MENU

NEWS

中島翔哉 加入会見

8月1日、中島翔哉の加入会見が行われ、中島と、土田尚史スポーツダイレクター(SD)、西野 努テクニカルダイレクター(TD)が出席し、メディアからの質問に答えた。

【土田尚史SD】
「みなさん、こんにちは。中島選手の加入会見にお集まりいただき、ありがとうございます。今日、中島選手をみなさんにご紹介できることをうれしく思っています。今日はよろしくお願いします」

【中島翔哉】
「こんにちは。中島翔哉です。このチームに加入できて、すごくうれしいです。今日はよろしくお願いします」

[質疑応答]
(これまで長年海外でプレーしてきたが、Jリーグ復帰と浦和レッズ加入へのおもいは?)
「自分自身も日本でプレーするとは数ヵ月前までは思っていませんでしたが、いろいろな話の中でここに来てプレーできれば自分の成長にもつながると思いましたし、それがこのチームのためになればと思い、来ました。どこでサッカーをやっていても常に成長したいと思うので、国はあまり関係ありません。練習中は久々に日本語なのですごく楽です。すごく楽しんでいます」

(チームに合流して数日だと思うが、レッズの印象は?)
「チームメートもスタッフも、(マチェイ スコルジャ)監督、コーチもみんなすごく親切にしてくれるので、毎日すごく楽しいです」

(フットボール本部に質問です。夏の移籍市場が開いているが、全体の狙いの中でどのような意味を持って中島選手の獲得に至ったのか?)
土田尚史スポーツダイレクター
「我々としまして、今シーズン前半戦を振り返り、課題を整理しています。攻撃面での改善は大きな課題だと思っています。今からスタートしたわけではなく、このタイミングで中島選手が入ってきたポジションは補強ポイントですし、今シーズンが始まってからずっとリストアップをしてきました。その中で今シーズンの浦和レッズの立ち位置、目指すところはJ1リーグで優勝。そこに向けてのメッセージだと思っていただければと思っています。天皇杯、(YBC)ルヴァンカップも狙わなければいけないタイトルです。日本でのシーズンが終わった後には(FIFA)クラブワールドカップがあります。その辺りも視野に入れての補強です」

(登録上、中島選手は天皇杯やAFCチャンピオンズリーグはどの段階から出場可能なのか?)
西野 努テクニカルダイレクター
「言えるところと言えないところがありますので、間もなく出場可能だという表現でお許しいただければと思います」

(中島選手へ質問です。今シーズン前半戦のレッズの試合も見たとは思うが、現時点で受けているチーム全体への印象や、自分が入ったときにこのようなプレーでチームを良くしていきたいと感じることは?)
「試合は見ていて、データにもあるようにまずしっかりと守れるチームだと思いますし、失点数も少ないチームですので、そこは一つチームの強みだと思います。前にもクオリティーの高い選手がたくさんいますので、その中で僕も楽にプレーできると思いますし、知っている選手も多いのですごくやりやすいのではないかと思っています」

(中島選手は日本代表のときも「楽しむ」という言葉を多用してきたと思うが、レッズのファン・サポーターは勝利への欲求が高いという印象もある。その辺りはどう感じているか?)
「僕も勝つのは好きなので、勝敗はどうでもいいという感じで言っているのではありません。今まで自分がいいプレーをしたときは楽しくプレーしているときというか、好き勝手やるということではなく、心から楽しんでいるときは自然とチームもいいプレーをしていると思ったので、そういうことを言っています。そういうふうにプレーできたら浦和レッズの勝利に貢献できると思うので、楽しみながら頑張りたいと思っています」

(質問の中でレッズのファン・サポーターは勝利への欲求が強いという言葉も出たが、中島選手が相手チームとして対戦したり、外から見て感じたりしたレッズのファン・サポーターの印象は?)
「僕から見てもすごい声援で、スタジアムはいつもファン・サポーターの方々がたくさんいて、相手チームとして来ても、味方としても、やりがいがあると思います。すごく頼もしい存在なのではないかと思います」

(そういうファン・サポーターの前で浦和レッズの選手としてどんなプレーを見せたいか?)
「チームの決まり事やコンセプトをしっかりと実行しつつ、特に攻撃では自分にしかできないようなプレーもあると思います。ピッチに立ってそのときの状況にならないと僕も自分がどのようなプレーをするか分からないので、ピッチでいいプレーを見せられるようにしっかりと準備したいと思います」

(レッズの印象について「しっかりと守れるチーム」と言っていたが、中島選手は攻撃でスペシャルなプレーを見せる印象がある。この数年での成長も含めて、守備に対する意欲はどうか?)
「そこは自分でも足りないと思って取り組んできたことですので、いい意味で成長しているところをピッチで見せたいと思います」

(トップ下や左サイドでプレーしてきた印象があるが、浦和レッズではどのポジションで勝負したいと思っているのか?)
「監督が決めるのでここでは何とも言えませんが、おっしゃられたポジションでプレーすることにはなると思います」

(背番号10は日本代表などでもつけたことがある親しみのある番号だと思うが、10番へのおもいはどうか?)
「10番はチームを勝たせたり、決定的な仕事をしたりする選手ではあると思いますので、そういうプレーを見せたいと思っています」

(中島選手は果敢なドリブルや攻撃的なプレーが印象的だったが、海外でのプレーでそういった点が磨かれたのか?それともまた違ったプレーの幅が出てきたのか?)
「前に日本にいたときよりもいろいろなプレーができるようにはなっていると思います。見ていただいて、判断していただければと思います。海外の選手と日本の選手は守備の仕方が違うので何とも言えませんが、ここで話すよりもピッチで見てもらった方がいいので、それでお願いします(笑)」

(レッズには知っている選手がたくさんいるという話だったが、接点があって仲がいい選手がいれば、どんな話をしたのか?)
「一緒にプレーした選手はいて、岩波(拓也)選手や牲川(歩見)選手、関根(貴大)選手、日本代表で酒井宏樹選手など、何人かいます。お昼はいつも牲川選手と一緒に食べていますが、牲川選手が食べるのが遅いので、この会見に遅刻しそうになりました(笑)」

(牲川選手と特に仲がいいのか?)
「(アンダー世代の)日本代表でもずっと一緒にいました。まさかチームメートになると思わなかったので、それもうれしいです」

(「日本でプレーするとは数ヵ月前までは思っていなかった」と言っていたが、いつごろから日本でのプレーが現実的になったのか?)
「今回もヨーロッパに残る選択肢はありましたが、先ほども言ったように、自分がプレーしたいチームでプレーしたいと思っていました。浦和レッズからお話をいただいて、日本に帰るとしたらこのチームでしかプレーするつもりがないと思っていました」

(日本でプレーするならレッズと思った決め手は?)
「Jリーグのハイライトを見ていて、どんどん新しくなり、自分が日本にいたときとはメンバーも違ったりするので、チャレンジしている中でその力になりたいと思いました」

(背番号10はクラブから「どうですか?」と言われたのか?中島選手が「空いているならいただきたい」と言ったのか?)
「どちらでしょうね?流れです。10番を付けていた選手がチームを離れたりしたということもありましたので」

(レッズに加入したことで8月のプレーオフからアジアチャンピオンとして新たなACLに臨むことが決まっているが、ACLに対しての印象や、チャンピオンとして臨む新しいシーズンへのおもいは?)
「カタールにいたときもACLに出ていましたが、こちらの地域ではFC東京のときに出場しましたが久々なので、すごく楽しみです。チャンピオンになったときは僕はいませんでしたので、何とも言えませんが、ACL決勝でもどんな試合でも常に自分のベストを尽くしているので、一試合一試合最後の試合のつもりでプレーしたいと思います」

(西地区のカタールで出場していたことでACLの印象は我々とは違うかもしれないが、アジアの戦いでここ数年変わってきていると感じるところはあるか?)
「みなさんと同じだと思います」

(2011年にメキシコで行われたFIFA U-17ワールドカップに出場したメンバーは喜田拓也選手や深井一希選手、早川史哉選手のように怪我や病気を克服しながら頑張っている選手もいるが、そういう世代の共有や刺激をどう感じているか?)
「それぞれがいろいろな経験をして成長していると思いますので、またピッチで会える可能性があることはすごくうれしいことです。日本代表で一緒にプレーしていた選手と対戦したり、チームメートになったりすることはすごく楽しみです」

(あの大会では中島選手のプレーがメキシコのファンを沸かせたが、「楽しむ」という意味をもう少し教えてほしい)
「言葉で説明するのは難しいですが、楽しんでいるときはいいプレーをしています。言葉にはできませんが、楽しんでいるときはチームとしてもいい結果が出ると思います。(メキシコのファンが沸いたことについては)日本よりも南米やその付近の方が僕のプレーは気に入られやすいと感じます」

(フットボール本部に質問です。先ほど中島選手は10番について「流れ」と言っていたが、期待や経緯があれば教えてほしい)
土田尚史スポーツダイレクター
「たまたまこのタイミングで空き番号になったということが一つの大きな理由ですが、10番は責任のある番号だと思っています。我々が求めている10番を付けるプレーヤーは中島選手も理解してくれると思っていますし、そういうところを思い切り発揮してほしいと思っています」

(浦和出身の前田直輝選手と幼少期から一緒にプレーしていたと思うが、少年時代によく浦和に来ていたのか?)
「前田選手と前田選手のお父さんと一緒に公園で練習したことはよくありました」

(前田選手が通っていたスクールで大会に出たこともあったのではないか?)
「夏の合宿のようなもので初めて会って、その後に(東京)ヴェルディジュニアでチームメートになりました。昔から知っています」





【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

中島翔哉 加入会見の様子はYouTubeにでご覧いただきます。


PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ