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「成長した姿を次の試合でお見せしたい」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 3/8)

3月8日、ペア マティアス ヘグモ監督の記者会見がオンラインで行われ、10日(日)に札幌ドームで行われる明治安田J1リーグ 第3節 北海道コンサドーレ札幌戦に向けて意気込みを語った。

(札幌の印象は?)
「(日本語で)記者のみなさん、こんにちは。
札幌は典型的なマンツーマンのチームだと思いますが、今まで対戦した中でそれが最も際立ったチームだと思います。長年、同じ監督のもとでプレーしています。だからプレースタイルは長い間しっかりと浸透していると思います。ドームでプレーすることも興味深いです」

(サンフレッチェ広島もマンツーマン気味だったと思うが、マンツーマンの相手に対してどうすればスムーズに攻撃できると考えているのか?)
「以前にも言いましたが、広島戦の前半は非常に良かったと思います。そのゲームをプレーすることによって学んだこともあります。選手同士の関係性が深まっていればと思います」

(オラ ソルバッケン選手と前田直輝選手の状態は?)
「ソルバッケンに関しては、現時点で細かい情報をみなさんにお伝えすることはできません。直輝は練習に復帰していて、本日はフルで参加しています」

(今日の大原サッカー場は雪が積もっていたようだが、トレーニングは予定どおりにできたのか?)
「ノルウェーを去って雪を見ることはもうないと思っていましたが、今日は雪を見られて興奮しました。素晴らしいグラウンドキーパーとチームスタッフがいますので、彼らが協力し合って雪かきをしてくれました。しっかりと雪をかいたところで練習ができました」

(試合に向けて準備していく際に自分たちを良くしていこうということと対戦相手がどのチームだからという2つの要素があると思う。自分たちを向上させるという意味で、今はどのくらい良くなってきているという感覚があるか?)
「今週のトレーニングの中では、攻撃におけるピッチのさまざまなところでの選手同士の関係性の練習を行いました。ラストサードに入ってからのディテールにも取り組みました。複数の脅威となるようなプレーにも取り組みました。また、チャンスをつくりたい、点を取りたいというメンタルも重要だと思います。我々は選手たちを適切なポジションで起用し、プレーをゴールまでつなげていくことを目指しています」

(マチェイ スコルジャ前監督が「日本人の選手たちはヨーロッパの選手よりも攻撃の練習のときに細かい指示を欲しがる」と言っていた。マティアス監督が浦和レッズで指導していて感じたことはあるか?)
「先日も言いましたが、前監督とは長い話をしました。私は自分の文化を日本の文化の中に入れ、それをミックスさせようとしています。もちろんそれに関して、我々の方からも指示をしっかりと与えたいと思っていますが、同時に選手は個々が成長することを目指さなければいけないですし、周りの状況を読みながら成長していくことも必要だと思います。ピッチ上での選手の会話も増えていますし、戦術的な関係性も良くなってきていると思います。選手の全ての行動が監督の指示に基づいたものであれば、監督の限界がチームの限界になってしまいます。戦術的なシステムはありますが、その中で選手たちにクリエイティブなプレーを望んでいます。野心的な目標かもしれませんが、将来的に成功したいのであれば、クラブとしてそういったところも重要になってくると思います」

(マティアス監督のサッカーでは、8番と言われるインサイドハーフとウイングの関係性が大事だと思うが、8番とウイングは互換性があるものなのか?それぞれスペシャリティーを極めてほしいと思っているのか?戦術や試合によってウイングタイプの選手を8番に起用したりすることもあるのか?マティアス監督が8番に求めることやその重要性は?)
「まずウイングには1対1でのプレーを求めます。そこで相手のバランスを崩すことを行います。8番の選手、インサイドハーフはボックス トゥ ボックスの選手になります。フィジカル的な能力も求められます。戦術的なところから見ますと、もちろん周りとの関係性も重要ですが、8番の選手は敵陣ペナルティーエリア内に侵入して得点を決めるところまでやってもらいたい存在です。選手によってはそれを求められることが新しいことになっています。攻撃のときの武器を増やすためには、8番とウイングとサイドバックのつながりが非常に重要になってきます。裏に抜ける選手は8番であったり、8番が降りてくればウイングが抜けていったりします。そういった第一波、第二波の攻撃をした後、第三波としてサイドバックが前に現れることもあります。その3人のうち少なくとも1人が裏に抜けることが必要です。守備もゾーンで守りますので、そこでも周りとの関係性が重要になってきます」

(前田選手は先発出場が可能な状態か?また彼が出場することでもたらされる効果は?)
「前田は我々が来てから常に先発メンバー候補であり、周りとの関係性もどんどん深めています。攻撃のときに中からも外からも行ける非常に興味深い選手です。また強度が高いプレーができる選手です」

(開幕から2試合勝利がないが、焦りはないか?勝利への意気込みはどうか?)
「開幕からの2試合では前半は両方とも良かったですし、後半の終盤でもいいプレーができていましたので、どちらの試合も勝っていてもおかしくなかったと思っています。次の試合では先に点を取りたいです。ただし、試合の中でチームが成長していますので、さらに成長した姿を次の試合でお見せすることができればと思っています」

(セットプレーについて、サミュエル グスタフソン選手は長身なので、キックではなく中で使ってもいいのではないかという意見があるが、それを聞いてどう感じるか?)
「開幕からの2試合でCKは14回ありました。攻撃でのセットプレーに可能性を感じています。広島戦でも決定機をつくっていましたので、今後は攻撃でのセットプレーで必ず点が取れると思っています。セットプレーの改善や練習にしっかりと時間を割いています。今後も良くなっていくところだと思います」

(マティアス監督は何度も「関係性」という言葉を使っていて、新体制発表会見でも「2対1の状況をつくっていきたい」という言葉を何度か言っていた。先日の公開トレーニングの際も「4対2から2対1をつくる」という内容があり、その点にはすごくこだわっていると感じるが、2対1の局面をどう捉えているか?どういう過程で重視するようになっていったのか?)
「まず我々のプレーの原理として、ピッチの中央でボールを持てる際には長い時間そうするというものがあります。そして2対1の状況があればダイレクトにそこを使うというものです。個人プレーによって1対1で抜ける選手がいることがありますが、ラストサードに入ったときに2対1をつくることができれば、その優位性を生かすことができます。1人目がボールを運んでいるときに2人目が回るという戦術的なタイミングを合わせることが重要だと思います。そのタイミングを合わせるために、みなさんも一部ご覧になったと思いますが、2対1、3対2、4対3などの形でトレーニングを行ったりします」

(セットプレーに関しては、グスタフソン選手は合わせる側でも強いのではないかということだったと思うが、実はヘディングは得意ではなくキックを生かした方がいいのか?)
「今のところヘディングよりキックの方が得意だと思っています。つまり、ペナルティーエリアの中でヘディングすることが彼の伸びしろだということです。彼は点を取れますが、どちらかというと2列目、3列目から飛び出して点を取るという形が多いです」

(前節の東京ヴェルディ戦では途中から4-4-2に変えたが、ファーストチームはトレーニングでほとんど行っていなかったと思うが、交代選手は仮想東京Vとしてトレーニングしていたことが生きたと思う。終盤の勝負に出るときのフォーメーションや戦術として相手側を想定したことをそのまま生かしたのか?どういった発想でその選択をしたのか?)
「この前の試合ではウイングの選手に怪我人が多くいて、試合の途中で松尾(佑介)の体力が限界に来たという状況がありました。そして複数のポジションをこなせる(中島)翔哉には、内側に入っていくウイングを務めてもらいました。彼が中に入ることによって(大畑)歩夢が外から行くことができました。そういう形から歩夢がPKを誘発しましたし、大きなゴールチャンスもありました。翔哉が左サイドから内側に入ることによって、回ってくる歩夢を使うこともできますし、右足でファーサイドにクロスを上げることもできますし、そのままシュートを打つこともできるという形でした。戦術的な変更をするときもそれぞれの選手の強みを生かすことを心掛けています」

(東京V戦のフォーメーション変更や選手の投入でマティアス監督の柔軟性を感じたが、今後は4-3-3をベースとしながらも変化を加えていくプランをトレーニングから落とし込んでいくことはあるのか?)
「4-3-3をさらに発展させていくことを考えても、まだまだやらなければいけないことはたくさんあります。4-3-3の形を変えなくても選手を代えることによって戦術的な違いを出すことはできると思います。そして、そのバリエーションを練習することによって別の武器を持つことができると思います。翔哉は試合でも良かったですが、練習でも常にゴールやアシストを見せ続けています。彼は8番もできればウイングもでき、偽のストライカーもできる選手だと思います」

(今季のJ1リーグは2試合を終えて2連勝したチームが1つもない。これは19年ぶりのことだが、長いシーズンの中でも世界で稀に見るような混戦になりやすいリーグであることをどう見ているか?)
「私は38試合あることがうれしいです。私のように新たに日本に来た人たちにとっては、毎週新たに学ぶことがあります。非常に魅力的なリーグだと思います。そして競争力が非常に高いリーグでもあると思います。そして我々はここで強度の高い練習をする文化を持続的につくろうとしています。それが将来的な成功につながると思います。そしてそれは自分たちのプレーの強みを発揮させるためです。これを続けていけば安定性も出てくると思います。毎週、私たちはフィジカル的な限界を突破する試みもしていますが、同時にフレッシュな状態で試合に挑めるよう、オーバーロードにならないように気を付けながら進めています。素晴らしいリーグでたくさんの観客が試合を観に行っています。監督としてモチベーションが上がる場所だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「成長した姿を次の試合でお見せしたい」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 3/8)

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