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小泉「伸びしろはたくさんある」

14日、公開トレーニング後、小泉佳穂がチームの現状や課題、その改善の期待感について語った。

(J1リーグが開幕して4ヵ月ほど経ったが、ここまでの闘いを振り返ってどうか?)
「チームとして一番はACL(AFCチャンピオンズリーグ)でしたので、優勝できたことはチームとしても個人としてもほっとしている部分が大きいです。J1リーグも先日の横浜FC戦で引き分けてしまいましたが、まだ優勝争いに絡める位置にいます。J1リーグも結果は及第点だとは思いますが、内容を見ればまだまだ改善すべき点はたくさんあります。自分を含めて2列目の選手のゴールがかなり少ないことは課題だと思っています」

(2列目のゴールが少ないと見られてしまいがちだが、ポジションを限定するのではなく誰かがゴールを決めればいいという考えもあるのではないか?)
「僕は最近の先発メンバーには入っていませんし、2列目で出ているのは関根(貴大)選手と大久保(智明)選手と安居(海渡)選手ですが、2列目の選手は前線からの守備や自陣に戻るプレーですごくハードワークしていると思いますし、その負荷はかなり大きいと思います。今のレッズで後半にゴールを決めることが多いのは、そういう理由もあると思います。先発で出た選手がハードワークで力を出しきり、相手を消耗させ、相手が緩んできたところで途中出場の選手がパワーを持ってプレーすることでゴールできているところもあると思います。最終的に90分で勝利できればいいということも間違いなくありますが、物足りないのもまた事実です」

(昨季までは2列目に入った選手の守備によってチーム全体の守備も変わっていたと思うが、今年は全体で守れているのではないか?)
「リスクのかけ方が変わったというか、起こっていることを簡単に説明すると、ボランチの片方が前に押し出されることが増えました。それに連動してセンターバックとサイドバックも一列押し出すことが増えています。前の選手が大きなスペースを守るのではなく、後ろの選手を含めて押し出して守ることができているので、ボールを奪えるシーンが増えていると思います。ただ、疲れやメンバーの変更で連動が難しいときもあります。自分たちでゲームをコントロールする時間を増やしたいですし、(マチェイ スコルジャ)監督もそう常々言っています。攻守において常に相手のゴールに近い位置にボールを置いておきたいということがありますので、今年は全体の押し上げと、それによって起こるリスクをしっかりと認知してカバーしていくことがかなりできていると思います」

(守備はチーム全体がつながってプレーできていると思うが、攻撃もこれからそういう変化が起きてくるのではないか?)
「その点は守備は基準がはっきりしやすいですが、個人戦術が絡むので、そこをできる選手かどうかということは大きいと思います。関根選手や大久保選手がいないときに守備が難しくなるのはそういう点だと思います。攻撃も個人の技術と個人戦術、チーム戦術の全てがうまく組み合わせなければいけません。そのどれが足りないのかによって、簡単に改善していくことと根深いところがあると思います」

(最近は連戦が続いてなかなかトレーニングできなかったと思うが、今週からまた時間が取れるので伸びてくる期待もあるのではないか?)
「今週は1週間空きますし、今日のトレーニングでも攻撃の意識付けが強かったので、そういう意識付けが全体にできてきて、そこからどう変わっていくかというところだと思います。伸びしろはたくさんあると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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