第2部 シーズン2003のレッズを語る
大野氏:わかりました。そして、監督、非常に稚拙な質問になると思いますが、試合の前日の練習を、サポーターも報道陣もシャットアウトして非公開で行うことの意味は、一段レベルの高いサッカーができるようになったからという話があったんですが、その、一段レベルの高いサッカーというのは、どういうサッカーを意味しているんですか。きょうはサポーターがたくさんいるので、わかりやすく説明していただけますか。
オフト監督:それについては2つのポイントがあります。1つは、試合の前日、相手があることですから、その相手を意識したうえでどういうふうに戦うかについて話をしなければならない、あるいは、そういう練習をしなければならないと思うんです。もう1つは、みなさんの家庭でも同じだと思いますが、家庭内のいろいろなことはできるだけ外には漏らしたくないじゃないですか。ですから、家族の中でそういうことをとり行うということです。
大野氏:それはいいんです。それはいいんですが、そうじゃなくて、一段レベルの高いサッカーというのはどういうサッカーなのかをききたいんです。
オフト監督:たとえばですね、練習のしかたのことをもう1回伝えますけれど、戦術の練習をするうえで、たとえば今度のジュビロだったら、中山という選手がいます。その選手がどのように走って、どういう方向にどういうスタートを切って、というようなことがありますから、それに対してどういうDFをするかということをうまく伝えていくのに、特別な練習が必要なんです。そういうことです。我々の強みをうまく隠すことも、相手の弱点にうまくつけこむことも必要になってくると思います。そういう部分をつきつめていくために、お客さんやメディアの方には遠慮してもらっています。
大野氏:わかりました。ちょっと、ぼくは勘違いしていたものですから。もっと、全体的にレッズのサッカーのレベルが上がるといううえでの練習かと思っていたものですから。
オフト監督:アグレッシブにサッカーをすることをベースにやりたいと思います。そのうえで、フィットネス、体力的な強さというものが必要だと思います。足りないところはそういう部分で埋めていくことになるでしょう。また、動きとか攻め手に関しては、やはり右サイドが多く動いて、右サイドからつけこむようなサッカーになると思います。エジムンド選手に期待するのは、彼からファイナルパスが出て、ゴール前のシチュエーションをつくりあげる、そういうプレーです。そういうプレーを今シーズンはつくり上げていきたいと思っています。システムについては3−5−2であろうが、4−3−3であろうが、なんでもかまいません。ただ、我々のやり方というものが大事だと思います。
大野氏:去年と比べて、オフト監督の戦術に対する選手の理解度はかなり深まった、高まったという手応えは感じていますか。
オフト監督:Yes. もちろん高くなったと思いますし、彼らの意志力…やりたいという気持ちが高まってきていると思います。そして今回新しい選手が加わったことで、もうワンレベル高いところを目指していきたいと思っています。
大野氏:きょうはいろいろな方に質問していただく時間をたっぷりとりたいと思いますので、結論を少し急いでしまって申し訳ないんですが、今年の目標なんですが、「トップ5」ということばを監督はお使いになっていますが、これは、「5位以内」というふうにとらえてしまいがちなんですね。我々日本人は。そうじゃないんですよね。
オフト監督:「トップ5」ということに関して言えば…我々だけがサッカーをやっているわけじゃなくてライバルのクラブ、強いクラブがいくつもあるわけで、その中で戦っていかなきゃならない。だから、ある意味で、夢見ごとのようなことを言っていてもはじまらない。言ってみれば、政治家は公約は掲げるものの任期の最後には「できなかった、すみません」ですむかもしれませんが、我々としては掲げた以上それに到達するためのチームづくりをして結果を残していかなければならないわけです。ですから、アントラーズ、ジュビロ、ガンバ、マリノス、グランパス…そしてレッズと名前を挙げただけでもかなりのチーム数になると思います。そういうチームに入ること、それが「トップ5」の意味なんです。
大野氏:それでは、結果的に、優勝できるだけの戦力は整ったと?
オフト監督:先ほど話があったように70点ということですから、残り30点を埋めるような、シーズン中の移籍とか、そういうものがあれば。いま28人の選手でやっていますが、それが30、31人、そして少ない中でもレベル的に競い合うような、高いところで層が厚いという状況がつくれれば、優勝が狙えるチームになると思っています。
大野氏:犬飼社長、補強については続けていくと思いますが、そのほかに、先日Jリーグカンファレンスで、各球団のトップの方がお集まりになったわけですが、各球団のトップクラスは、浦和レッズをどのように見ているのでしょうか。
犬飼代表:プレスカンファレンスでJリーグの全社長、それから川淵キャプテン、鈴木チェアマンなど一同で話をしたんですが、とにかく、サッカー関係者のほとんどが、レッズが優勝するだろうと。
大野氏:それ…なんか…わなにはまりたくないんですが…
犬飼代表:川淵さんなどはもう、レッズの広報部長みたいで、「今年はレッズだ」と。条件が、エジムンドとエメルソンがそろうことなんですが……そろってない(場内爆笑)ぐらいで…そろっていないことを、みんなほんとうに、ひそかに喜んでますよ。そのぐらいマークをされていると。
大野氏:でも、それだけマークが厳しくなるということですよね。
犬飼代表:そうですね。
大野氏:で、犬飼社長にしめてもらいたいんですが、去年、オフト監督が、フィジカルが弱い、あるいは、戦術の理解度、シンプルに、基本的なところを選手たちにたたきこんで、今年は2年目。高いレベルのサッカーを見せて、トップ5に入りながら、チャンスがあれば優勝も狙うんだ、そういう意気込みでスタートをきったんですが、このオフトサッカーが土台となって、これからの浦和レッズのサッカーというのは将来にわたって成長していくんでしょうか。
犬飼代表:我々はまったくそうだと思っています。そのために今年の準備があるし、将来の…要するに…ただ勝つだけのサッカーではなくて、みなさんがほんとうに感動できるような、楽しめるようなサッカーをやりながら、勝つ、という、そういうことにやっと着手できたと思っています。(拍手少々)
大野氏:ともかく、駒場は浦和駅から歩いて20分ぐらいで行けるところにあるんですが、ともかく器が小さい。プラチナチケット化が依然続いている。で、埼スタは6万人以上入るんですが、ともかく遠い。このアクセスについては社長の責任ではなく自治体を含めたところでやることだと思うんですが、あの6万人のスタジアムを常に満員にするためには、まず、勝つこと、で、プラスアルファ、観ていて楽しいこと、そのほか、たとえば、目玉になる選手が1人いること…いろんな要素が必要ですよね。その辺りもお考えでしょうか。
犬飼代表:そういうこともごく近い将来考えています。
大野氏:そうですか。たくさんのお金を使って…(犬飼代表笑)…そしてたくさん取り返していただくと…いうこと以外ないですよね。
犬飼代表:そうです。
大野氏:わかりました。
さて、残りが25分ぐらいになりました。きょうは長めにやりたいと思います。いつも質問の部分が比較的ばらばらになって前後に流れてしまいますので、きょうは簡単に分野別で質問を受け付けたいと思います。まずは、いまお話がなかったところについての今シーズンのことを質問なさる方、これからスタートして…続いて、将来を含めたところでどうなんだろうかというところの質問をなさりたい方、あるいはスタジアムの中での問題点などありましたら、要望を出していただくとか…そして最後にそのほかのことをお伺いしたいと思います。
まずは今シーズンについての質疑に入りたいと思います。手を上げていただきたいと思います。……あなたはいつも早いね。顔を覚えました。…お願いします。なるべく簡潔にお願いいたします。
質問1:今年から福田選手と井原選手が抜けて、ほんとうのチームリーダーらしきリーダーがいなくなったんですが、これからそのチームリーダーを育てるためにどのようにお考えでしょうか。森GMにお願いします。
森GM:おっしゃるとおり両ベテランが抜けたわけですけれども、選手の中にタイプといいますかね…これはいくらベテランになってもキャプテンシーというようなものはないな、というようなタイプの選手もいます。いまのメンバーの中で、福田・井原がいたから去年まではfollowerという形でついていくという立場でやっていた選手たちの中から、必ずキャプテンシーという芽が吹いてきます。ですから、ああいうベテランが抜けたあと、すぐそれに代わる選手が育っているということはないんですよね。今年、必ずそういう選手が、キャプテンシーをもった選手が育ってくると思います。いま、もう、キャプテンは決めたんかね、オフト?(オフト監督:Yes.)…で、決めてます。またその次の若い年代、たとえば啓太とかですね、あの年代ですよね。非常にキャプテンシーをもってますし…いまはキャプテンじゃないから、そういう役割はしていないですけれど。ですから、誰を育てようとして育てるわけじゃないんですけど、実際のゲームの中で期待している選手はおりますんで、今シーズンの中でそういう芽が吹いてくることは間違いないと思います。
質問2:オフト監督は去年はいろいろな考え方があって守備と攻撃の選手を分けていたと思うんですが、先ほど、2003シーズンはアグレッシブにいくという発言がありましたけれど、去年、守備と攻撃を分けたことで、あるときは機能していたと思うんですね。ただ終盤になってくるにつれて、2枚3枚のトップが封じられて、攻撃の手がまったくなくなってしまって、我々スタンドで観ているサポーターにとっては、非常につまらない試合が多かったんですよ。後半のほうなんですけど。で、2003シーズンは次のステップに進むということで、攻撃と守備を区別せずに、チーム全体で攻め、チーム全体で守るというふうに考えてよろしいんでしょうか。
オフト監督:要するに、どのようにサッカーをするかというよりは…フォーメーションがどうあれ、それをうまく機能させていくということが大事なのですけれど…。それはさておき、昨シーズンのセカンドステージの後半戦では、同じ時期に2つの大きな出来事がありました。1つはナビスコカップの決勝進出です。そしてもう1つは、リーグの途中で首位に立てたことです。この2つのことが同時に起きたことによって、選手の中には調子を落としてきた者もあったのですが、それを休ませてやったりすることがうまくできなくて、結局のところ、最終的にはいろいろな選手が同じ時に同じように調子を落としてしまうということになったんです。それをなんとか立て直そうと努力したけれども、うまくいかなかった。それがセカンドステージ後半で連敗した、勝てなかった大きな原因だと思います。また、チームが機能しなかった原因だと思います。
いま今シーズンの準備をしているわけですけれど、若手の選手を見ていったならば、昨シーズンの「おいしいところ」…もうちょっとのところで逃しただけに、やはり、そこのところをもうひとつ乗り越えて、ほんとうに成功をつかみたいと、そういう熱意がいろいろなところから見受けられます。彼らは、今度そんなチャンスが巡ってきたら、必ずそれを手にしようと、そういうことができるんじゃないかと思っています。
選手たちもわかったと思います。成功を収めるにはハードワーク(一生懸命やること)しかないと。あと、ちょっとの才能も必要ですがね。つまり、少しの才能とたくさんの努力です。
質問3:去年は変なイエローカードが多かったなと思いました。納得できるYCならいいんですが、つばを吐いてもらっちゃったブラジル人だとか、審判に悪口言ってもらっちゃった去年2番だった人とか…そういうのはなくさなきゃなと思いまして…何か対策はあるんでしょうか。
オフト監督:私もそう思います。とくに昨シーズンの始まったばかりの頃だったと思いますけど。そういう意味でも、選手たちに規律が必要だと思います。ゴールを狙うためにアグレッシブに相手のゴールに向かう姿勢は見せてほしいと思うし見たいと思いますが、ただし節度のある中でやっていかなくてはなりません。何をしてもいいという態度でやれば、結局、最後には負けるか、失うもののほうが大きいということになると思います。そういう点ではセカンドステージのほうが、見苦しい点は少なかったと思いますが。みなさんにはご報告していませんが、そのような不祥事があった場合には、チームの中で必ずペナルティを課していますので。ただ、これは我々家族の中での出来事ですから、みなさんにはお知らせしていません。
質問4:オフト監督に質問です。昨年からチームづくりを始めたわけですが、昨年の成果と問題点、今年はさらなるステップアップとしてどういうところを狙っているのかを伺いたいと思います。
オフト監督:昨シーズンにおいては体力的なベースというものを高いレベルまで引き上げることができたと思います。戦術的な部分に関しても、高さはそれほどでもないが、いろいろなことができたかと思っています。今シーズンに関しては、先ほども言ったように、エジムンド選手が入ったことによって、戦術的なことでいえばファイナルパスといったようなところが、去年よりいい形でお見せできるかと思います。指先のフィーリングというものですね…サッカーにおいて、ああだこうだと口で言える部分ではなくて、サッカーのフィーリングといったものがもっといい形でお見せできると思います。
考える速さ、決断する速さといったものを突き詰めていかなければならないと思います。去年、トヨタカップでレアルマドリーが来ましたが、彼らの横浜での試合をご覧になったでしょうか。観ればわかると思いますが、彼らの考えるスピード、考えることはすばらしいと思います。彼らのやっていることの70%でもできたらハッピーでしょう。Sorry,
very happy.(場内爆笑)
大野氏:それでは、将来のレッズに関してまで含めての質問を頂戴します。
質問5:社長にお伺いしたいんですが、昨年の「語る会」で、前社長から、埼スタのところにレッズのサッカータウン構想をもっているということをお聞きしたんですが、その進捗状況はいかがなものでしょうか。
犬飼代表:前社長というと塚本社長のときですか。あの…レッズの美園地区のサッカータウン構想というのは、確かにありましたけれど、私がそれを引き継いで、正直なところまったくものにならないと判断しまして、埼玉県、さいたま市といっしょになって、違った形での展開をいま、やっております。それが、大原であり、与野八王子であり、それから、埼玉スタジアムのサブグラウンドであるとか、埼玉スタジアムのいろいろな設備を使うとか、そういった形で展開することがいちばんいまのレッズにとっていい形だということで、方向は去年のうちに変えております。まだ、みなさんにはお話ししていないですけれど、新しい展開をいま進めておりますので、またあらためてお話をさせていただければと思います。
質問6:オフト監督に質問なんですけれども、去年、喜熨斗フィジカルコーチがいらっしゃったんですが、今年はフィジカルコーチがいないのでしょうか。プロのチームには必要なものだと思っていたんですが。また、不要となった理由をお知らせいただきたいです。
オフト監督:我々がコーチングスクールで最初に学ぶのはフィジカルの面です。トレーニング論とか、体力論とか。フィジカルのパートとサッカーのパートは別々にあるものではなく、互いに重なり合い交じり合っているものです。ですから、GKのトレーニングに関しても、GKコーチが特別な練習をすることもありますけれども、基本的にはバックラインとの兼ね合いでいっしょにトレーニングをしたりするわけです。フィジカル的なもの、技術的なもの、戦術的なもの、それぞれが独立したトレーニングとして成り立つのではなく、すべてが重なり合った中でトレーニングをしているはずです。今シーズンは、池田コーチが、フィジカル面、ウォーミングアップだとかということはできると判断したのでエキストラのコーチは必要ないと考えました。
質問7:オフト監督、森GM、犬飼代表、全員におききしたいんですが、私は今回初めて来たんですが、浦和のサポーターは日本一と聞いていて、そのとりこになって…サポーターとまではいかないと思うんですが、一応とりこになってます。で、浦和のサポーターというものをどう受け止めていて、どう応えようとしているのかをおききしたいのです。
犬飼代表:サポーターの方々をどう思っているかを選手とよく話します。選手は非常に心強いと思っている部分と、失敗したときにひどいな、と思う場面がありますけれど…敵の選手にしてみるとあんなにたいへんな敵はいないと。日本中で駒場でやるのがいちばんいやだとはっきり言ってます。今回レッズへ入ってきたプレーヤーもそうですけど。エジムンドがレッズへ来たいと言ったのは、あの赤いサポーターに応援されてプレーしたいと言ってレッズへ来たんです。ですから、エジムンドの獲得には森GMほかフロントが努力してくれたんですけど、私はかなりの部分、サポーターが呼んでくれたと思っています。そういうふうに思っています。
森GM:いま、プロとしてプレーヤーをやっている人、監督やコーチ、そしてスタッフもそうなんですが、サポーターに食べさせてもらっていると。サポーターに観にきてもらえるから給料がもらえると。だから、観にきていただけるようなものを何か見せなければいけないと思っています。サッカーのプレーでですね。そういう関係だと思うんです。ただ、さっきもありましたけど、いいプレーをすればわーっと…変な負け方をすれば、なんだこのやろう、ってね、カンぶつけられたりする…そういう関係だと思うんです。瞬間的に腹が立つ気持ちもよくわかるし…だから、ときどきはいっしょに飲む機会があってもいいんじゃないかと…私なんかはときどき「りき」で飲んでますから、声かけてください。そういうつきあいができればいいんじゃないかなあと思ってます。
オフト監督:おっしゃるように、レッズのサポーターは日本でナンバーワンだというのはあたっていると思います。今度は我々が実力を高めて、サッカーもサポーターもナンバーワンといえるようにがんばります。
みなさんもいいとき、悪いとき、感情を見せてくれますが、正しい感情の表現をお見せください。(場内笑)レッズのことを思えば思うほど、気にかかるでしょうし、腹も立てるだろうし、悲しくなるだろうし、ときに嫌気が差すこともあるでしょう。それは、それだけ、みなさんがレッズを思っているからだと思います。
質問8:オフト監督の采配の話に戻って恐縮ですが、昨年の試合をみる限り、どうも、選手交代の回数が少ないように思いますが。観ている者にわくわくするようなサッカーをという社長のお話がありましたが、我々は、永井や達也や千島がベンチに座っているところを観たいんじゃなくて、彼らがピッチで暴れるのを観たいと思っているんです。素人的な質問かもしれないし、代えればいいというものではないということはわかっているんですが、その辺についてのお考えをききたんですが。
オフト監督:選手を交代させて良くなる、あるいはリズムを変えることができることが確かだと思えば代えます。そうでない限り交代はできないものです。交代によって気持ちがなえてしまった選手を4日後にまた使わなくてはいけないかもしれないわけです。20〜22人のグループの選手たち、切磋琢磨できるような選手層であったならば、メンタル的にダウンして1週間か2週間ぐらいかかるかもしれない選手がいてもいいですが、そうでない場合、レベルの等しい選手のグループが小さい場合(選手層が薄い場合)には、またすぐにその選手を使うことになりますから、交代1つにも気を遣わなくてはなりません。ですから、交代をさせるのは、指笛1つで「You, out!」と代えられるかもしれませんが、それによって全体に大きな影響があることを思えば、なかなか簡単にはできません。グループそのものがいい形で成長して選手層が厚くなれば、選手交代ももっと容易になるでしょう。
質問9:犬飼代表にお願いしたいのですけど…マッチデープログラムですが、300円って、高いなと思うのですけど。内容がつまらないので、もう少し安くなるのじゃないかなと思うのですけど。
犬飼代表:難しいご質問で。あの…マッチデーが面白いかつまらないかというのは、かなり主観の問題で、私のところには、あのマッチデーがとてもすばらしいと、ぜひ継続してくれと(場内大拍手)、こういう意見を言ってくれている人が非常に多いので、あれは…ありがとうございます…これからもレッズの宝として、継続してなんとかやっていきたいと(場内再度拍手)思っております。
大野氏:ということで、6分ほどオーバーしましたが、今回の「語る会」はこれで終了させていただきます。なお、分野別で、もっと小さな輪でというようなことも新田さんのほうには注文を出しておりますので、今シーズンはできる限りそれも実現してやっていきたいと思います。本日は寒い中、ありがとうございました。春一番から寒風の一日になりましたが、浦和レッズがそうならないことを祈って終わらせていただきます。ありがとうございました。 |