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vsFC東京 試合後 フィンケ監督

フォルカー・フィンケ監督 Jリーグ第31節 FC東京戦後のコメント
「多くのケガ人がいる、ということもありましたし、実際にまだケガが完治していない選手が何人かメンバーに入ったわけですが、それでも私たちは今日、しっかりとした試合を見せることができたのではないかと思っています。
特にこの『戦う姿勢』に関しましては、ファン・サポーターに対しても私たちがチームとして見せたかったことですし、実際に今日はこのことをピッチに立った選手たちが実践することができたのではないでしょうか。結果として今日の私たちの勝利というのは妥当な結果だったと私は考えています。
前半に関しては、相手のチームに多くの得点チャンスを許さなかったと私は考えています。しかし、同時に私たちも、多くの得点チャンスを作り出すことができていなかったのも事実です。ハーフタイム後、私たちはプレーについて、全体的に改善することができたと思っています。後半に入って直後、いくつかとてもいい形の得点チャンスを自ら作り出すことができていました。そして、その時間帯の私たちのプレーを考えれば、私たちが先取点を奪ったのも妥当であったと私は考えています。
その後、10人対11人になってしまったわけですが、そのような状況になっても、私たちのやることは決まっています。『4-4-1』のシステムで実際にプレーをして、そしてできる限りボールを奪えば、長い時間にわたって自らボールをキープしよう、そう考えていたわけです」

(今日は確かに『4-4-1』というか、4人と4人のブロックがなかなかうまく機能していたと思いますが、FC東京が少しやり方を変えて、ガンガン放り込み始めてから3度、4度、かなり決定的なピンチがありました。今日の勝ちというのは、そういう意味でフォルカー・フィンケ監督にとって、偶然的な要素と必然的な要素を比べたらパーセンテージはどちらの方が大きかったと思われますか?)
「10人対11人という数的不利な状況で、しかも私たちがアウェイで戦っていて、相手のチームはここ最近、とても調子がよくてとてもいい結果を残していたチーム、こういう状況ということを考えますと、3回から4回の得点チャンスを相手にも許してしまう、ということはよくあることだと思います。
サッカーではよくあることですが、やはり『幸運』というものも必要なときも出てくるわけです。それは自らゴールを奪うときもそうですし、場合によっては、ほんの小さな幸運が足りなかったことによって、ゴールを奪うことができなかった、もしくは試合で敗戦してしまった、ということもこのサッカーではよく起きるわけです。ですので、さまざまな状況で『小さな幸運』が必要だというのはもちろんのことですが、だからと言って今日の試合で、私たちがとてもたくさんの幸運を必要としていたわけではなかったと思います」

(今日、オフサイドを8回取りましたが、ディフェンスラインがよく機能していたと思います。今日のディフェンスラインの出来はどう考えられていますか?)
「確かにこの分野に関しましては、私たちは今年に入ってから根本的な改革に取り組んだ訳ですが、実際にその過程の中で、いくつかの問題点が浮き上がってきたのも事実です。2人のセンターバック、坪井と闘莉王のこのコンビは今日の試合ではとても優れた試合をしたと思っています。そして細貝も、しっかりとした距離を保ちながらセンターバックとともにプレーすることができました。それから、右サイドバックの高橋峻希が今日はとても素晴らしいプレーを見せたと思います。彼はまだ19歳ですが、今日のプレーを見れば、彼が今日ピッチに立ったのも、『今日は試合に出られてうれしい』というレベルではなくて、本当の意味で素晴らしいプレーをチームのためにすることができる存在であることを、今日の試合で彼は示してくれたのではないでしょうか。
あともう一つ、今日の試合に関して言いたいことですが、今日の試合に向けた準備の一環として、私は、FC東京対清水エスパルス戦の映像と、ナビスコカップの決勝の試合の映像を見ました。FC東京も、とても優れた若い選手が育ってきているようですし、本当にいい形でのプレーを実践しようとしています。ですので、FC東京の方にも、とても優れたサッカーを展開しようとする意志を感じることができましたし、見ていて、とてもシンパシーを感じるいいチームだと思いました。だからこそ、今日私たちが勝利を収めることができたのは、とても価値のあったことであり、そして喜ばしいことだと私は考えています」

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