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マチェイ スコルジャ監督 鹿島戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第31節 鹿島アントラーズ戦 試合後のコメント

「本日は拮抗する、特にミドルゾーンでの闘いが多い、タフな試合になると予想していました。全体的にいい守備ができたと思います。その中でも(アレクサンダー)ショルツやマリウス(ホイブラーテン)がいい仕事をしてくれたと思います。また、本日は中盤の(岩尾)憲・(伊藤)敦樹・(安居)海渡・(小泉)佳穂に、守備での仕事が多く要求される試合となりました。

本日の試合では、ファイナルサードに入ってから押し込んでいる状況でボールをキープする、もしくはクリエイティブなプレーをするところが少し足りなかったと思います。また、余分なリスクを避けながらプレーするというところで、サイドバックの攻撃参加が少なかった部分もあったと思います。切り替えが得意な強力2トップがいるチームに対して、そのように相手をケアできたところは良かったと思いますが、攻撃のところでチャンスをあまり作れなかったのは残念です。

そして、メディカル的な理由でホセ カンテが90分プレーできないという状況で、(興梠)慎三とブック(エカニット パンヤ)を投入して、再度ハイプレスをかけながらプレーすることを目指しました。相手よりもボールをキープしたりシュートを打つことはできましたが、点を取るのに十分なプレーが足りなかったと思います。

しかし、全体的に大きなハードワークをしてくれましたので、いい仕事をした、と言うことしかできません。彼らのことを悪く言うことはできない試合だったと思います。ヴィッセル神戸が引き分けという状況で、我々にとって良い結果は勝利のみでしたが、鹿島のような素晴らしいチームに対して我々の今日の力は十分ではありませんでした」

[質疑応答]
(勝利が欲しい中でどこまでリスクを冒すかが難しい試合だったと思うが、シーズンを通してこのような試合で勝ち点3を取るにはどのようなところが足りないと感じているか?)
「シーズンを通して、今日のような取りこぼしが多かったと思います。特にホームでのFC東京戦、京都サンガF.C.戦、横浜F・マリノス戦と、1点取っていれば、という試合がありました。そういう試合での取りこぼしがなければ、この時期での我々の状況は変わっていたと思います」

(今日もアタッカーの数が足りないように感じたが、チームとしてリスクを冒すしか手段はなかったのか?)
「今日の試合では珍しく2トップにして挑みました。ただ、試合中は私自身がよりリスクを冒すべきかどうかを考えながら見ていました。鹿島のウイングにスペースを与えると、自分たちのペナルティーエリアのところが危険になりますので、攻守のバランスを考えていました。

文句も後悔も言いたくないのですが、大久保トモ(大久保智明)や関根タカ(関根貴大)がいれば、また違った試合になっていたかもしれません。よりリスクを冒すこともできたと思いますが、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)の試合で大久保を使ってしまったことが、私のミスだったと思います。

勝ち点差が8、残り3試合という、我々にとって厳しい状況です。しかし最後まで闘いたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 鹿島戦試合後会見

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