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FCWC 3位決定戦 vs アル・アハリ「最後まで闘い抜いた浦和レッズ。4位で大会を終える」
22日、浦和レッズはプリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアムで行われたFIFAクラブワールドカップサウジアラビア2023 3位決定戦 アル・アハリFC戦に臨んだ。
レッズは、2点を先行されたものの、前半終了間際にホセ カンテがゴールを決めて1点差に迫ると、後半の序盤にブライアン リンセンのヘディングシュートから得たPKをアレクサンダー ショルツが決めて同点に追いつく。しかしオウンゴールでリードを許すと、後半アディショナルタイムにも失点を喫し、2-4で敗れた。
レッズにとって大会最終戦であるとともに、2023シーズン最後の公式戦となったこの試合、酒井宏樹が11月4日のJリーグYBCルヴァンカップ決勝 アビスパ福岡戦以来の先発出場。11月上旬に右膝半月板損傷の手術を行い、全治3ヵ月と診断されながらも準々決勝のクラブ・レオン戦で実戦復帰していたキャプテンが、先発メンバーに帰ってきた。
また、マチェイ スコルジャ監督が「明日の時点で最も強いチームをピッチに立たせたい」と話していたように、今季多くの試合で先発出場してきた選手たちが先発メンバーに名を連ねた。
マイボールでのキックオフから試合はスタート。パスをつなぎながらゴールに向かい、1分足らずで敵陣ペナルティーエリア内に侵入しチャンスを作ったレッズの選手たちだったが、その後は耐える時間帯が続き、19分、25分に失点を喫してしまった。
それでも前半終了間際の43分、小泉佳穂が左サイドのやや内側からファーサイドにボールを送ると、酒井がヘディングでゴール前に送り、伊藤敦樹が競り合ったこぼれ球に反応したカンテが左足でダイレクトボレーを叩き込む。今季、何度も驚愕するようなゴールを決めてきたカンテが、レッズでの最後の試合でもスーパーゴールを決めた。
1-2のスコアから始まった後半は、開始から岩尾 憲、関根貴大に代わってブライアン リンセン、中島翔哉が入ると、わずか1分足らずでチャンスをつくる。
相手のビルドアップに対して敵陣ペナルティーエリアからプレスをかけて高い位置でボールを奪うと、テンポ良くパスをつないで中央を突破。伊藤敦樹のワンタッチパスからリンセンが敵陣ペナルティーエリア内の左、角度の少ないところからシュートを放つ。ボールは外側からサイドネットに当たりゴールは奪えなかったが、前半の得点の勢いを継続するように攻撃を仕掛けた。
チャンスの直後には相手に強烈なミドルシュートを打たれるものの、西川がセーブして追加点を防ぐと、51分だった。
伊藤敦樹が低めの位置から上げたクロスをリンセンがヘディングで合わせると、相手がブロック。一旦はそのまま流されたが、VAR (ビデオ アシスタント レフェリー)の確認と主審のオン フィールド レビューの結果、相手のハンドのファウルの判定でPKを獲得。
そして今季の公式戦で10本のPKを決めてきたショルツが冷静にゴール中央に決め、54分に同点に追いついた。
そのままの勢いで逆転を目指したレッズの選手たちだったが、60分に相手のシュートがブロックに入ったレッズの選手の足に当たってコースが変わると、西川は右手を伸ばしてボールに触ったものの、弾ききれず。オウンゴールで3失点目を許してしまった。
さらに72分にはゴール前の競り合いから相手にPKを与えてしまう。しかし、向かってゴール右に蹴られたボールを西川が完全に読みきってキャッチ。絶体絶命のピンチをJ1リーグ最少失点の守護神が防いだ。
80分には伊藤敦樹に代わって興梠慎三がピッチへ。65分に途中出場していたアレックス シャルクを含め、4人のFW登録選手が並び立つ攻撃的な陣容で同点を目指した。
それでもゴールは奪えず、9分が提示された後半アディショナルタイムの90+8分、直接FKを決められてしまい、2-4で試合は終了。6大会ぶりの出場となったFIFAクラブワールドカップは4位。浦和レッズの選手、スタッフ、そしてファン・サポーターたちは浦和レッズとして最多となる60試合という今季の公式戦を闘い終えた。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズは、2点を先行されたものの、前半終了間際にホセ カンテがゴールを決めて1点差に迫ると、後半の序盤にブライアン リンセンのヘディングシュートから得たPKをアレクサンダー ショルツが決めて同点に追いつく。しかしオウンゴールでリードを許すと、後半アディショナルタイムにも失点を喫し、2-4で敗れた。
レッズにとって大会最終戦であるとともに、2023シーズン最後の公式戦となったこの試合、酒井宏樹が11月4日のJリーグYBCルヴァンカップ決勝 アビスパ福岡戦以来の先発出場。11月上旬に右膝半月板損傷の手術を行い、全治3ヵ月と診断されながらも準々決勝のクラブ・レオン戦で実戦復帰していたキャプテンが、先発メンバーに帰ってきた。
また、マチェイ スコルジャ監督が「明日の時点で最も強いチームをピッチに立たせたい」と話していたように、今季多くの試合で先発出場してきた選手たちが先発メンバーに名を連ねた。
マイボールでのキックオフから試合はスタート。パスをつなぎながらゴールに向かい、1分足らずで敵陣ペナルティーエリア内に侵入しチャンスを作ったレッズの選手たちだったが、その後は耐える時間帯が続き、19分、25分に失点を喫してしまった。
それでも前半終了間際の43分、小泉佳穂が左サイドのやや内側からファーサイドにボールを送ると、酒井がヘディングでゴール前に送り、伊藤敦樹が競り合ったこぼれ球に反応したカンテが左足でダイレクトボレーを叩き込む。今季、何度も驚愕するようなゴールを決めてきたカンテが、レッズでの最後の試合でもスーパーゴールを決めた。
1-2のスコアから始まった後半は、開始から岩尾 憲、関根貴大に代わってブライアン リンセン、中島翔哉が入ると、わずか1分足らずでチャンスをつくる。
相手のビルドアップに対して敵陣ペナルティーエリアからプレスをかけて高い位置でボールを奪うと、テンポ良くパスをつないで中央を突破。伊藤敦樹のワンタッチパスからリンセンが敵陣ペナルティーエリア内の左、角度の少ないところからシュートを放つ。ボールは外側からサイドネットに当たりゴールは奪えなかったが、前半の得点の勢いを継続するように攻撃を仕掛けた。
チャンスの直後には相手に強烈なミドルシュートを打たれるものの、西川がセーブして追加点を防ぐと、51分だった。
伊藤敦樹が低めの位置から上げたクロスをリンセンがヘディングで合わせると、相手がブロック。一旦はそのまま流されたが、VAR (ビデオ アシスタント レフェリー)の確認と主審のオン フィールド レビューの結果、相手のハンドのファウルの判定でPKを獲得。
そして今季の公式戦で10本のPKを決めてきたショルツが冷静にゴール中央に決め、54分に同点に追いついた。
そのままの勢いで逆転を目指したレッズの選手たちだったが、60分に相手のシュートがブロックに入ったレッズの選手の足に当たってコースが変わると、西川は右手を伸ばしてボールに触ったものの、弾ききれず。オウンゴールで3失点目を許してしまった。
さらに72分にはゴール前の競り合いから相手にPKを与えてしまう。しかし、向かってゴール右に蹴られたボールを西川が完全に読みきってキャッチ。絶体絶命のピンチをJ1リーグ最少失点の守護神が防いだ。
80分には伊藤敦樹に代わって興梠慎三がピッチへ。65分に途中出場していたアレックス シャルクを含め、4人のFW登録選手が並び立つ攻撃的な陣容で同点を目指した。
それでもゴールは奪えず、9分が提示された後半アディショナルタイムの90+8分、直接FKを決められてしまい、2-4で試合は終了。6大会ぶりの出場となったFIFAクラブワールドカップは4位。浦和レッズの選手、スタッフ、そしてファン・サポーターたちは浦和レッズとして最多となる60試合という今季の公式戦を闘い終えた。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】