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マチェイ スコルジャ監督 G大阪戦試合後会見

JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦 ガンバ大阪戦 試合後のコメント

「非常にいいスタートを切れたと思います。セットプレーから早い時間帯に点を取ることができました。前迫(雅人)コーチが攻撃でのセットプレー担当なのですが、彼は一生懸命準備をしていて、それで点が取れたことをうれしく思います。

その後はゲームをコントロールしようとしました。ガンバ大阪はボールを持たせると非常にいいポゼッションを持っているチームなので、特に攻撃の選手を抑えようとしました。前半は(イッサム)ジェバリ選手へのファウルからのFKでミスを犯した場面以外は、しっかりと抑えることができていたと思います。後半に入ってからもゲームコントロールを心掛けてプレーしました。ジェバリ選手がシュートを外したシーンでは、我々は幸運だったと思います。

そしていい時間帯に2点目を取ることができました。この2点目によって、ガンバ大阪の準決勝に行くという希望は潰えたと思います。その後はミドルゾーンにセットしてからカウンターをするという流れになり、その中でアレックス(シャルク)のゴールが生まれました。ブライアン(リンセン)もアレックスも、シーズンのこの時期にクオリティーを見せることができて、非常に良かったと思っています。

全体的に、賢くプレーできたゲームでした。レッズにそれができたこともうれしく思います」

[質疑応答]
(小泉佳穂選手の右サイドハーフ起用については?)
「(小泉)佳穂にとって非常にいいゲームでした。そして今、彼はいい時期を過ごしていると感じています。彼は非常に良くなっている選手の一人です。特に、チームのためにプレーする姿が良いと思います。今シーズンの前半戦ではボールのロストが目立ちましたが、そこも非常に良くなっていますし、守備のところも素晴らしかったと思います」

(今日のセットプレーから生まれたようなゴールがあと3、4点生まれていたらリーグの状況も変わっていたのでは?)
「セットプレーにはギャンブルの要素も入りますので、簡単なものではありません。しかし、前迫コーチはセットプレーが非常に得意であり、ハードワークもしています。今後の試合でもセットプレーで点を取れる可能性を感じています」

(第1戦と違って防戦一方ではなく、攻撃の時間をつくりながら試合を進められたと思う。第1戦からどういったところを立て直したか?)
「以前もお話ししたことがありますが、埼玉スタジアムは我々にとって、魔法がかかるような場所です。この埼玉スタジアムでプレーできたことが一つです。そして、このスタジアムでつくられる雰囲気は、キーとなる要素だと思います。浦和レッズはアウェイで見せる顔とホームで見せる顔が違うのですが、その部分が影響しているかもしれません。もちろん、ハイプレスの改善などは第1戦の後に行ってきました。第1戦ではビルドアップのところでフリーにさせてしまいましたが、それを阻止するようなプレスをかけました。相手のビルドアップのときに、ブライアンと(早川)隼平がより山本(悠樹)選手のところをケアする形にしました。同時に、両ウイングの佳穂とタカ(関根貴大)がより高いところに出てプレスをかける形にしましたが、特に佳穂が相手からボールを奪う場面が多かったと思います」

(今シーズンはまだ6敗しかしていないが、負けないことについて、選手たちに強く訴えているところはあるか?)
「新しいチーム、新しいプロジェクトが始まるときは、まずは守備から慎重に構築していきます。守備がベースになります。そして今シーズンはACL(AFCチャンピオンズリーグ)の決勝でもアルヒラルとの対戦があり、非常にタフな試合になることが分かっていましたので、準備段階から守備をしっかりしないといけませんでした。ですので、今シーズンの前半戦は守備のほうに重点を置いて準備してきました。そして、レッズのウイングは守備でも大きく貢献していると思います。Jリーグでも、ウイングがここまで守備の仕事をするチームはあまりないと思います。常に8人か9人が守備に関わっていますので、それがレッズの守備の強さの理由だと思います。ただ、攻撃に関しては攻めあぐねている苦しい場面があります。そろそろ攻守のバランスを見つけないといけないと思っています。

選手たちの精神面、モチベーションについても触れたいと思います。モチベーションに関しては、ロッカールームの中で勝者のDNAをつくろうと思いました。第1戦では相手のほうが内容では上回っていたと思いますが、そのような試合でも勝利することができました。一歩ずつ、徐々にチームを発展させていきたいのですが、そのためにはそういった試合でも勝てるメンタルが重要になってくると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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