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「我々の仕事、我々がやらなければいけないことに集中したい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 12/6)

6日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、12月8日(日)に埼玉スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第38節 アルビレックス新潟戦【MATCH PARTNER三菱自動車】に向けて意気込みを語った。

(ホーム最終戦であり今シーズン最終戦、新潟が残留争いしていることも含め、この試合の難しさをどう感じているか?)
「もちろんアルビレックス新潟の状況は把握しています。ただ、我々は我々の仕事、我々がやらなければいけないことに集中したいと思います。J1リーグではどの試合も難しいですが、最終節で残留争いをしているチームと対戦するとなると、我々のモチベーションのレベルが最高の状態でなければいけないと思います。それに関しては、満員のホームで最終節をプレーすることになりますし、(興梠)慎三やウガ(宇賀神友弥)にとっても最後の試合になりますので、みんなが高いモチベーションで臨んでくれると思います」

(新潟に勝利するために大切なポイントはいろいろあると思うが、レッズの攻撃に関してはどのように感じているか?)
「前節のアビスパ(福岡)戦を思い返すと、長い時間ボールをキープしたにもかかわらず、多くのチャンスをつくれなかったことは我々の攻撃の一つの改善点だと思っています。今週は相手の背後のスペースやライン間のスペースをタイミングよく使うトレーニングをしてきましたので、より効果的なプレーができればと思っています」

(この試合でもテストの意味がある選手を起用する構想はあるのか?)
「そのような要素もありますので、前節とはまたメンバーが変わったりします。ただ、前節から継続してやりたいこともあります」

(継続してやりたいこととはどんなことか?)
「ゾーン1やゾーン2でのビルドアップの中で行っていることです。また、近いゾーンでプレーしている選手たちの連係もそうです」

(FIFAクラブワールドカップ グループステージの組み合わせが決まったが、その感想は?また、世界と肩を並べて戦うためにどういったことが必要になってくると感じているか?)
「興味深い抽選結果となりました。レッズにとっては大きなチャレンジになります。もう我々は来シーズンに向けてできるだけ良い準備をしなければいけません。競争力のあるチームを作っていかなければいけないと思います」

(FIFAクラブワールドカップ2025の組み合わせ抽選会の際に名古屋グランパスで指揮を執っていた(アーセン)ベンゲルさんが「レッズの関係者と昨日の夜に話して、次の移籍市場で補強をしっかりするということを私に約束してくれた」という話をしていた。レッズに補強が必要なことは秘密ではないと思うが、どのような部分が必要だと思っているのか?)
「レッズに新しい血、新たな選手が必要だということは秘密でも何でもありません。どのラインでも新たな選手が必要だと思います。来シーズンの目標を達成するために強いキャラクターも必要だと思っています。この移籍市場が我々にとって非常に大事なものになるということは認めざるを得ません」

(マチェイ監督が率いるようになってから失点は減ったが、ボールを取る位置も低くなっていると思う。あらためてマチェイ監督にとっていい守備ができるチームとはどのようなチームなのか?)
「私にとって守備というのは攻撃時のリスクマネジメントから始まるものだと思っています。攻撃時にしっかりと形を整えておかなければいけない選手たちがいます。ボールのロストがあれば、最初の2、3秒が重要です。その切り替えのリアクションは非常に重要ですが、今のところそこに満足しているわけではありません。そこは改善点の一つだと思っています。また、ハイプレスも非常に重要ですし、前進はしているものの、私が求めているレベル にはまだ達していません。ローディフェンス時のルールはチームが理解しながら実行していると思います。相手が裏に抜けてくるところにもよく対応できていると思いますし、クロス対応もできています。ただ、サイドでクロスを上げさせないというところはよりアグレッシブに行ってもいいと思います。守備で私が求めているものに合わせて習慣を変えている選手もいます。それに関しては素晴らしい仕事をしている選手もいます。たとえば松尾(佑介)がそうです。チームが何を必要としているのか、そしてそのときの自分の仕事が何なのかをしっかり理解しながらプレーできている選手です。サミュエル(グスタフソン)や(前田)直輝も守備で大きく改善しています。そしてそこをさらに発展させられると信じています」

(昨シーズンのJ1リーグ最終戦はアウェイでの北海道コンサドーレ札幌戦だったが、小野伸二さんの現役最後の試合であり、前半途中で交代させてみんなで拍手で送り出すといういい光景があった。興梠選手や宇賀神選手もそういうやり方も考え方としてあると思うが、どういう送り出し方をしたいと考えているのか?)
「この試合は慎三やウガにとって非常に大事な試合ですし、そこは尊重したいと思っています。クラブ全体、そしてファン・サポーターの方々にとってもビッグイベントだと思っています。ただ、我々の第一の目標はこの試合で勝つことです。メディカル的な問題がなければ、慎三もウガもメンバー入りさせたいと思っています」

(FIFAクラブワールドカップ グループステージについて「興味深い抽選結果」と言っていたが、具体的にどういうところが興味深いのか?)
「我々のグループにヨーロッパのクラブが2つほど入ってくると思っていましたので、かなりスタイルの違うチームたちと戦うことになると思います。ヨーロッパのチームが1つ、アルゼンチンのチームが1つ、メキシコのチームが1つですので、違ったサッカー文化との対戦になります。そこが興味深いですね」

(いろいろな国のチームとの対戦で分析が大変になりそうだが?)
「一歩ずつ進めたいと思います。まず今は新潟戦のことを考え、それが終わったらプレシーズンのことを考える。そのように進めていきたいと思います」

(シーズン途中から指揮を執るのは難しかったと思うが、あらためてレッズにやってきてからの数ヵ月にどんな感想を持っているか?)
「プロサッカー界に監督として20年以上関わっています。その20年間の中でこの3ヵ月が最もタフな時期だったと思います。非常に難しい時期でした。それにはさまざまな理由がありますが、私にとっていくつかのサプライズもありました。非常にタフな3ヵ月でしたが、今後のことを考えると非常にいい経験になりました。大きなプレッシャーがかかる中でのサンフレッチェ(広島)戦で選手たちが目標を達成してくれました。そういったところでチームの多くの情報を得ることができたと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「我々の仕事、我々がやらなければいけないことに集中したい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 12/6)

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