たいのであれば、そうしたデータも改善しないといけない』という話をしました。

今日の狙いを達成することができて、うれしく思っています。しかし正直、ここまでハードな試合になるとは思っていませんでした。今日の試合ではレッズにおめでとうと言いたいと思いますが、京都も非常にいいプレーをしましたので、たたえたいと思います。非常に強いプレスをかけられて、我々もかなり苦しみました。ビルドアップを用意してきましたが、そのプレッシャーの下で、あまり実行することができませんでした。ですので、切り替えのところくらいしかチャンスがなかった試合でした。

このようなベストパフォーマンスとは言えないゲームでも、闘いの部分はしっかりと出ていたと思います。そして自分たちにとって、あまりよくない状況の中、非常に強いチームに対してアウェイゲームで勝てたことは良かったと思います。短いリカバリー期間の後、水曜日に広島との対戦が待っています」

[質疑応答]
(今日はダヴィド モーベルグ選手がアシスト、ホセ カンテ選手がゴールと、途中出場の選手が結果を出したことについては？)
「良かったと思います。ホセ(カンテ)も点を取りましたが、(平野)佑一もアキ(明本考浩)も、途中出場した選手たちは全員、チームにポジティブなエネルギーをもたらしてくれたと思います。そして先日の(YBC)ルヴァンカップのメンバーに関してですが、彼らも非常にいいパフォーマンス、いいプレーを見せてくれて、質の高さがそこで確認できましたので、今後はスタメンにもう少し変更を加えていってもいいのではないかと思っています」

(ハーフタイムの交代で安居海渡選手を残し、大久保智明選手に代えてダヴィド モーベルグ選手を起用した意図は？)
「右サイドを強化しようと思い、そのように代えました。ルヴァンカップの川崎フロンターレ戦でいいパフォーマンスを見せていたデヴィッド(ダヴィド モーベルグ)をそこで使いました。今日もアシストという非常に大事な場面を作ってくれました。そして(安居)海渡は、ゲームをプレーするごとに、より有効なプレーができるようになってきていると思います」

(安居選手は、前半はシュートチャンスにかなり絡んでいたが、後半は守備での貢献が高かったと思う。ボランチ的な役割になったのは、安居選手個人に指示を出したのか？)
「点を取った後は、サイドバックとトップ下の海渡がより低い位置でプレーするようにしましたので、そのように見えたと思います」

(3人交代という思い切った采配がうまくいったのは、監督が選手をよく見ていることが大きいと思うが？)
「常にチームのためを思っていろいろ判断していますが、それがうまくいくこともあれば、いかないこともあります。たとえば今日の試合に向けて準備してきたものの中に、チームとして使えなかったものもあったりします。ただ、チームや選手に関して、そして試合の中での振る舞いに関して、私もまだ学んでいる身です。間違いはつきものだと思いますので、自分の判断が間違ったとしても、それはショックではありません。ただ、成長できないということがあれば、そこは心配になります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】