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マチェイ スコルジャ監督 福岡戦試合後会見

2024明治安田J1リーグ 第37節 アビスパ福岡戦 試合後のコメント

「本日の試合の入り方は、非常に良かったと思います。相手陣内でボールを長くキープすることができましたし、ビルドアップが非常に良かったと思います。ただ、立ち上がりの20分、25分くらいまでは裏に抜ける動きが十分ではなかったので、チャンスの回数が多くありませんでした。そして自陣のビルドアップでボールのロストがあり、そこで紺野(和也)選手が素晴らしいゴールを決めました。我々は逆転を目指してプレーしましたが、ファイナルサードに入ってからの、クロスを含めた決定力が足りなかったと思います。

後半も同じように攻撃的に行こうとしました。(前田)直輝と(原口)元気には、斜め内側へのダイアゴナルランを増やそうという指示を出しました。ただ本日は、キッカーとランナーのタイミングがあまりうまく合いませんでした。

チームは得点しようとトライしていったと思います。ベンチから入った選手たちもベストを尽くしてくれました。たとえば元気から(二田)理央への素晴らしいパスもありました。試合終了間際の(本間)至恩の場面もありました。しかし本日はそれを得点につなげることはできませんでした。そのようなチャンスを、長い距離を移動してきて応援してくださっているファン・サポーターの前でつくりましたが、シーズンの最後で喜びを与えることができませんでした。

我々にとって、勝ち点3を取る機会があとひとつあります。次のホームでの最終節では勝利を目指しながら、できるだけ良い内容のプレーもしたいと思っています」

[質疑応答]
(前半、裏抜けのプレーが少なかったということだが、パスをつなぐことに集中してしまった理由をどのように考えているか?)
「ビルドアップの形がショートのみになってしまいました。いい形での背後への供給がありませんでした」

(ボランチの選手、小泉佳穂選手がセンターバックの目の前まで降りてきてボールを欲しがる場面が多かった。それによってパスはつながるけれども前に進めていない印象があったが?)
「(小泉)佳穂が(渡邊)凌磨とローテーションをしてボランチのところに入るのは、一つの狙いとしてやっていました。そのときの凌磨の狙いは、裏に抜けることでした。かなりいいところまで行きましたが、タイミング良くそこにパスを供給するところがありませんでした。

ボランチが相手のディフェンスラインの背後に抜けるのは、今後もやっていきたいプレーです。凌磨もサミュエル(グスタフソン)もそれができると思います。次節でもそこはトライしたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 福岡戦試合後会見

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