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「パフォーマンスが上がってきているので、この試合を勝ちにいきたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 3/26)
26日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、3月28日(金)にヨドコウ桜スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第7節 セレッソ大阪戦に向けて意気込みを語った。
(先週の3日間のトレーニングはセレッソ大阪戦というより自分たちにフォーカスを当てられる時間だったと思うが、選手たちにどんなことを落とし込んだのか?)
「今回は2週間の時間がありましたので、試合の各フェーズのトレーニングをしてきました。強度もしっかり出ていましたし、選手たちがいい姿勢で取り組んでくれましたので、良かったと思います。セレッソ対策もしくは清水(エスパルス)対策という形より、自分たちの連動を高めてよりプレーを自動化させる方向で行いました」
(ここまでベンチスタートが多い選手たちにと先発メンバーたちとの連係を高める時間にもなったという認識でいいのか?)
「そこも一つのポイントで練習試合も行いました。サブの選手たちの連係も見られたので非常に良かったと思います。これから連戦が始まりますので、このサブの選手たちの役割も増えていくと思います」
(Jリーグの他のクラブはこの期間にYBCルヴァンカップを戦っていた。レッズはFIFAクラブワールドカップに出ることで準々決勝までの戦いが免除されているが、それは試合に今まで出ていなかった選手を公式戦で使う機会を失っているという見方もできるかもしれない。カップ戦が9月までないという点はどのように考えているか?)
「このタイミングでカップ戦に参加していない悪い側面はその部分だと思います。なぜなら、トレーニングマッチで強い相手を用意したとしても、公式戦のようなプレッシャーを再現することは難しいからです。ただ、それに対して文句を言いたいわけではありません。このスケジュールは最初から分かっていたもので、それに合わせて準備していくだけです」
(公式戦がない状態でサブの選手たちに働きかけることで大事にしていることはどういうことか?)
「この6試合のことを考えてもマネジメントが容易ではなかった部分ではあります。結果があまり出ていない中でも、私はスタメンの選手たちが一緒にプレーする時間をできるだけ長くしようという方針でやってきました。例えば2-0、3-0とリードしていてサブを投入するという試合はありませんでした。サブの選手たちも試合の中でだいたいは特別な役割を持ってピッチに立つものです。たとえば(ファジアーノ)岡山戦でリードしているときや、湘南(ベルマーレ)戦で点を取りに行かないといけないときなどです」
(渡邊凌磨選手が戻ってきたのはうれしいことではないか?)
「凌磨の復帰も近づいています。もちろんC大阪戦で出場する可能性はあります。彼はキープレーヤーです。スキルがあるだけではなく、素晴らしい姿勢とキャラクターを持っているからです」
(2週間の間に試合の各フェーズのトレーニングをしたという話だったが、そのフェーズについて具体的に教えてもらえないか?)
「たとえば守備ではハイプレスの連係を高める練習をしてきました。トレーニングマッチでも違ったシステムのチームと対戦したりしましたので、ハイプレスのシステムを途中で変えながらプレーする状況もありました。それは我々にとって非常に有用だったと思います。ローディフェンスもトレーニングしました。また、クロス対応などペナルティーエリア内の守備に改善の余地がありましたので、そこのトレーニングもしてきました。
攻撃に関してはゾーン1、ゾーン2、ゾーン3とビルドアップからフィニッシュまで行いました。また、そこまでたくさん行ったわけではないですが、ショートカウンターのトレーニングも行いました。このようにゲームのあらゆる要素のトレーニングをする時間がありましたので、非常に良かったと思いますし、これでまたチームが前進していればと思います」
(その成果を出すのがC大阪戦だと思うが、C大阪の印象はどうか?)
「すでにアウェイゲームを4つプレーしているという意味では、我々と似たスケジュールで戦ってきたチームです。ホームでまだ2試合しかプレーしていない、そしてあまりいい結果が残せていないという状況です。今のところ結果に満足していない2チームの対戦であり、両チームにとってのチャレンジだと思います。
ただ、C大阪は非常に興味深いビルドアップを持っているチームです。たとえばサイドバックが内側に入ったりします。若くて興味深い選手もたくさんいます。たとえば、左サイドバックの髙橋(仁胡)やトップ下の北野(颯太)です。攻撃に特長のあるチームだと思います。たとえば、右のルーカス(フェルナンデス)もそうですし、ストライカーの中島(元彦)もスキルのあるいい選手だと思います。
そして全体的にサイドチェンジをしながら、ショートパスでボールをつないでキープするチームでありますし、そこからウイングの1対1の場面を作ろうとします。非常に難しい相手だと思います。ただ、最近2試合のレッズの姿を見れば、パフォーマンスが上がってきていると思いますので、この試合を勝ちにいきたいと思っています」
(マチェイ監督のサッカーをさらに理解したいと思っての質問になるが、監督が思う決定力とはどういうことか?)
「かなりトリッキーな質問にもなり得るものですけれど、私にとって重要なことは選手の特長を把握して、それをいかに生かすかということだと思います。今のレッズの選手たちはボールをキープするスキルがあると思います。ビルドアップは非常にいいと思います。あとは焦れずに、いかにプレーし続けるかというところだと思います。どの試合でも攻撃をするにはスペースが必要です。狭いところで慌てていくというより、相手を引きつけながら、引き出しながら動かして、ギャップをつくってタイミング良くそこを使うということが必要だと思います。
その側面でもチームは前進しているとは思いますが、ファイナルサードに入ったときの落ち着き、ラストパスの判断のところをさらに向上させないといけないと思います。それを行うためには自信も必要ですが、今のところいい結果が出ていないというところで欠けている部分もあると思います。2連勝、3連勝するという状況が生まれれば、選手たちがさらに自信をつけてパフォーマンスもさらに向上していくと思います」
(たとえばC大阪は北野選手が4ゴールを挙げているが、彼が放ったシュートは19本。レッズのトップスコアラーはチアゴ サンタナ選手だが、彼は12本のシュートで3ゴール。数字では見えないところもあると思うし、たとえば昨日のポーランドとマルタの試合でポーランドが28本のシュートを打ったが、世界的なストライカーを擁するポーランドであってもマルタを相手に2点しか取れないこともある)
「数字だけではないとおっしゃいましたが、その通りだと思います。相手のスタイルもあります。私にとって数字やデータも重要ですが、それだけではなくて試合の流れなども大事だと思います。ちなみに、昨日のサウジアラビア戦で日本代表は何本シュートを打ちましたでしょうか?(笑)」
(ポーランド代表のシュート数はすぐに言えたが、日本代表のシュート数はすぐに言えずに申し訳ないです。ただ、昨日の日本代表はあまり多くシュートを打てなかった。サウジアラビアがいいゲームを行ったと思う)
「昨日は日本の方が内容は良かったと思いますし、チャンスもより多く作っていたと思います。数字やデータというのは長期的に見ると非常に良いものだと思いますが、今私が向上させようとしているのは、たとえばビルドアップがより効果的になるように、ハイプレスがより効果的になるようにというようなところです」
(C大阪はサイドバックが内側に入るという話もあったが、レッズも関根貴大選手、荻原拓也選手のインサイドからの攻め上がりもかなり目立ってきていて、彼らのゴールというのも期待できると思っているが、その辺りについてどう考えているか?)
「オギもタカも攻撃の能力がありますので、そこは我々も狙っているところですし、今後プレーするごとに良くなっていくと思います」
(レッズのファン・サポーターにすてきな週末をプレゼントしてほしい)
「ベストを尽くして成功を収めたいと思います」
(今のところ結果に満足していないチーム同士の対戦という話もあったが、2週間の中断があって仕切り直しの一戦と言うこともできるかもしれない。そういう再開1試合目でどんな戦いを見せたいか?)
「私に変えられるものであれば、2週間のブレークではなく、間に1試合公式戦がある方が理想でした。なぜそう言うのかといえば、岡山戦でかなり良いゲームをプレーして、鹿島(アントラーズ)戦でさらに前進したので、そのまま継続して次の試合がプレーできていれば、という部分はあります。ただ、現実的にはそうではなく、トレーニングマッチをプレーしました。そのトレーニングマッチの内容もかなり良かったので、C大阪戦でさらに前進することを願っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(先週の3日間のトレーニングはセレッソ大阪戦というより自分たちにフォーカスを当てられる時間だったと思うが、選手たちにどんなことを落とし込んだのか?)
「今回は2週間の時間がありましたので、試合の各フェーズのトレーニングをしてきました。強度もしっかり出ていましたし、選手たちがいい姿勢で取り組んでくれましたので、良かったと思います。セレッソ対策もしくは清水(エスパルス)対策という形より、自分たちの連動を高めてよりプレーを自動化させる方向で行いました」
(ここまでベンチスタートが多い選手たちにと先発メンバーたちとの連係を高める時間にもなったという認識でいいのか?)
「そこも一つのポイントで練習試合も行いました。サブの選手たちの連係も見られたので非常に良かったと思います。これから連戦が始まりますので、このサブの選手たちの役割も増えていくと思います」
(Jリーグの他のクラブはこの期間にYBCルヴァンカップを戦っていた。レッズはFIFAクラブワールドカップに出ることで準々決勝までの戦いが免除されているが、それは試合に今まで出ていなかった選手を公式戦で使う機会を失っているという見方もできるかもしれない。カップ戦が9月までないという点はどのように考えているか?)
「このタイミングでカップ戦に参加していない悪い側面はその部分だと思います。なぜなら、トレーニングマッチで強い相手を用意したとしても、公式戦のようなプレッシャーを再現することは難しいからです。ただ、それに対して文句を言いたいわけではありません。このスケジュールは最初から分かっていたもので、それに合わせて準備していくだけです」
(公式戦がない状態でサブの選手たちに働きかけることで大事にしていることはどういうことか?)
「この6試合のことを考えてもマネジメントが容易ではなかった部分ではあります。結果があまり出ていない中でも、私はスタメンの選手たちが一緒にプレーする時間をできるだけ長くしようという方針でやってきました。例えば2-0、3-0とリードしていてサブを投入するという試合はありませんでした。サブの選手たちも試合の中でだいたいは特別な役割を持ってピッチに立つものです。たとえば(ファジアーノ)岡山戦でリードしているときや、湘南(ベルマーレ)戦で点を取りに行かないといけないときなどです」
(渡邊凌磨選手が戻ってきたのはうれしいことではないか?)
「凌磨の復帰も近づいています。もちろんC大阪戦で出場する可能性はあります。彼はキープレーヤーです。スキルがあるだけではなく、素晴らしい姿勢とキャラクターを持っているからです」
(2週間の間に試合の各フェーズのトレーニングをしたという話だったが、そのフェーズについて具体的に教えてもらえないか?)
「たとえば守備ではハイプレスの連係を高める練習をしてきました。トレーニングマッチでも違ったシステムのチームと対戦したりしましたので、ハイプレスのシステムを途中で変えながらプレーする状況もありました。それは我々にとって非常に有用だったと思います。ローディフェンスもトレーニングしました。また、クロス対応などペナルティーエリア内の守備に改善の余地がありましたので、そこのトレーニングもしてきました。
攻撃に関してはゾーン1、ゾーン2、ゾーン3とビルドアップからフィニッシュまで行いました。また、そこまでたくさん行ったわけではないですが、ショートカウンターのトレーニングも行いました。このようにゲームのあらゆる要素のトレーニングをする時間がありましたので、非常に良かったと思いますし、これでまたチームが前進していればと思います」
(その成果を出すのがC大阪戦だと思うが、C大阪の印象はどうか?)
「すでにアウェイゲームを4つプレーしているという意味では、我々と似たスケジュールで戦ってきたチームです。ホームでまだ2試合しかプレーしていない、そしてあまりいい結果が残せていないという状況です。今のところ結果に満足していない2チームの対戦であり、両チームにとってのチャレンジだと思います。
ただ、C大阪は非常に興味深いビルドアップを持っているチームです。たとえばサイドバックが内側に入ったりします。若くて興味深い選手もたくさんいます。たとえば、左サイドバックの髙橋(仁胡)やトップ下の北野(颯太)です。攻撃に特長のあるチームだと思います。たとえば、右のルーカス(フェルナンデス)もそうですし、ストライカーの中島(元彦)もスキルのあるいい選手だと思います。
そして全体的にサイドチェンジをしながら、ショートパスでボールをつないでキープするチームでありますし、そこからウイングの1対1の場面を作ろうとします。非常に難しい相手だと思います。ただ、最近2試合のレッズの姿を見れば、パフォーマンスが上がってきていると思いますので、この試合を勝ちにいきたいと思っています」
(マチェイ監督のサッカーをさらに理解したいと思っての質問になるが、監督が思う決定力とはどういうことか?)
「かなりトリッキーな質問にもなり得るものですけれど、私にとって重要なことは選手の特長を把握して、それをいかに生かすかということだと思います。今のレッズの選手たちはボールをキープするスキルがあると思います。ビルドアップは非常にいいと思います。あとは焦れずに、いかにプレーし続けるかというところだと思います。どの試合でも攻撃をするにはスペースが必要です。狭いところで慌てていくというより、相手を引きつけながら、引き出しながら動かして、ギャップをつくってタイミング良くそこを使うということが必要だと思います。
その側面でもチームは前進しているとは思いますが、ファイナルサードに入ったときの落ち着き、ラストパスの判断のところをさらに向上させないといけないと思います。それを行うためには自信も必要ですが、今のところいい結果が出ていないというところで欠けている部分もあると思います。2連勝、3連勝するという状況が生まれれば、選手たちがさらに自信をつけてパフォーマンスもさらに向上していくと思います」
(たとえばC大阪は北野選手が4ゴールを挙げているが、彼が放ったシュートは19本。レッズのトップスコアラーはチアゴ サンタナ選手だが、彼は12本のシュートで3ゴール。数字では見えないところもあると思うし、たとえば昨日のポーランドとマルタの試合でポーランドが28本のシュートを打ったが、世界的なストライカーを擁するポーランドであってもマルタを相手に2点しか取れないこともある)
「数字だけではないとおっしゃいましたが、その通りだと思います。相手のスタイルもあります。私にとって数字やデータも重要ですが、それだけではなくて試合の流れなども大事だと思います。ちなみに、昨日のサウジアラビア戦で日本代表は何本シュートを打ちましたでしょうか?(笑)」
(ポーランド代表のシュート数はすぐに言えたが、日本代表のシュート数はすぐに言えずに申し訳ないです。ただ、昨日の日本代表はあまり多くシュートを打てなかった。サウジアラビアがいいゲームを行ったと思う)
「昨日は日本の方が内容は良かったと思いますし、チャンスもより多く作っていたと思います。数字やデータというのは長期的に見ると非常に良いものだと思いますが、今私が向上させようとしているのは、たとえばビルドアップがより効果的になるように、ハイプレスがより効果的になるようにというようなところです」
(C大阪はサイドバックが内側に入るという話もあったが、レッズも関根貴大選手、荻原拓也選手のインサイドからの攻め上がりもかなり目立ってきていて、彼らのゴールというのも期待できると思っているが、その辺りについてどう考えているか?)
「オギもタカも攻撃の能力がありますので、そこは我々も狙っているところですし、今後プレーするごとに良くなっていくと思います」
(レッズのファン・サポーターにすてきな週末をプレゼントしてほしい)
「ベストを尽くして成功を収めたいと思います」
(今のところ結果に満足していないチーム同士の対戦という話もあったが、2週間の中断があって仕切り直しの一戦と言うこともできるかもしれない。そういう再開1試合目でどんな戦いを見せたいか?)
「私に変えられるものであれば、2週間のブレークではなく、間に1試合公式戦がある方が理想でした。なぜそう言うのかといえば、岡山戦でかなり良いゲームをプレーして、鹿島(アントラーズ)戦でさらに前進したので、そのまま継続して次の試合がプレーできていれば、という部分はあります。ただ、現実的にはそうではなく、トレーニングマッチをプレーしました。そのトレーニングマッチの内容もかなり良かったので、C大阪戦でさらに前進することを願っています」
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