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「非常に重要な試合で、タフなものになる」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 7/10)
10日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、12日にNDソフトスタジアム山形で行われる天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 3回戦 モンテディオ山形戦に向けて意気込みを語った。
(山形戦は連戦になるが、どのようなチーム構成で臨もうと考えているのか?)
「今は選手たちの疲労度をチェックしているところです。メディカルスタッフとフィジカルチームたちでそれを行っています。スタートからプレーできる選手が分かるのは明日の練習が終わってからになると思います」
(8日のFC東京戦で酒井宏樹選手が負傷し、サイドバックは非常に厳しい状況だと思うが、どのように考えているのか?)
「宏樹は次の試合に出られません。この前の試合では荻原(拓也)が右サイドバックとしてプレーしましたが、パフォーマンスは良かったと思います。ただ、オプションは他にもあり、馬渡和彰や堀内陽太など、右サイドバックでプレーできる選手は複数います」
(酒井選手が次の試合は出られないということだが、どんな状況なのか?)
「今はコントロール下の状況にあると言えると思います。怪我をしましたが、骨や靭帯に大きな損傷はありませんでした。今はメディカルスタッフがしっかりと彼を見ていますし、負傷直後のドクターの挙動も良かったと思います。すぐに手当てを開始しました。もちろんできるだけ早く復帰してもらいたいですが、治療や回復には少し時間がかかりますので、我々も忍耐強く待たなければいけません」
(天皇杯は一発勝負の難しさもあると思うが、一発勝負を勝ち抜いていくためにどういったことを選手たちに求めたいか?)
「いい質問ですね。母国での経験からも言えることですが、カップ戦でのカテゴリーが下のチームとの試合は毎回難しいものになります。日本でも同じことが言えると思います。(YBC)ルヴァンカップの清水戦や天皇杯の関西大学戦も非常に難しい試合でした。天皇杯では集中を途切らせずに戦わなければいけません。昨シーズンもJ2リーグのチームが優勝しています。できる限り良い準備をしてこの試合に挑みたいと思っています。非常に重要な試合で、タフなものになると思います。延長戦を含むすべてのシナリオに対して準備できていなければいけないと思います」
(山形の印象はどうか?)
「特にホームで危険なチームだと思います。昨日の試合も見ましたが、前半は拮抗していた試合でしたし、0-2の状況でもゴールのチャンスをつくっていました。1試合で4点取れる藤本(佳希)選手もいますので、彼には気をつけないといけないと思います。今日、分析担当から山形の情報をもらいましたが、昨日の試合で何人かをセーブして天皇杯の試合で起用するのではないかとコーチングスタッフのミーティングでも言われました」
(ここ2、3週間くらいの試合は先発出場と途中出場を合わせて18人くらいでやりくりしていると思うが、天皇杯ではそのメンバーに入っていない選手たちも含めて戦うのか?それとも今の大枠での乗り越えていこうと考えているのか?)
「まず宏樹がプレーできないということで、そのような立場にいた選手が入ってきます。血液検査の結果を含めて、データや明日の状態を見て誰をメンバーに入れるかを最終的に決めたいです」
(外国籍選手の3人がしばらく試合に絡んでいないが、彼らが山形選手に出場する可能性はあるのか?)
「それぞれの外国籍選手の状況は違っていて、例えばアレックス シャルクは怪我によって出場できておりませんでした。ウイングでは髙橋利樹を試しています。センターFWでは(興梠)慎三と(ホセ)カンテの状態が良いと思います。ただ、今まであまり出ていなかった外国籍選手が次の試合でプレーする可能性はもちろんあります」
(今日はすごい暑さだが、その中でもサッカーをしなければならない。どのように暑さに順応していこうと考えているのか?)
「暑さを含めたコンディションを考慮した戦略は試合前から準備しなければいけないと思います。しかし実際に試合中に判断するの際は、その状況にも左右されます。ただ、この状況の中で選手によっては最長で45分しかプレーできない選手もいると思います。そういうところは考えながら進めます」
(山形は4月まで、現在はFC東京の監督であるピーター クラモフスキー監督が指揮を執っていた。その後は渡邉 晋監督が指揮を執っているが、ある程度は戦術を踏襲していると聞く。前節のFC東京戦がレッズにとってプラスに働くのではないか?)
「非常に興味深い話です。この試合に関して私はそのように考えていませんでしたので、興味深いと思います。もしかしたら関連付けて考えた方がいいかもしれませんね。山形はボールをキープしてポゼッションしながらプレーしようとするチームです。そして勝ち残りのトーナメントですので、負ければ敗退。そのような状況でミスを犯したら敗退に直結しますので、両チームとも普段より安全なサッカーをプレーしようとするかもしれません。山形はホームでも少し守備的な戦いをするかもしれないと予想しています。
両チームにとって大事な試合です。山形の現在の順位はJ1リーグ昇格の可能性があるところから勝ち点差9です。そういう状況の中、天皇杯を全力で戦う可能性もあると思っています」
(髙橋選手に左サイドで求めている仕事は典型的なサイドアタッカーとは異なると思うが、どういったところに期待しているのか?)
「ウイングとしてプレーするときもペナルティーエリア内に侵入し、ゴールを取れる良いポジションを取ってくれることを期待しています。例えば関根貴大と比較すると全くタイプが異なります。ヘディングや右足でのシュートを得意とする選手ですので、ポジションがウイングだとしてもそれらを生かすことはできると思います。また、ハードワークできる選手で、ウイングの守備も一生懸命行いますので、そこを含めてチェックしているところです」
(髙橋選手が左サイドでプレーするときは左サイドバックの生かし方や逆サイドからのクロスも関根選手がプレーしているときとは違ってくると思う。そういう部分に対して指示を与えているのか?)
「利樹がウイングでプレーしているときは、ビルドアップの形も少し変わります。練習でもすでにそういったところはやっていますし、プレーするごとに利樹自身も良くなっていると思っています。
(山形は右サイドバックが攻撃の強みでもあり、守備では裏にスペースができたりもするので、その辺りの攻防を期待している)
「ビルドアップのときも右サイドバックは独自の動きをする選手です。その対策も準備しなければいけません」
(安部裕葵選手がチームに合流したようだが、彼の第一印象や期待することは?)
「非常に才能のある、技術力のある選手だと思います。チームはそういったタイプの選手も必要としています。あとはどれくらい早く公式戦に絡めるのかというところですね。それに向けての準備期間もありますので、我慢強く待ちたいと思います。本人との話し合いの場をすでに設けましたが、非常にモチベーションが高い状態です。非常に賢い選手だと感じましたし、チームに慣れるにもあまり時間はかからないと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(山形戦は連戦になるが、どのようなチーム構成で臨もうと考えているのか?)
「今は選手たちの疲労度をチェックしているところです。メディカルスタッフとフィジカルチームたちでそれを行っています。スタートからプレーできる選手が分かるのは明日の練習が終わってからになると思います」
(8日のFC東京戦で酒井宏樹選手が負傷し、サイドバックは非常に厳しい状況だと思うが、どのように考えているのか?)
「宏樹は次の試合に出られません。この前の試合では荻原(拓也)が右サイドバックとしてプレーしましたが、パフォーマンスは良かったと思います。ただ、オプションは他にもあり、馬渡和彰や堀内陽太など、右サイドバックでプレーできる選手は複数います」
(酒井選手が次の試合は出られないということだが、どんな状況なのか?)
「今はコントロール下の状況にあると言えると思います。怪我をしましたが、骨や靭帯に大きな損傷はありませんでした。今はメディカルスタッフがしっかりと彼を見ていますし、負傷直後のドクターの挙動も良かったと思います。すぐに手当てを開始しました。もちろんできるだけ早く復帰してもらいたいですが、治療や回復には少し時間がかかりますので、我々も忍耐強く待たなければいけません」
(天皇杯は一発勝負の難しさもあると思うが、一発勝負を勝ち抜いていくためにどういったことを選手たちに求めたいか?)
「いい質問ですね。母国での経験からも言えることですが、カップ戦でのカテゴリーが下のチームとの試合は毎回難しいものになります。日本でも同じことが言えると思います。(YBC)ルヴァンカップの清水戦や天皇杯の関西大学戦も非常に難しい試合でした。天皇杯では集中を途切らせずに戦わなければいけません。昨シーズンもJ2リーグのチームが優勝しています。できる限り良い準備をしてこの試合に挑みたいと思っています。非常に重要な試合で、タフなものになると思います。延長戦を含むすべてのシナリオに対して準備できていなければいけないと思います」
(山形の印象はどうか?)
「特にホームで危険なチームだと思います。昨日の試合も見ましたが、前半は拮抗していた試合でしたし、0-2の状況でもゴールのチャンスをつくっていました。1試合で4点取れる藤本(佳希)選手もいますので、彼には気をつけないといけないと思います。今日、分析担当から山形の情報をもらいましたが、昨日の試合で何人かをセーブして天皇杯の試合で起用するのではないかとコーチングスタッフのミーティングでも言われました」
(ここ2、3週間くらいの試合は先発出場と途中出場を合わせて18人くらいでやりくりしていると思うが、天皇杯ではそのメンバーに入っていない選手たちも含めて戦うのか?それとも今の大枠での乗り越えていこうと考えているのか?)
「まず宏樹がプレーできないということで、そのような立場にいた選手が入ってきます。血液検査の結果を含めて、データや明日の状態を見て誰をメンバーに入れるかを最終的に決めたいです」
(外国籍選手の3人がしばらく試合に絡んでいないが、彼らが山形選手に出場する可能性はあるのか?)
「それぞれの外国籍選手の状況は違っていて、例えばアレックス シャルクは怪我によって出場できておりませんでした。ウイングでは髙橋利樹を試しています。センターFWでは(興梠)慎三と(ホセ)カンテの状態が良いと思います。ただ、今まであまり出ていなかった外国籍選手が次の試合でプレーする可能性はもちろんあります」
(今日はすごい暑さだが、その中でもサッカーをしなければならない。どのように暑さに順応していこうと考えているのか?)
「暑さを含めたコンディションを考慮した戦略は試合前から準備しなければいけないと思います。しかし実際に試合中に判断するの際は、その状況にも左右されます。ただ、この状況の中で選手によっては最長で45分しかプレーできない選手もいると思います。そういうところは考えながら進めます」
(山形は4月まで、現在はFC東京の監督であるピーター クラモフスキー監督が指揮を執っていた。その後は渡邉 晋監督が指揮を執っているが、ある程度は戦術を踏襲していると聞く。前節のFC東京戦がレッズにとってプラスに働くのではないか?)
「非常に興味深い話です。この試合に関して私はそのように考えていませんでしたので、興味深いと思います。もしかしたら関連付けて考えた方がいいかもしれませんね。山形はボールをキープしてポゼッションしながらプレーしようとするチームです。そして勝ち残りのトーナメントですので、負ければ敗退。そのような状況でミスを犯したら敗退に直結しますので、両チームとも普段より安全なサッカーをプレーしようとするかもしれません。山形はホームでも少し守備的な戦いをするかもしれないと予想しています。
両チームにとって大事な試合です。山形の現在の順位はJ1リーグ昇格の可能性があるところから勝ち点差9です。そういう状況の中、天皇杯を全力で戦う可能性もあると思っています」
(髙橋選手に左サイドで求めている仕事は典型的なサイドアタッカーとは異なると思うが、どういったところに期待しているのか?)
「ウイングとしてプレーするときもペナルティーエリア内に侵入し、ゴールを取れる良いポジションを取ってくれることを期待しています。例えば関根貴大と比較すると全くタイプが異なります。ヘディングや右足でのシュートを得意とする選手ですので、ポジションがウイングだとしてもそれらを生かすことはできると思います。また、ハードワークできる選手で、ウイングの守備も一生懸命行いますので、そこを含めてチェックしているところです」
(髙橋選手が左サイドでプレーするときは左サイドバックの生かし方や逆サイドからのクロスも関根選手がプレーしているときとは違ってくると思う。そういう部分に対して指示を与えているのか?)
「利樹がウイングでプレーしているときは、ビルドアップの形も少し変わります。練習でもすでにそういったところはやっていますし、プレーするごとに利樹自身も良くなっていると思っています。
(山形は右サイドバックが攻撃の強みでもあり、守備では裏にスペースができたりもするので、その辺りの攻防を期待している)
「ビルドアップのときも右サイドバックは独自の動きをする選手です。その対策も準備しなければいけません」
(安部裕葵選手がチームに合流したようだが、彼の第一印象や期待することは?)
「非常に才能のある、技術力のある選手だと思います。チームはそういったタイプの選手も必要としています。あとはどれくらい早く公式戦に絡めるのかというところですね。それに向けての準備期間もありますので、我慢強く待ちたいと思います。本人との話し合いの場をすでに設けましたが、非常にモチベーションが高い状態です。非常に賢い選手だと感じましたし、チームに慣れるにもあまり時間はかからないと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】