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マチェイ スコルジャ監督 C大阪戦試合後会見

2025明治安田J1リーグ 第7節 セレッソ大阪戦 試合後のコメント

「本日は我々にとって、非常に重要な試合でした。アウェイのC大阪戦で勝てない時期が続いていましたので、今日はそれを断ち切ろうという気持ちで挑みました。そして今週の練習の中で選手たちは非常に高いモチベーションで準備をしてくれました。しかし開始2分で我々のイージーなミスとも言える形から失点をするという最悪なスタートになり、自分たちをいきなり難しい状況に追い込んでしまいました。

前半は、我々がやりたいようなゲームコントロールはできませんでした。たとえばハイプレスをかけようとしているとき、相手が中盤の脇、ポケットのところに顔を出したときに、そこをうまくマネジメントできませんでした。そういったところからC大阪が我々のハイプレスを回避し、危険な場面を作っていました。前半は(西川)周作がチームを何度も救った時間帯でした。

ハーフタイムで松尾(佑介)を投入し、後半はウイングタイプを2人置いて、(マテウス)サヴィオをトップ下に動かしました。前半より内容はよくなりましたが、チャンスを作って得点することができませんでした。またC大阪の危険なカウンターのところも気をつけなければいけませんでした。

後半の終了間際に、リスクを負って2トップにしました。そしていくつかのチャンスを作っている中で、非常にいいプレーから(渡邊)凌磨が点を取ることができ、最終的に勝ち点1となりました。これは我々が試合前に目指した勝ち点ではありませんでしたが、本日の試合の流れを考えると、いい結果とも言える試合だったと思います」

[質疑応答]
(C大阪は広がってくるチームで、うまくいかない相手は5バックだったりするが、中断期間でそういう準備もできたのでは?)
「中断期間があったから3バックを用意する、ということは考えていませんでした。我々の4バックに継続性を持たせて進化させていくのが狙いでした。ただ、C大阪に対して守備ができた、できなかったというのはシステムの問題ではないと思います」

(4バックで戦う場合、マイボールの時間を作って相手に守備をさせなければいけなかったと思うが、マイボールの質については?)
「ボールキープのところは、本日の試合で我々の良い側面とは言えなかったと思います。ただ、準備期間中もボールをキープすることは一つの狙いでしたし、C大阪は横にもコンパクトなチームですので、サイドチェンジをしながらスペースを使える、という狙いはありましたが、そこで(金子)拓郎がサイドチェンジからボールを受ける場面が1回くらいしかなかったと思います。選手たちとも、なぜ落ち着いて焦れずにサイドチェンジをしながらキープをできなかったのか、という話はしたいと思います。

もう一つ、本日の試合で満足のいく部分ではなかったのが、背後のスペースの使い方です。鹿島アントラーズ戦では裏への抜け出しがかなりいい形でできていたのですが、本日はそれがありませんでした」

(マテウス サヴィオ選手に代えて中島翔哉選手を投入したが、どのような判断があったのか?)
「C大阪のディフェンスラインと中盤のラインの間が少し空き始めたと感じました。(中島)翔哉はライン間を使うのが得意な選手です。それが翔哉を起用した理由でした」

(マテウス サヴィオ選手は非常に技術が高く、個人的に奮闘していると思うが、なかなか彼の良さがチームの良い方向につながっていないように見えるが?)
「私も、(マテウス)サヴィオの能力を最大限に生かすことが自分のチャレンジだと思っています。サヴィオには、(松本)泰志とポジションチェンジをして中央に行ったり、あるいは右に行ったりしてもいいと言っていますが、まだ彼のポテンシャルを最大限に生かすことができていません。

サヴィオを落ち着かせることが大事だと思います。今は7試合プレーして、ゴールやアシストという数字が残せていない中で、彼も苦しんでいると思います。ただ、ここで焦ってはいけないと思います。私も我慢強く待ちたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 C大阪戦試合後会見

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