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「我々はこの試合をスタートから支配したい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 11/20)
20日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、11月22日(金)に埼玉スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第28節 川崎フロンターレ戦【MATCH PARTNER 三菱重工】に向けて意気込みを語った。
(今回の川崎戦は特殊な試合だが、どんな点をおろそかにしてはいけないと考えているのか?)
「私の人生でも初めての特殊な状況です。私にとっても鬼木(達)監督にとっても一つのテストになると思います。この試合で重要なことは、立ち上がりから高い強度でプレーすることだと思います。通常の試合の準備の中では、試合の中のいろいろな時間帯を想定し、強度が上がる時間帯、強度が下がる時間帯、後半の流れなどを考えたりします。しかし、この試合はいきなり後半からスタートですので、いつもとは違ったものになると思います」
(川崎の戦い方もこれまでの印象と違う可能性もあると想定して試合に臨むのか?)
「さまざまなシナリオに対応できるように準備を進めています。レッズが1-0とリードしている状況から始まることも忘れてはいけません。川崎が様子見ではなくいきなりハイプレスを掛けてくることを想定しておかなければいけません」
(レッズの監督に就任してこの45分が残っていると知ったときにどんなことを思ったのか?)
「前半と後半で監督が違うということも独特な状況だと思います。私は今シーズンの残りに向けてどういうことをすればいいかということに集中するのみです。来シーズンのことも考え、どのようなスタイルで戦っていくのかということを考えなければいけません。そしてこの45分はその試合自体を戦うことと同時に、来シーズンに向けての準備にもならなければいけないと思います」
(基本的に先発メンバーを選べない試合になり、まずはマチェイ監督が選んだわけではないメンバーで戦うことになると思う。最近も試合に出ている選手が並んでいるとは思うが、ある程度いいメンバーだと思ったのか?それともここは代えたいというポジションがあるのか?)
「ルール上、同じメンバーで挑むという前提で見ていましたので、どこかを代えたいという考えにはなりませんでした。また、最近の試合に出場している選手が多いので、いいセットアップだと思っています」
(日本代表の今年の活動が昨日の試合で終わった。昨年、伊藤敦樹選手が日本代表に選ばれたときのことも覚えているが、日本代表に入るような選手をキープし続けることは今のサッカー界の流れでは難しいと思う。すごくいい選手はヨーロッパに行ってしまうかもしれないが、いい選手を維持していくためにクラブが大切にしていかなければいけないことはどんなことだと考えているか?)
「常に各ポジションの獲得候補のリストを作り続けていくことがクラブとして重要だと思います。敦樹のように移籍があった場合、そこで動けるようにしておかなければいけません。レッズは実際にそのようにしています。スカウトの方々も日々、一生懸命そういう仕事をしています。現代のサッカーでは選手が活躍すればヨーロッパに行くということはノーマルになっていますので、誰かが移籍すればそこを埋める準備をしなければいけません」
(チームは残留が決まって何が何でも勝ち点を取らなければいけないというプレッシャーからは解放されて、また違ったメンタリティーで今季の残りの試合に臨めると思うが、ここからの試合で来シーズンを見据えて付け加えること、新しいものを出していきたいという考えはあるのか?)
「新しい要素は毎週加えていこうと思っています。そのように加えたものが実際に選手にとっていいものかどうかということも評価しながら行っています。今後の試合でも、たとえばビルドアップにも新しい要素を加えていきたいと思います」
(川崎戦と来シーズンに向けての準備で今週はどういった点にフォーカスしてトレーニングしているのか?)
「今週はビルドアップを中心にトレーニングしてきました。ビルドアップで改善したり加えたりしたいことがありました。特にサイドバックとボランチのところです。今までリーグでやってこなかったことを少し試したいと思っています。そういった要素を川崎戦でトライするのはいいタイミングかもしれません」
(川崎は1点取るためにハードに戦ってくると思う。ボールをつなぎながら揺さぶりを掛けてコンビネーションで崩していくのが川崎の手法だと思うが、ボールの奪いどころについてどう考えているのか?)
「昨年、日本に来てからずっと鬼木監督のスタイルを好んでいます。対戦するとやりにくいチームだと思います。長いボールとポゼッションからゴールチャンスをつくれるチームです。いかにそれを制限するかというプランは立てています。ホームゲームであるということも考慮しなければいけません。我々はホームでは相手よりも長くボールを握って試合を支配して戦いたいと思っています。我々はこの試合をスタートから支配したいと思っていますが、流れを見て変えるべきところは変えながら実行していきたいと思います」
(先ほどもおっしゃっていたが、昨季も川崎や新潟のスタイルを評価していたと思う。彼らのスタイルはヨーロッパに通じるスタイルなのか?それとも日本の独特のスタイルなのか?どういった点を評価しているのか?)
「純粋な日本のサッカーというようなイメージで見ています。相手のスタイルにかかわらず、しっかりとポゼッションをするチームです。ビルドアップのときは各ゾーンで形を持っています。そういうチームですので、私は見ていて楽しいです。私の本来のスタイルと一致しているから好きというわけではありません。私のスタイルは相手の長所などを見て、いかにそれを制限するかということもあります。なぜ昨季から新潟や川崎を評価しているかといいますと、非常にいいビルドアップを持っているからです」
(今季の前半戦のレッズは日本の守り方に対する攻め方に苦労した印象がある。マチェイ監督もサイドチェンジを重視しようという指示をしていると思うが、小泉佳穂選手はFIFAクラブワールドカップで対戦した海外クラブの方が効いていたという話をしていた。日本の守り方に対する攻撃は特殊なものが求められるのか?)
「先ほど、私は相手の長所などを見てそれを消すという話をしましたが、日本のクラブでは独自のスタイルを貫く監督が多いと感じています。たとえば柏(レイソル)戦では相手の左サイドがストロングサイドだと分かっていましたので、いつもとは守り方を少し変えてそこを消すようにしました。(サンフレッチェ)広島戦は相手の守備のことを考え、左右非対称のビルドアップを行いました。それは左のウイングを解放するためでした。相手がやりたいことをやらせないということが私のやり方です。ですが、ボールを持ったら自分たちのスタイルがどうあるべきかということも考えています」
(今回の川崎戦は広島戦からほとんどメンバーが変らないが、川崎戦のことをある程度計算していたのか?それとも偶然似たメンバーになったのか?)
「これは偶然です。広島戦は我々にとって非常に重要な試合でした。1試合ずつ考えて戦っています。2週間後、3週間後にこの試合があるからそれに近づけようということはしていません」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(今回の川崎戦は特殊な試合だが、どんな点をおろそかにしてはいけないと考えているのか?)
「私の人生でも初めての特殊な状況です。私にとっても鬼木(達)監督にとっても一つのテストになると思います。この試合で重要なことは、立ち上がりから高い強度でプレーすることだと思います。通常の試合の準備の中では、試合の中のいろいろな時間帯を想定し、強度が上がる時間帯、強度が下がる時間帯、後半の流れなどを考えたりします。しかし、この試合はいきなり後半からスタートですので、いつもとは違ったものになると思います」
(川崎の戦い方もこれまでの印象と違う可能性もあると想定して試合に臨むのか?)
「さまざまなシナリオに対応できるように準備を進めています。レッズが1-0とリードしている状況から始まることも忘れてはいけません。川崎が様子見ではなくいきなりハイプレスを掛けてくることを想定しておかなければいけません」
(レッズの監督に就任してこの45分が残っていると知ったときにどんなことを思ったのか?)
「前半と後半で監督が違うということも独特な状況だと思います。私は今シーズンの残りに向けてどういうことをすればいいかということに集中するのみです。来シーズンのことも考え、どのようなスタイルで戦っていくのかということを考えなければいけません。そしてこの45分はその試合自体を戦うことと同時に、来シーズンに向けての準備にもならなければいけないと思います」
(基本的に先発メンバーを選べない試合になり、まずはマチェイ監督が選んだわけではないメンバーで戦うことになると思う。最近も試合に出ている選手が並んでいるとは思うが、ある程度いいメンバーだと思ったのか?それともここは代えたいというポジションがあるのか?)
「ルール上、同じメンバーで挑むという前提で見ていましたので、どこかを代えたいという考えにはなりませんでした。また、最近の試合に出場している選手が多いので、いいセットアップだと思っています」
(日本代表の今年の活動が昨日の試合で終わった。昨年、伊藤敦樹選手が日本代表に選ばれたときのことも覚えているが、日本代表に入るような選手をキープし続けることは今のサッカー界の流れでは難しいと思う。すごくいい選手はヨーロッパに行ってしまうかもしれないが、いい選手を維持していくためにクラブが大切にしていかなければいけないことはどんなことだと考えているか?)
「常に各ポジションの獲得候補のリストを作り続けていくことがクラブとして重要だと思います。敦樹のように移籍があった場合、そこで動けるようにしておかなければいけません。レッズは実際にそのようにしています。スカウトの方々も日々、一生懸命そういう仕事をしています。現代のサッカーでは選手が活躍すればヨーロッパに行くということはノーマルになっていますので、誰かが移籍すればそこを埋める準備をしなければいけません」
(チームは残留が決まって何が何でも勝ち点を取らなければいけないというプレッシャーからは解放されて、また違ったメンタリティーで今季の残りの試合に臨めると思うが、ここからの試合で来シーズンを見据えて付け加えること、新しいものを出していきたいという考えはあるのか?)
「新しい要素は毎週加えていこうと思っています。そのように加えたものが実際に選手にとっていいものかどうかということも評価しながら行っています。今後の試合でも、たとえばビルドアップにも新しい要素を加えていきたいと思います」
(川崎戦と来シーズンに向けての準備で今週はどういった点にフォーカスしてトレーニングしているのか?)
「今週はビルドアップを中心にトレーニングしてきました。ビルドアップで改善したり加えたりしたいことがありました。特にサイドバックとボランチのところです。今までリーグでやってこなかったことを少し試したいと思っています。そういった要素を川崎戦でトライするのはいいタイミングかもしれません」
(川崎は1点取るためにハードに戦ってくると思う。ボールをつなぎながら揺さぶりを掛けてコンビネーションで崩していくのが川崎の手法だと思うが、ボールの奪いどころについてどう考えているのか?)
「昨年、日本に来てからずっと鬼木監督のスタイルを好んでいます。対戦するとやりにくいチームだと思います。長いボールとポゼッションからゴールチャンスをつくれるチームです。いかにそれを制限するかというプランは立てています。ホームゲームであるということも考慮しなければいけません。我々はホームでは相手よりも長くボールを握って試合を支配して戦いたいと思っています。我々はこの試合をスタートから支配したいと思っていますが、流れを見て変えるべきところは変えながら実行していきたいと思います」
(先ほどもおっしゃっていたが、昨季も川崎や新潟のスタイルを評価していたと思う。彼らのスタイルはヨーロッパに通じるスタイルなのか?それとも日本の独特のスタイルなのか?どういった点を評価しているのか?)
「純粋な日本のサッカーというようなイメージで見ています。相手のスタイルにかかわらず、しっかりとポゼッションをするチームです。ビルドアップのときは各ゾーンで形を持っています。そういうチームですので、私は見ていて楽しいです。私の本来のスタイルと一致しているから好きというわけではありません。私のスタイルは相手の長所などを見て、いかにそれを制限するかということもあります。なぜ昨季から新潟や川崎を評価しているかといいますと、非常にいいビルドアップを持っているからです」
(今季の前半戦のレッズは日本の守り方に対する攻め方に苦労した印象がある。マチェイ監督もサイドチェンジを重視しようという指示をしていると思うが、小泉佳穂選手はFIFAクラブワールドカップで対戦した海外クラブの方が効いていたという話をしていた。日本の守り方に対する攻撃は特殊なものが求められるのか?)
「先ほど、私は相手の長所などを見てそれを消すという話をしましたが、日本のクラブでは独自のスタイルを貫く監督が多いと感じています。たとえば柏(レイソル)戦では相手の左サイドがストロングサイドだと分かっていましたので、いつもとは守り方を少し変えてそこを消すようにしました。(サンフレッチェ)広島戦は相手の守備のことを考え、左右非対称のビルドアップを行いました。それは左のウイングを解放するためでした。相手がやりたいことをやらせないということが私のやり方です。ですが、ボールを持ったら自分たちのスタイルがどうあるべきかということも考えています」
(今回の川崎戦は広島戦からほとんどメンバーが変らないが、川崎戦のことをある程度計算していたのか?それとも偶然似たメンバーになったのか?)
「これは偶然です。広島戦は我々にとって非常に重要な試合でした。1試合ずつ考えて戦っています。2週間後、3週間後にこの試合があるからそれに近づけようということはしていません」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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