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「ここまでで最も大事な試合になるかもしれない。しっかりと勝利を目指して闘いたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 4/4)

4日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで行われ、4月6日(日)にベスト電器スタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第9節 アビスパ福岡戦に向けて意気込みを語った。

(ホームゲームは2勝1敗といい結果が出ていると思うが、アウェイでは5試合を戦って1試合も勝てていない。ホームとアウェイの差をどう感じているか?)
「アウェイでは未だに勝利していません。5試合プレーしましたが、それぞれ違った試合になったと思います。(ヴィッセル)神戸戦と鹿島(アントラーズ)戦は勝利に限りなく近い試合だったと思います。しかし、京都(サンガF.C.)戦、セレッソ(大阪)戦は幸運にも引き分けることができたと言える試合だったと思います。

アウェイゲームでキーとなる部分だと思いますが、良かった神戸戦、鹿島戦は立ち上がりが良かったと思います。良いゲームの入り方をするためには、まず選手たちがしっかりと実行できる戦術を用意することと、高いモチベーションを保ってプレーすることだと思います。簡単に言えばセレッソ戦のような立ち上がりを避けなければいけないということです」

(埼玉スタジアムはレッズのファン・サポーターの熱量など特別なスタジアムであることはマチェイ監督も実感されていると思う。一方、アウェイに行くと、相手がやりたいことを出してくる。その立ち上がりで受けてしまうことも見られると思うが、立ち上がりについてチームに強調していることは?)
「まずフィジカルの側面から見れば、高い強度が必要です。たとえば神戸戦の立ち上がりでのダニーロ ボザの大迫(勇也)に対するコンタクトのような強度です。そのようなフィジカル的なタフさも必要ですし、ボールを持ったときは1タッチ、2タッチで素早くボールを動かすことが必要だと思います。そして、周りの人が積極的に動いて顔を出して、常にオプションを作り続けるということが必要です」

(引き分けで乗り切っているのは負けるよりはいいが、勝ち点が伸びるかどうかは引き分けで終わるのか、勝ち切れるか、この2ポイントの差が大きいと思う。そういう意味で勝ち点1を勝ち点3にするために、特にアウェイゲームでさらに必要になることをどう考えているか?)
「非常に難しい質問ですね。どの試合も違った特長があって、このアウェイの5試合を比較すると、それぞれ足りなかったものが違います。たとえば鹿島戦は試合の最後のゲームマネジメントが足りませんでした。セレッソ戦は試合の入りのところでの集中力が欠けていました。そのような欠けた部分はトレーニングをしていますので、時間とともに結果につながっていくと思います」

(前節の清水エスパルス戦は非常に良いゲームの入り方ができたが、後半は追いつかれてもおかしくないようなゲーム展開になってしまった。ゲームコントロールでピッチの中でメンタル的な柱になる選手についてどのように考えているか?)
「そういう選手は複数人います。まずはキャプテンのタカ(関根貴大)、マリウス(ホイブラーテン)も(原口)元気もそういうタイプですし、そういった側面で非常に重要な存在である(渡邊)凌磨が戻ってきたことはうれしいですね。なので、あらゆる状況でマネジメントできる選手はいます。

この前の試合は最後の15分で少しナーバスになり、我々のやりたいことができなかった時間帯でした。ミスが多すぎたと思います。そして大きなミスからコーナーキックを与えてしまい、それが失点につながりました。最後の15分は個人のミスが多かったと思います。ただ、一つ言いたいことがあります。失点の後のチームのリアクションは良かったと思います。関根が選手たちを呼んで、一度円陣を組んで再度モチベーションを上げ、その後を闘うことができました。あのような状況の中でそういう行動をとることによって、一体感を持ってしっかりゲームマネジメントをしようという気持ちも生まれたので、非常に良い出来事だったと思います」

(福岡の印象と勝利するためのキーポイントは?)
「福岡は今、非常に好調です。ここ5試合で4勝1分です。個人としても質の高い組織的なチームです。戦術的にも柔軟性のあるチームです。5バックと4バックをピッチのエリアによって使い分けたりします。そして過去のアビスパ戦を思い出せば、常に紺野(和也)に苦しめられているという記憶があります。非常にいい選手ですが、彼を抑えることができればと思います」

(清水戦の最後の15分間にミスがあったということだが、失点につながるコーナーキックを与えたときに、石原広教選手がおそらく荻原拓也選手だったと思うが、ポジションを早く取れていないところに対してすごく声を上げていた。マチェイ監督が言うあの時間帯のミスは具体的にどういうことだったのか?)
「まずこの試合ではコーナーキックを14本与えています。そのほとんどではしっかり対応できていたと思います。4人交代した後、いろいろ問題が起こり始めました。一つの理由はコーナーキックの守備を少し変えなければいけなかったというところかもしれません。誰がどのようなミスを犯したのかということは言いたくありませんが、ニアポスト付近でチームとしてミスを犯してしまったと思います」

(コーナーキックを数多く与えてしまうということはレッズの重心が少し下がりすぎている、自陣で相手にプレーさせる回数が多いということも関係あると思うが、改善点についてどう考えているか?)
「コーナーキックは多すぎだと思います。ゴールの後もチームの立ち位置がやや低かったと思います。たとえばゴールにつながった場面は、(マテウス)サヴィオが相手陣内でボールを奪い、それが得点につながりました。それくらいの高さで守備をしたかったのですが、少し引いてしまう場面が多かったと思います。ゾーン1辺りまで下がってしまうことが多かったので、相手のロングボールも増えたと思います。選手たちとも話をしましたが、ラインを押し上げるタイミングをもっとうまく見つけていかなければいけません。相手の右サイドがかなり攻撃的でしたので、前半のうちに一度プレスのかけ方を変えました。特に北爪(健吾)を抑えるために(松尾)佑介を少し低い位置に置きました。
ただ、望んだ通りに行かなかった場面もありました。たとえばチアゴ(サンタナ)のポジションが低すぎて、相手の右のセンターバックにプレスが掛かっていないところからロングボールを蹴られる場面がありました。その中でも、押し込まれたときのゾーン1の守備は非常に良かったと思います。たとえば前半は押し込まれる場面もありましたが、それが相手のチャンスにつながることはありませんでした。特にホームゲームではもっとペナルティエリアから遠いところでプレーしたいと思っています」

(今もいろいろな課題はある中で、4戦負けなしという結果も出ているとは思うが、マチェイ監督が率いた2シーズン前は連敗スタートの後、第3節で勝利した後に公式戦13戦負け無しでAFCチャンピオンズリーグを制した。マチェイ監督らしいサッカーになってきていると感じるが、ご自身ではどうか?)
「2年前と比較することが我々にもありますが、現在は全く違うリーグになっていると思います。チームもいろいろ変わっていると思います。あらゆる側面でまだまだ改善しないといけないと思いますが、特にチームを安定させるということが必要だと思います。

ここまでの流れの中でポジティブな要素も見つけながら進んでいきたいと思っていますが、おっしゃった通り、ここ4試合負けていないということは一つのポジティブな要素です。そして、このアビスパ戦を特別なチャンスだと思っています。ここで勝てば初の連勝になりますし、それを一つのターニングポイントにできると思います。アウェイの初勝利にもなります。チームに話をしたときもそこを強調し、この試合は今シーズンで最も大事な試合になるかもしれないという話をしました。トップとの勝ち点差はまだそこまで開いていないですし、可能性は残っていますので、一試合一試合しっかりと勝利を目指して闘いたいと思います。

8節を戦ったところで今季のJリーグについて言えるのは、2年前より競争が激しいということです」

(前節の清水戦で金子拓郎選手がメンバー外だったのはコンディションの問題があったのか?)
「怪我の影響でした」

(試合を見ていて内容はだんだんと良くなっていると思うし、大きな方針というのは選手たちも理解していると思うが、まだ場面・場面で目線がそろっていないというか、それぞれのやりたいことが違っているのではないかと思うこともある。ピッチ内での目線のそろい方の進捗度をどう捉えているか?)
「まだプレーの自動化という意味では足りないと思います。ただ、ゲームをプレーするごとに、特に攻撃での選手たちの連動は出てきていると思います。ここから向上させないといけないのは、たとえばサイドにボールが行ったときにどういうことをするのかというところです。たとえば一つのハーフスペースに2人の選手が入ってきてしまうというようなことが今は見られますので、そういうことは避けなければいけません」

(セットプレーではヨーロッパでもそうだが、相手をブロックする動きが増えてきていて、特にGKを妨害する動きに苦しめられていると思うが、ここへの対策はどうか?)
「我々はそれに対応するセットプレーの守り方をしています。基本的に2ラインで守っていますが、ボールをアタックする人たちと相手をブロックする人たちでそれを回避しようとしています。場合によってはマークする選手を置くこともあります」

(次の試合はなるべくセットプレーの守備がない方がいいが)
「その通りですね。この前の試合でも3本、4本はコーナーキックを回避することができたと思います」

(清水戦でまずはそれまで5試合でゴールを取っている中で間接的な部分を含めて4得点に絡んでいる関根貴大選手を代えて石原広教選手を起用した。非常に大胆だったと思うが)
「その前のセレッソ戦でのタカの走行距離が12キロメートルを超えていて、チームで一番多く走った選手でした。この過密日程の中でタカ(関根貴大)に一息つかせながらヒロ(石原広教)を使うという判断でした」

(その中で15分くらいまでは石原選手も関根選手と同じような動きを見せていたと思うが、清水が左右に長いダイアゴナルパス入れてきていた。その後、インサイドの高い位置にポジションを取ることが少なくなったと思うが、マチェイ監督から石原選手に何か声掛けをしたのか?)
「特に試合中に私から指示を出したわけではありません。内側にポジションを取るというのはビルドアップの一つの形ではあります。ビルドアップのモデルはいくつかあり、サイドバックが内側に入るというのも一つです。そこの判断は選手に任せていますし、ヒロも前半のうちには何度かやったと思います。しかし、相手がフレッシュな選手を3人、前に置いていましたので、どちらかと言えば自分の元のゾーンに近いところでプレーしようという彼の判断だったと思います。そしてそれは理解できます」

(渡邊選手が石原選手にポジションについての話をしていて、選手の判断でそういうことができるのならレッズはかなり強いチームになると想像するが)
「その通りですね」

(前半のうちに渡邊選手、松本泰志選手が7キロメートル近く走っているという、驚くような走行距離を見せていたが)
「前半終了間際にその情報が入ってきていて、これを後半も維持できるのかどうかということでシステムを変えるべきか一度考えました。凌磨は怪我から戻ってきたところですので、コンディションを完全に取り戻すには少し時間が掛かるかもしれないですが、凌磨も泰志も(安居)海渡も1試合で13キロメートル以上走れる選手たちですので、それは一つの強みになると思います」

(そういうことを考えると、なぜキーになる選手を交代したんだという意見もあると思うが、この後の連戦を考えると、疲労を考慮して交代したと理解できるが、それは間違っていないか?)
「清水戦では凌磨をピッチに立たせた時間が長すぎたかもしれません。凌磨を交代させたのは疲労が第一の理由です。今回はそれが理由でしたが、もちろん私の交代の判断がチームの助けにならないこともあります。私も人間ですのでそういうことも起こります」

(Jリーグは監督の戦い方が見応えになっていると思うが、福岡の金明輝監督についてはどのような印象を持っているか?)
「林(舞輝)コーチ兼分析担当と親交がある監督で、金明輝監督の良い話をたくさん聞いています。非常に戦術的な監督であるということです。彼が指導しているチームを見ると、戦術的な柔軟性の高いチームですので、そこのマネジメントのスキルは高い監督だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「ここまでで最も大事な試合になるかもしれない。しっかりと勝利を目指して闘いたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 4/4)

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