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「我々は次の試合に集中している。一歩ずつ前進していきたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 9/27)

27日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、29日に埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第29節 横浜FC戦【MATCH PARTNER 三菱重工】に向けての意気込みを語った。

(リーグは残り6試合だが、首位との勝ち点差6をどのように考えているか?)
「今シーズンは、たくさんの勝ち点の取りこぼしがあったと思います。それでも今はこのポジションにつけられている状況なので、今までと同じように一歩ずつ前進していきたいと思っています。常に次の試合について考えていて、今は横浜FC戦に向けて、できるだけいい準備をすることに努めています。ホームスタジアムで、ファン・サポーターの方々にいいプレーを見せて勝利したいと思っています」

(マチェイ監督が考える、レッズの他チームに負けない強みは?)
「自信を持って闘えているところが、今は一つの良い特長になっていると思います。その中で、チャンスをつくりながらゴールを決めることができているのもよいと思います。今まではそこで点を取れないことがありましたが、今はホームでもアウェイでも、それができていると思います。

また、今まで長い時間出場してこなかった選手たちがチームに力を与えてくれています。ブライアン リンセンや髙橋利樹、彼らがチームの強みになっていると思います」

(ホセ カンテ選手が2試合の出場停止になってしまった。もったいないファウルだったと思うが、監督としてどう受け止めているか?)
「相手が挑発したかどうかは別にして、ホセ(カンテ)のリアクションはよくなかったです。ホセはここ最近、ゴールを決めながらたくさんの勝ち点を我々にもたらしてくれました。しかし、あの反応はよくなかったと思います。今後このような状況は避けなければいけないですし、あのようなレッドカードが今シーズン最後になることを望んでいます。シーズン終盤に差し掛かり、(YBC)ルヴァンカップもACL(AFCチャンピオンズリーグ)もある中で、より責任を持った行動が必要とされます」

(ブライアン リンセン選手、髙橋利樹選手など、出番のなかった選手が今は力を発揮している。あれだけ出場機会がないと、くさってしまう選手もいると思うが、そのような選手をいい状態に保つ秘訣は?)
「ブライアン(リンセン)と(髙橋)利樹に関しては、今シーズンはさまざまな時期があったと思います。チャンスを与えられたときに、それをうまく生かせなかったこともありました。しかしそれでも前進し続け、練習でハードワークをして闘い続けてきたからこそ、シーズン終盤にパフォーマンスという形でその成果を見せることができているのだと思います」

(横浜FCは下位に沈んでいるが、そういうチームと対戦するときに上位チームが苦戦することもよくある。相手は守備の堅いチームで、そういう相手に取りこぼすこともあったが、どういうところが大事になると考えているか?)
「横浜FCは非常に予測しづらいチームなので、難しい試合になる可能性があります。守備のときはまとまっていますし、危険なカウンターを持っており、そこでは山下諒也選手のスピードを生かしてきます。そして上位のビッグチーム、名古屋グランパスや横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸などに対して、いい結果を残しています。我々は賢く戦わなければいけないですし、開始直後から高い強度のプレーが要求されると思います。あとはスタジアムの雰囲気を最大限に生かしたいと思います」

(レッズはここ数年、ドラマティックなゲームの後の試合で失敗することが多い。横浜FC戦はまさにそういう試合になると思うが、選手へのメンタル面での働きかけで工夫することはあるか?)
「立ち上がりから、しっかりと自分たちのゲームプランを実行することが重要になってきます。我々のモチベーションも高く保たなければいけないですし、しっかりと走って闘い、戦術的な規律を守ることを実行しなければいけません。横浜FCと対戦するときはチャンスメークが限られてしまいますので、そこは焦れずにやっていきたいです。もしかしたら最後の15分で決定するような試合になるかもしれません。対戦相手の横浜FCにとっても、非常に重要な一戦になると思います。両チームにとってタフな試合になるでしょう」

(マチェイ監督はキャリアの中でリーグ優勝を4回経験していると思うが、順位表や他チームの結果はどのくらい意識するのか?)
「そのような状況が今までにたくさんあったわけではないのですが、なかったわけではありません。他会場の結果によっては、自分たちに必要な結果が勝利なのか、引き分けで十分なのかと変わることがありますので、それでゲームプランを少し変えるところはあると思います。今までには他会場の結果が先に出て、ホテルにいる時点で優勝したことが2回あります。私はピッチ上で優勝を味わいたいです(笑)」

(守備を固めてくる横浜FCに対し、ホセ カンテ選手の遠めから打てる力は必要だったと思うが、この試合で出場するストライカーにはどんなプレーを求めたいか?)
「メンバーは試合前日の練習が終わってから決めたいのですが、2トップにする可能性もあります。ハイプレスでもビルドアップでも、前線の2人の連係は大事だと思っています。しかし、一番重要なのは決定力だと思います。ここ最近はホセが決定力を見せていましたが、そう簡単に埋められるものではないと思っています。しかし、そのポジションの3選手、ブライアン リンセンも最近は点を取っていますし、髙橋利樹もゴールを決めました。夏場に少しコンディションを落としていた(興梠)慎三も、今は上がってきていると思います。この前の試合でもホセ、利樹、ブライアンというストライカー3人が点を取りました。次の試合でもそのようになることを願っています」

(ホセ カンテ選手が退場した後、かえってチームの動きが良くなったように見えた。10人になってからのチームのプレーはどのように感じているか?)
「ホセにレッドカードが出てから、選手たちは素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。勝つためにはさらなるハードワークが必要だと認識して、みんながそれを実行してくれたと思います」

(残り試合が少なくなってきた中で、タイトルが懸かるときの心の持ち方について、選手とどのように向き合っているのか?)
「先ほども言いましたが、我々は次の試合に向けて集中しています。今は横浜FC戦です。1試合ずつ次の試合のことを考えて、徐々に前進したいと考えています。そして選手たちにもそのように伝えています」

(レッズと横浜F・マリノスはACLとYBCルヴァンカップも戦っているが、これだけ過密日程で終盤戦を戦うことはポーランドでもなかったと思うが?)
「今シーズンはここまで43試合をプレーしてきて、横浜FC戦が44試合目になります。さらに、少なくとも14試合が残っているというシーズンは、私にとっても初めてです。ポーランドのサッカーの歴史をさかのぼってみても、ここまでたくさんの試合を1シーズンでプレーしているチームはないと思います。しかし、私はこの状況を楽しんでいますし、素晴らしい経験になっています。レッズで素晴らしい方々と仕事ができていますし、素晴らしいファン・サポーターのみなさんも応援してくれています」

(ガンバ大阪戦後、酒井宏樹選手が「全スタッフ、全員が120パーセントを出してきたが、まだこの位置である」と言っていた。一方で、120パーセントを出せる環境をクラブや監督がつくってきており、それが怪我人がいる中でも3位にいる一つの要因だと思うが?)
「これは私と言うより、クラブのたくさんの方々がつくった環境だと思います。そして一番大きな仕事をしてくれているのが、選手たちです。

ガンバ大阪とのアウェイゲームは非常に難しい試合です。たとえば、ルヴァンカップの1戦目はアウェイゲームでしたが、内容では完全に上回られてしまいました。そして前回の対戦では、その難しいアウェイゲームで10人になってしまいました。その状況では、限界を超えて120パーセントを出さなければ勝てない状況だったと思いますが、(酒井)宏樹が言うように、実際にそれを選手たちがやってくれたと思います。

もちろんスタッフもファン・サポーターも全力で選手たちをサポートしようと頑張ってくれていますが、一番大事な仕事は、ピッチ上の選手たちのものです。そして、そういう姿を見せてくれている選手たちを指導できるのは、非常に幸運なことだと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「我々は次の試合に集中している。一歩ずつ前進していきたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 9/27)

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