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西川がホームタウンの小学校を訪問
7日、西川周作がホームタウンの小学校である埼玉大学教育学部附属小学校を訪問し、「レッズ先生」として「夢」をテーマに小学4年生の児童に向けて授業を行った。
「レッズ先生」とは、選手が自らの経験をもとに、夢を持つことやその目標に向かって努力する大切さ、夢を叶えるために支えてくれる家族や友達の大切さなどを伝えるための授業である。9月に実施された小泉佳穂の訪問に続いて今年4回目のレッズ先生の授業開催となり、通算36回目の実施となった。
「こんにちは!」という元気なあいさつとともに、西川が体育館に登場すると、4年生105人の児童から大きな拍手で迎えられた。はじめに西川から児童に向けて自己紹介が行われた。「今日はみんなと楽しい時間を過ごしたいと思います、楽しく、元気よく! みなさんよろしくお願いします」という掛け声に、児童たちも元気よく応じた。
「しゅうさく先生」という児童の呼びかけにより授業がスタートし、選手自身が書いた「夢年表」に沿って、選手自身が幼少期にどのような夢を持ち、その夢に向かってどのように過ごしてきたかを児童に向けて話した。
幼少期の夢は「警察官」だったということを話す西川は、警察官になることを夢見ながらも小学校へ入学し、友人たちと休み時間にサッカーをしていくうちに、サッカーにも興味を持ちはじめ、小学校3年生でサッカー部に入ったことをきっかけに、西川のサッカー人生が始まったと話した。サッカーを始めたばかりのころはFW志望だった西川だったが、幼少期の体格を生かされGKに任命されたという。GKというポジションの特性上「土のグランドだったから服が汚れるし、(相手に)ゴールを決められたらGKの責任にされる」という理由でGKが嫌で仕方なかったと話す西川であったが、それでも、挑戦・努力を続け、プロサッカー選手になった経緯を語った。
小学校のころはまだ夢を持っていなかったという西川だが、「勉強よりもサッカーをする時間が楽しくて仕方なかった。みんなが家に帰った後も、一人で学校に残ってサッカーの練習をしたり、好きなことを一生懸命取り組んでいた幼少期だった」と話した。
続いて、中学生から高校生になるタイミングでユースチームや高校などからスカウトを受けたことで、プロサッカー選手になることを本格的に意識し始めたこと、「どのような進路を選ぶことが自分にとってベストな選択となり、プロサッカー選手に早くなれるか考えた時に、地元の大分県のプロサッカーチームの育成組織のチームに行くことを決めた」と話す。そして大好きなサッカーをし続けた結果、「自然に自分の夢がプロサッカー選手になっていった」という。
21歳のときに左膝を怪我したことがきっかけで、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)の決勝に出場することができなかったことを大きな挫折と話した西川は、「チームは優勝したけど、出場したかったし、非常に悔しい思いをした」と話し、それ以来、怪我を防ぐためにどうしたら良いか常に意識しながら、プロ生活20年間を過ごしてきた話などを振り返った。続けて、21歳で初めて日本代表に選出されたことを振り返りながら、「日本代表は、日本中のみなさんが応援してくれる場所であって、何歳になっても選ばれたいという目標を持って、今も努力し続けています」と現在の自身の夢についても語った。
児童からの「尊敬しているGKの選手は?」という質問には、「川口能活選手にはすごく憧れました。今でもお会いすると緊張するし、少年のときのような気持ちがよみがえります」
と笑顔で答えた。いくつかの児童からの質問に丁寧に答えたあとは、サッカーボールを使って児童とパス交換をしながら交流を深めるなど終始和やかな時間を過ごした。
最後に、授業に参加した児童たちに向けて西川は、「これからやりたいことや夢が見つかっていくと思いますが、これからも夢に向かって一生懸命がんばってください。そして、みんなで埼玉スタジアムに応援にきて一緒に闘ってくれたらうれしいです」と話した。続けて、「今日は、昨年ACL(AFCチャンピオンズリーグ)という戦いでアジアナンバー1になったことを記念して、浦和レッズからさいたま市の小学生に向けてサッカーボールを贈ります。サッカーボールを使って、みんなで楽しんでもらえたらうれしいです」と話し、児童に選手サイン入りのクリアファイルと一緒にサッカーボールをプレゼントして、全員で記念写真を撮影して今回の授業は終了した。
その後西川は、体育館を退出する児童一人ひとりに対し、クリアファイルを手渡し、4年生を見送った。
児童が退出したあとは、埼玉大学教育学部附属小学校の創立150周年を記念し、「浦和レッズプロジェクト」と題した特別な取り組みが行われた。このプロジェクトは、児童たち自身が『浦和レッズと一緒にしたい企画』を1年生から順に実施した。
1年生の「選手と一緒に写真を撮りたい」というリクエストを皮切りに「サッカーお悩み相談」や「選手とPK対決」、「フラフープ対決」、「じゃんけん大会」など児童からの積極的なアイディアが次々と実現され、西川も終始笑顔で対応し、多くの児童と交流を図った。
選手による小学校訪問は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、ホームタウンの子どもたちのために実施されています。地域の子どもたちとふれあうことで、クラブや選手をより身近に感じてもらうとともに、子どもたちへ夢や希望、勇気を与えるメッセージを発信し続けます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「レッズ先生」とは、選手が自らの経験をもとに、夢を持つことやその目標に向かって努力する大切さ、夢を叶えるために支えてくれる家族や友達の大切さなどを伝えるための授業である。9月に実施された小泉佳穂の訪問に続いて今年4回目のレッズ先生の授業開催となり、通算36回目の実施となった。
「こんにちは!」という元気なあいさつとともに、西川が体育館に登場すると、4年生105人の児童から大きな拍手で迎えられた。はじめに西川から児童に向けて自己紹介が行われた。「今日はみんなと楽しい時間を過ごしたいと思います、楽しく、元気よく! みなさんよろしくお願いします」という掛け声に、児童たちも元気よく応じた。
「しゅうさく先生」という児童の呼びかけにより授業がスタートし、選手自身が書いた「夢年表」に沿って、選手自身が幼少期にどのような夢を持ち、その夢に向かってどのように過ごしてきたかを児童に向けて話した。
幼少期の夢は「警察官」だったということを話す西川は、警察官になることを夢見ながらも小学校へ入学し、友人たちと休み時間にサッカーをしていくうちに、サッカーにも興味を持ちはじめ、小学校3年生でサッカー部に入ったことをきっかけに、西川のサッカー人生が始まったと話した。サッカーを始めたばかりのころはFW志望だった西川だったが、幼少期の体格を生かされGKに任命されたという。GKというポジションの特性上「土のグランドだったから服が汚れるし、(相手に)ゴールを決められたらGKの責任にされる」という理由でGKが嫌で仕方なかったと話す西川であったが、それでも、挑戦・努力を続け、プロサッカー選手になった経緯を語った。
小学校のころはまだ夢を持っていなかったという西川だが、「勉強よりもサッカーをする時間が楽しくて仕方なかった。みんなが家に帰った後も、一人で学校に残ってサッカーの練習をしたり、好きなことを一生懸命取り組んでいた幼少期だった」と話した。
続いて、中学生から高校生になるタイミングでユースチームや高校などからスカウトを受けたことで、プロサッカー選手になることを本格的に意識し始めたこと、「どのような進路を選ぶことが自分にとってベストな選択となり、プロサッカー選手に早くなれるか考えた時に、地元の大分県のプロサッカーチームの育成組織のチームに行くことを決めた」と話す。そして大好きなサッカーをし続けた結果、「自然に自分の夢がプロサッカー選手になっていった」という。
21歳のときに左膝を怪我したことがきっかけで、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)の決勝に出場することができなかったことを大きな挫折と話した西川は、「チームは優勝したけど、出場したかったし、非常に悔しい思いをした」と話し、それ以来、怪我を防ぐためにどうしたら良いか常に意識しながら、プロ生活20年間を過ごしてきた話などを振り返った。続けて、21歳で初めて日本代表に選出されたことを振り返りながら、「日本代表は、日本中のみなさんが応援してくれる場所であって、何歳になっても選ばれたいという目標を持って、今も努力し続けています」と現在の自身の夢についても語った。
児童からの「尊敬しているGKの選手は?」という質問には、「川口能活選手にはすごく憧れました。今でもお会いすると緊張するし、少年のときのような気持ちがよみがえります」
と笑顔で答えた。いくつかの児童からの質問に丁寧に答えたあとは、サッカーボールを使って児童とパス交換をしながら交流を深めるなど終始和やかな時間を過ごした。
最後に、授業に参加した児童たちに向けて西川は、「これからやりたいことや夢が見つかっていくと思いますが、これからも夢に向かって一生懸命がんばってください。そして、みんなで埼玉スタジアムに応援にきて一緒に闘ってくれたらうれしいです」と話した。続けて、「今日は、昨年ACL(AFCチャンピオンズリーグ)という戦いでアジアナンバー1になったことを記念して、浦和レッズからさいたま市の小学生に向けてサッカーボールを贈ります。サッカーボールを使って、みんなで楽しんでもらえたらうれしいです」と話し、児童に選手サイン入りのクリアファイルと一緒にサッカーボールをプレゼントして、全員で記念写真を撮影して今回の授業は終了した。
その後西川は、体育館を退出する児童一人ひとりに対し、クリアファイルを手渡し、4年生を見送った。
児童が退出したあとは、埼玉大学教育学部附属小学校の創立150周年を記念し、「浦和レッズプロジェクト」と題した特別な取り組みが行われた。このプロジェクトは、児童たち自身が『浦和レッズと一緒にしたい企画』を1年生から順に実施した。
1年生の「選手と一緒に写真を撮りたい」というリクエストを皮切りに「サッカーお悩み相談」や「選手とPK対決」、「フラフープ対決」、「じゃんけん大会」など児童からの積極的なアイディアが次々と実現され、西川も終始笑顔で対応し、多くの児童と交流を図った。
選手による小学校訪問は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、ホームタウンの子どもたちのために実施されています。地域の子どもたちとふれあうことで、クラブや選手をより身近に感じてもらうとともに、子どもたちへ夢や希望、勇気を与えるメッセージを発信し続けます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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