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第11節 vs 広島「諦めることなく闘い、劇的な逆転勝利」
31日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第11節 サンフレッチェ広島戦に臨んだ。
レッズは、後半に先制を許したものの、酒井宏樹のゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムに伊藤敦樹が逆転ゴールを決め、2-1で勝利した。
前線からプレスをかけてくる広島に対し、レッズの選手たちはショートパスをつなぐだけではなく、相手の背後へのロングボールを活用しゴールを狙っていく。
序盤には伊藤が相手の間を縦に抜け出し、後方からのロングパスを受けてホセ カンテのシュートチャンスを演出。その後もロングボールを蹴って全体を押し上げ、ターゲットの選手が激しく競り合い、そのセカンドボールを拾いながら、2次攻撃、3次攻撃につなげていく。
一方、敵陣での素早い切り替えや自陣ペナルティーエリア付近での強度の高い守備で広島にいい形でのシュートを許さない。セットプレーの流れからゴール前でシュートを打たれた際にも、バウンドで浮き上がる対応が難しいボールも西川周作がしっかりと弾くなど、守備でも集中を続けた。
後半に入ると立ち上がりの50分に失点してしまったが、すぐに同点を目指して攻撃を展開していく。すると67分、マチェイ スコルジャ監督は興梠慎三、ブライアン リンセン、大久保智明を同時にピッチに送り出した。
ペースを握り迎えた72分だった。
西川のロングパスを選手交代によって左サイドからトップ下へポジションを移していた関根貴大が競り合い、こぼれ球を受けた興梠が右サイドへパス。大久保、酒井を経由して関根がドリブルで一度縦に運んでからターン。中央へパスを送ると、敵陣ペナルティーエリア内で伊藤がトラップしてから前方へパス。そして相手の背後に抜け出した酒井がゴールエリア右角付近からワンタッチでシュート。相手の守備を完璧に崩しきり、同点に追いついた。
酒井がゴールを喜ぶ間もなくダッシュで自陣へ戻ったことからも分かるように、レッズが目指したのは勝利のみ。相手のミドルシュートをマリウス ホイブラーテンが頭で弾き返すなど、しっかりと守りながら、相手よりも圧倒的に多い攻撃回数で逆転を目指していく。
そして広島のゴールのVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の確認や、広島のGKが痛んで中断したことなどによって8分となったアディショナルタイムに入ってすぐ、90+2分だった。
左から中央、右へとショートパスをつなぎながら運んでいき、やや内側の位置から酒井がクロス。ファーサイドのリンセンが頭で落とすと、ゴール前に走り込んでいた伊藤が左足でボレーシュート。逆転ゴールが決まると、伊藤はそのまま大の字に倒れ、ゴール前で歓喜の輪ができた。伊藤は北ゴール裏のファン・サポーターに向かって雄叫びを上げ、酒井も自陣に戻りながらガッツポーズ。ベンチ前ではマチェイ監督も突き上げた両手の拳を何度も上下させ、喜びを表現した。
その後も途中出場の荻原拓也がスライディングで相手のクロスを弾き返せば、左サイドバックから左サイドハーフにポジションを移した明本がドリブルで駆け上がり、FWの興梠が自陣ペナルティーエリア内で守備をするなど、全員が最後まで闘い抜き、見事に逆転勝利。未消化分の試合でしっかりと勝ち点3を積み上げた。
次戦は、6月4日(日)17時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第16節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER タニタ】となる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズは、後半に先制を許したものの、酒井宏樹のゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムに伊藤敦樹が逆転ゴールを決め、2-1で勝利した。
前線からプレスをかけてくる広島に対し、レッズの選手たちはショートパスをつなぐだけではなく、相手の背後へのロングボールを活用しゴールを狙っていく。
序盤には伊藤が相手の間を縦に抜け出し、後方からのロングパスを受けてホセ カンテのシュートチャンスを演出。その後もロングボールを蹴って全体を押し上げ、ターゲットの選手が激しく競り合い、そのセカンドボールを拾いながら、2次攻撃、3次攻撃につなげていく。
一方、敵陣での素早い切り替えや自陣ペナルティーエリア付近での強度の高い守備で広島にいい形でのシュートを許さない。セットプレーの流れからゴール前でシュートを打たれた際にも、バウンドで浮き上がる対応が難しいボールも西川周作がしっかりと弾くなど、守備でも集中を続けた。
後半に入ると立ち上がりの50分に失点してしまったが、すぐに同点を目指して攻撃を展開していく。すると67分、マチェイ スコルジャ監督は興梠慎三、ブライアン リンセン、大久保智明を同時にピッチに送り出した。
ペースを握り迎えた72分だった。
西川のロングパスを選手交代によって左サイドからトップ下へポジションを移していた関根貴大が競り合い、こぼれ球を受けた興梠が右サイドへパス。大久保、酒井を経由して関根がドリブルで一度縦に運んでからターン。中央へパスを送ると、敵陣ペナルティーエリア内で伊藤がトラップしてから前方へパス。そして相手の背後に抜け出した酒井がゴールエリア右角付近からワンタッチでシュート。相手の守備を完璧に崩しきり、同点に追いついた。
酒井がゴールを喜ぶ間もなくダッシュで自陣へ戻ったことからも分かるように、レッズが目指したのは勝利のみ。相手のミドルシュートをマリウス ホイブラーテンが頭で弾き返すなど、しっかりと守りながら、相手よりも圧倒的に多い攻撃回数で逆転を目指していく。
そして広島のゴールのVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の確認や、広島のGKが痛んで中断したことなどによって8分となったアディショナルタイムに入ってすぐ、90+2分だった。
左から中央、右へとショートパスをつなぎながら運んでいき、やや内側の位置から酒井がクロス。ファーサイドのリンセンが頭で落とすと、ゴール前に走り込んでいた伊藤が左足でボレーシュート。逆転ゴールが決まると、伊藤はそのまま大の字に倒れ、ゴール前で歓喜の輪ができた。伊藤は北ゴール裏のファン・サポーターに向かって雄叫びを上げ、酒井も自陣に戻りながらガッツポーズ。ベンチ前ではマチェイ監督も突き上げた両手の拳を何度も上下させ、喜びを表現した。
その後も途中出場の荻原拓也がスライディングで相手のクロスを弾き返せば、左サイドバックから左サイドハーフにポジションを移した明本がドリブルで駆け上がり、FWの興梠が自陣ペナルティーエリア内で守備をするなど、全員が最後まで闘い抜き、見事に逆転勝利。未消化分の試合でしっかりと勝ち点3を積み上げた。
次戦は、6月4日(日)17時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第16節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER タニタ】となる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】