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アイントラハト フランクフルト・浦和レッズによるWINTER CAMPを実施

1月11日(土)と12日(日)、浦和駒場スタジアムにて「アイントラハト フランクフルト・浦和レッズによるWINTER CAMP」を開催。浦和レッズOBであり、現在アイントラハト フランクフルトU-21チームのコーチを務める長谷部誠氏がコーチとして各日程の午前に指導を行った。

本企画は、ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト フランクフルトが設立した「アイントラハト フランクフルト アカデミージャパン」が主催。同クラブと浦和レッズは2022年11月にクラブ間提携の覚書を締結しており、今回のWINTER CAMPはこのパートナーシップの一環として浦和レッズも運営に協力し、共同開催となった。

2日間にわたるWINTER CAMPには、アイントラハトと浦和レッズそれぞれに対して参加応募を受けた約50名の小学校3年生から6年生までの子どもたちが参加した。

午前中は長谷部コーチによる座学からスタート。子どもたちは自分の名前が書かれたプレートが置かれた机に座り、スクリーンに投影された資料を基に語るコーチの話を真剣に聞いていた。

長谷部コーチは、サッカー選手に必要な「考える力」について、「認知」「判断・決断」「勇気ある実行」という3つのステップがあると解説。この考え方を今回のキャンプや今後の自分のトレーニングで意識してほしいと伝えた。また、「夢」についても言及し、「夢中」という言葉の意味を通じて、何かに熱中する大切さを子どもたちに語りかけた。

さらに「感謝」の大切さにも触れ、「感謝される人になるのではなく、まずは自ら感謝の気持ちを持つことが大切」と力強くメッセージを送った。




座学の後は、浦和駒場スタジアムのメインピッチでトレーニングを実施。トレーニングメニューは「認知」から「勇気ある実行」までのプロセスにフォーカスした内容とした。ウォーミングアップでは日本語やドイツ語を用いて集中力を高めながら、遊びの要素を取り入れた。



その後、ピッチを4つのエリアに分け、各グループがローテーションで様々なメニューに挑戦。中でも長谷部コーチが担当した4×4×4のパスゲームエリアは、味方と敵が頻繁に入れ替わる高度なトレーニングで、子どもたちは終始集中して取り組んだ。長谷部コーチは大声を出しながら熱血指導。途中プレーを止める場面などもあり、具体的な指示を交えながら「認知」の重要性を繰り返し指導した。




2日目午前の最後は8対8のゲーム形式で締めくくり。長谷部コーチもフリーマンとして参加し、子どもたちはこれまでのトレーニングの成果を全力で発揮した。初対面とは思えないほどのチームワークを見せ、互いに助け合いながらプレーする姿が印象的だった。



2日間にわたるWINTER CAMPは12日の午後に無事終了。トレーニング後、長谷部コーチはメディアからの質問に答え、本企画を振り返った。

【長谷部 誠コーチコメント】
「この年齢の子供たちは少しでも楽しくサッカーをやることが大切ですし、熱量という意味ではコーチングする側も声が枯れるまでやりました。今日はとても楽しかったです。
浦和レッズとアイントラハト フランクフルトは自分にとっては本当に長くプレーしたクラブですし、思い入れのあるクラブ同士が提携を結び、その一環として自分自身がこのように自分の(ホーム)デビューの地でできるというのは嬉しく思います。とても懐かしい感じがします。
とにかく指導者の立場として、大きな声を出してやりました。「熱量」の部分を日々のコーチングで学んでいまして、ドイツでは特に練習から選手達に対して自分の熱量を日々注入するということを日々やっていますので、今日もそれを自分の中ではやったつもりです。選手時代に自分が魅力的だと思った指導者はそういった熱量をグラウンドにしっかりと持ち込める方でしたので、そういうところは自分も今トライしています。
選手はいろいろな選手がいます。ですので、こういった選手というのは言いづらいですが、とにかく才能はもちろんある程度は必要ですが、それ以上に努力することや頭を使うことで上に行く選手のほうが多いので、そういうことを今日も伝えたかったですし、そういう選手たちが出てきてくれたらいいなと思います。Jリーグ、世界の舞台で活躍する選手がこの中からでてきてくれたらうれしいです」


【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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