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試合結果

2017 明治安田生命J1リーグ 第8節
2017年04月22日(土) 14:04 KICK OFF
埼玉スタジアム 36880人 荒木友輔

浦和レッズ

試合終了


北海道コンサドーレ札幌

20分 ラファエル シルバ
40分 関根 貴大
74分 興梠 慎三

34分 兵藤 慎剛
87分 福森 晃斗
75分 柏木 陽介→青木 拓矢
82分 宇賀神 友弥→駒井 善成

72分 田中 雄大→内村 圭宏
79分 荒野 拓馬→小野 伸二
90分 早坂 良太→上原 慎也
80分 青木 拓矢
86分 森脇 良太

32分 福森 晃斗
66分 荒野 拓馬

 1 西川 周作
 
 25 ク ソンユン
 
 46 森脇 良太
 6 遠藤 航
 5 槙野 智章
 
 20 キム ミンテ
 2 横山 知伸
 24 福森 晃斗
 
 24 関根 貴大
 10 柏木 陽介
 22 阿部 勇樹
 3 宇賀神 友弥
 9 武藤 雄樹
 30 興梠 慎三
 
 26 早坂 良太
 27 荒野 拓馬
 10 宮澤 裕樹
 6 兵藤 慎剛
 3 田中 雄大
 38 菅 大輝
 
 8 ラファエル シルバ
 
 9 都倉 賢
 
 25 榎本 哲也
 4 那須 大亮
 15 長澤 和輝
 16 青木 拓矢
 18 駒井 善成
 20 李 忠成
 21 ズラタン リュビヤンキッチ
 
 1 金山 隼樹
 35 進藤 亮佑
 4 河合 竜二
 16 前 寛之
 44 小野 伸二
 13 内村 圭宏
 14 上原 慎也
 
20
6
5
8
6
3
14
6
6
1
6
1
1
0

試合後コメント

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
「勝利するという、我々の目的は達成されたと思います。いいゲームをできたと思っていますし、試合の中で多くのチャンスが作れたと思います。札幌が2-3という際どいスコアで戦った、その結果だけを見れば、みなさんは札幌ががんばったと思われるかもしれませんが、内容を見れば、我々のチームが違いを見せられたゲームだったのではないかと思います。

相手がしっかりとブロックを作って、自陣に引いて守ってくる中で、得点チャンスを作るのは、決して簡単なことではありません。その中でも我々は十分に、得点できるチャンスの数は作ることができていました。それらを決めきる決定力も、今後は上げていかないといけないと思いますけど、試合の内容だけを見れば、7-0で勝った仙台戦に近いものがあったと思います。レッズに対して失うものがない戦いを挑んできた札幌に対して、これだけの試合を見せられたのは、私自身はよかったのではないかと思っています。

昨日の記者会見でもコメントしましたけど、Jリーグは、各チームの力が非常に拮抗しているリーグです。毎試合、どこのチームがどこのチームと対戦しても、どちらが勝利するか分からないような戦いが常に繰り広げられ、どちらが勝利するか分からないような結果が出てくるのが、Jリーグです。今シーズンは、FC東京や鹿島が少し、選手の質、あるいは選手層で抜けている感があります。そして下の5チームくらいは、もしかしたら選手層や質で少し劣る部分があるかもしれません。ただ、残りの10チーム、11チームは、各チームの力が同じだと思いますし、10パーセントも違っていないと思います。そういうところを見れば、いかに毎試合毎試合が非常に厳しいゲームなのかが分かると思いますし、今節の結果をご覧になっても、理解できるのではないかと思います。

札幌は、広島にもFC東京にも勝利し、川崎にも引き分けている、強いと思われるチームに対してもいい結果を残しているチームです。選手のクオリティー、選手層の違いというのを、走ること、戦うことで十分補っていると思います。Jリーグというのは、その部分で言えば、本当に各チームの力が拮抗していると言えます。甲府も、非常に優れた外国籍選手、経験のある日本人選手がいます。J1というのは、どこを見渡しても、それぞれのチームにしっかりとした戦術があり、しっかりと走り、戦うことをしてくるチームです。だからこそ今日のゲームも、我々にとっては決して簡単なゲームではなかったと思いますし、そういう中で、今日の目的が達成されたことは、よかったのではないかと思っています。

浦和レッズの強さは、チームのコンセプトの元に、選手それぞれが自分の役割を担っているところにあります。それぞれの選手が自分勝手なことを始めてしまったら、我々の強さはなくなってしまうでしょう。武藤選手は以前、仙台ではあまりレギュラーとして出られていなかった選手であり、駒井選手はJ2から来た選手です。そういう選手であっても、自分の努力で、今の浦和レッズのレベルまで成長していますし、チームの戦術を理解し、自分の役割をそれぞれの選手が果たすことによって、レッズの強さが生まれると思います。我々の選手に、他のチームの選手と比べてスーパーな質があるかと言えば、私はそうは思いません。ただ、それぞれの選手がチーム戦術をしっかりと理解した中で、自分の役割を担っていくからこそ、個が評価される状況が生まれているのだと思います。我々のチームで、自分がいい選手だと思って、自分勝手なことを始めれば、おそらくチームはバラバラになって、我々の強さが発揮されることはないでしょう。

相手がしっかりと守って、ブロックを作って守備を固める中で、全員が意図的に連動して動き、ボールを動かし、崩して得点していく、チャンスを作っていくというのは、見ているほど簡単なことではありません。それはやっている選手たち自身が、一番分かっていると思います。たとえば、サイドチェンジから宇賀神選手が折り返したボールが相手GKにいってしまったシーンがありました。しっかりと折り返せていれば、おそらく得点になっていたと思いますが、そういう形を意図的に作り出したことに、私はすばらしさがあると思います。その中で、精度よく決めきる場面も、もちろん作れると思っています。ただ、大事なのは、みんながしっかりと同じ絵を描きながら、攻撃を組み立て、崩していくことだと思います。

今日はたくさんのチャンスがありました。その中で、決めなければいけないようなシーンも、もちろんあったと思います。ただ、ああいうシーンをたくさん作れていることが重要だと、私は評価しています。

たとえば、手でパスをつないで攻撃を組み立てようとしたとしても、相手の守備を簡単に崩せることはあまりないでしょう。私がかつて出会ったすばらしい指導者は、そう表現していました。それを我々は、手を使わずにやっているわけですから、時々ミスが起こったり、疲れている中で精度が落ちてしまったりすることも、もちろん出てきます。ただ、そういう中でも自分たちが意図的に、みんなが連動して、あれだけのチャンスが作れています。おそらく今日は7回くらい決定機があったかと思いますが、それぐらい優れていることについて、私は選手をリスペクトしていますし、今日は非常によくやってくれたと、褒めてもいいのではないかと思います」

相手チームコメント

四方田修平監督
「今日の試合については、ある程度しっかりと守備を安定させながら、相手の隙を突いてカウンターで得点を狙う、そういうテーマを持って臨みました。プレッシャーをかける部分と自制をする部分のバランスが非常に難しくて、前半に関しては少し、そこが消極的になってしまったような感じがしました。ただ、後半に関しては少し前に出て行くというところでそうした姿勢も出せましたし、最後まで選手が果敢に戦ってくれた結果、どちらに転ぶか分からないゲームを作れたと思います。そこに関しては、次につながるものであったと感じています。

試合は最後まで、サポーターの声援が力になりました。また、連戦が続くので、切り替えてがんばっていきたいと思います」

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