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「勝利を収めたい」ペア マティアス ヘグモ監督(定例会見 8/15)
15日、ペア マティアス ヘグモ監督の記者会見がオンラインで行われ、8月17日(土)に県立カシマサッカースタジアムで行われる明治安田J1リーグ 第27節 鹿島アントラーズ戦に向けて意気込みを語った。
「みなさん、こんにちは。2日間しっかりとトレーニングできました。怪我明けの選手たちのレベルも上がってきていると思います。今日のトレーニングでもタカ(関根貴大)やトモ(大久保智明)がステップアップしていることが見られました。それ以外の選手たち、怪我から戻っている選手たちも上がってきていますので、チーム全体の競争力が上がってきていると思います。次の鹿島戦を楽しみにしています。
直近のアウェイ3試合で我々は1失点しかしていません。そしてその1失点は(サガン)鳥栖戦のPKでした。鳥栖戦の改善点はたくさんあったと思いますが、試合を通じての戦略の部分、そしてベンチにジョーカーがいるという状況は良かったと思います。たとえば松尾(佑介)のように途中から入って流れを変えるような存在は今後も非常に重要になってくると思います。
暑熱に慣れていくプロセスの中で怪我人が戻ってきていたという少し苦しんだ時期がありました。しかし今はこれら2つの要素はいずれもコントロールできていると思います。チアゴ(サンタナ)もフルでトレーニングできていますので、メンバー入りできる状況です。ブライアン(リンセン)も同じです。トレーニングにフルで参加できていない選手は、(前田)直輝のみになっています」
(選手のコンディションが良くなってきた中、チームの総合力は上がってきていると思うが、なかなか結果が出ないことをどう感じているか?)
「最近の試合でより勝ち点を取っていたかったですし、特に直近のホームゲーム2試合は非常に残念でした。勝ち点6を失ってしまったので、勝ち点34ではなく40であれば順位表でもまた違うところにいることができていました。ただ、それも過去のことです。先ほども申し上げましたが、暑さが始まって、そこに順化する時期に何人かの時期がチームを去る、そして怪我人が戻ってくるというところで苦しんでいました。しかしトレーニングの文化のところを見ますと、かなり良くなってきていると思います。この中で力強く成長している選手たちもいます。そして、誰かが去れば別の誰かがステップアップしてチャンスをつかむべきです。集中し続けて、選手、スタッフともにいいトレーニングを続けていくことが大事だと思います。守備の強度を上げるトレーニングもしています。試合を支配するところは今後も続けていきたいと思います。そこをバランス良く行うことです。攻撃のところもさらに向上し、今後もチャンスをつくりながらゴールを決めていきたいと思います。高強度ランなどフィジカル的に上がってきていますので、強度の高いプレーを長い時間できるようになってきていると思います。またこの暑さに慣れていくプロセスを見ることは私にとっても興味深かったです」
(鹿島の印象は?)
「前回のホームでの対戦のときはエンターテインメントとしても面白いゲームになったと思います。前半は彼らが支配し、後半は我々が仕返し、ヒデ(武田英寿)が非常にいいゴールを2つ決めました。しかし彼らはホームで無敗です、我々にとって非常にいいテストになると思います。メンバーを見ても1人、2人を入れ替えながら、ほぼ固定して今シーズンを戦えているチームです。非常にいい試合になると思いますので、選手たちも私も楽しみにしています。
(鹿島戦の勝利のポイントは?)
「構えて守る、前に出ながらプレスを掛けるという2つが重要になってくると思います。ボールを動かしながら相手を動かし、そこで生まれたスペースを使うことができればチャンスにつながると思います。前回の対戦でも(伊藤)敦樹が裏に抜けてカットバックしたところからゴールを決めましたが、そういう裏抜けのランニングも大事な要素なってくると思います」
(気持ち良く完封勝利を飾れることを期待している)
「はい。素晴らしい勝利を収めたいと思います」
(伊藤選手がチームを離れた。鳥栖戦を見てもその影響はとても大きく見える。マティアス監督がおっしゃった背後に抜ける動きをする選手は減ってしまったと思います。安居海渡選手が出たが、プレーメーカーとしてはサミュエル グスタフソン選手は素晴らしいと感じさせ、差が出てしまったと思う。そういったところをどうやって進めていくのか?)
「鋭い分析だと思います。敦樹のような中心選手が抜けたら、彼がやっていたことをどのようにして埋めるのかということを短期的にも考えなければいけません。裏に抜けるランニングはチームとして必要としています。たとえば(大畑)歩夢やヒロ(石原広教)がさらに攻撃的なサイドバックとしてそういう動きをするということも考えられます。ウイングもそういうランニングができます。トップ下の(渡邊)凌磨が中央から裏に抜けることもできると思います。凌磨はこの前、4つの決定機に絡み、3つはかなりゴールに近かったと思います。質問に対する答えとしては、他の選手たちが関係性を深めて、そういうところを埋めてくれればと思っています。それは鹿島戦だけではなく、今後必要になってくることです」
(マティアス監督としては現有戦力で戦わなければいけないのでその考えは納得できるが、まだ移籍ウインドーも開いているので、伊藤選手と同じ、または近しい仕事ができる選手を獲得するという考えもプロサッカークラブとしてはあると思う。そういう点でクラブと何か話していることはあるか?)
「もちろんクラブとは常に話し合っています。ウインドーはあと6日で閉まります。このような質問に対しては堀之内(聖)SD(スポーツダイレクター)がお答えできると思います。まだウインドーは閉まっていないので可能性はあると思いますが、私は今いる選手でしっかりハードワークして今後に向かっていきたいと思っています。クラブとしてはさらに次のウインドーに向かってしっかりとスカウティングの戦略を立てながら進めてもらいたいと思っています。さまざまな理由で今回のウインドーは我々にとって少し難しいものがありました」
(守り方は鳥栖戦でもブロックはいいものがあったと思うが、鹿島との前回対戦で苦しんだのは鈴木優磨選手の動きだったと思う。そこへの対策は選手に伝えているのか?)
「その分析もまた鋭いと思います。その通りだと思います。ディテールはお話できませんが、我々のゾーンで守る原理をしっかりと使いながら対応したいと思います」
(西川周作選手の出場停止に伴い、鹿島戦のゲームキャプテンは誰にしようと考えているのか?)
「キャプテングループの中から選びたいと思います。タカ、凌磨、サミュエル、マリウス(ホイブラーテン)がキャプテングループに入っています」
(キャプテングループの選手はマティアス監督が決めたのか?)
「スタッフにも相談しましたし、選手たちにもそのチャレンジを与え、受け入れてもらいました」
(副キャプテンという役割を置かないとのことだったが、残りの試合で西川キャプテンやキャプテングループをはじめ、選手たち一人ひとりにどんな意識で戦ってほしいと考えているのか?)
「キャプテングループのメンバー一人ひとりに『我々のトレーニングの文化を発展させないので、こうでありたいという姿を見せてほしい』と言いました。しっかり集中して意識を高く持ち、自分自身、周りに対する責任を持って行動するということです」
(柏レイソル戦が中止になり、たまたま残留争いをしているチーム、北海道コンサドーレ札幌、鳥栖、京都サンガF.C.、湘南ベルマーレとの4連戦になったが、1つも勝利することはできなかった。マティアス監督はいつもいいトレーニングができている、トレーニングの文化も前に進んでいると言っているので、うまくいっているのだと思う。うまくいっているのに結果が出ていないことをどう考えているのか?)
「先ほど会見の冒頭でもいいトレーニングが2日間できたという話をしました。毎回全てを完璧に実行できているわけではありませんが、トレーニング自体も非常に良くなってきていると思います。先ほどおっしゃった4試合では特にホームの2試合が残念でした。アウェイの京都戦、鳥栖戦に関しては、結果を受け入れざるを得ないと思いますが、ホーム2試合は非常に残念です。湘南戦でリードを許してしまったことで非常によくない流れになったと思います。そこで勝っていれば3連勝にすることができていました」
(勝っていればそうだが、勝てていない)
「その話は選手たちにもしてありますし、改善点も伝えてあります。たとえば湘南戦の最後の5分間はあまり受け入れることができないものですし、ホームで4失点するのも受け入れてはいけないと思います。ホームゲーム2試合で7失点するというのはもちろんよくないことですし、その後、守備を改善するトレーニングを行ってきました。今後の試合では守備を安定させ、それを結果につなげたいと思っています」
(マティアス監督が台風を呼ぶ男なのかは分からないが、今度は台風が迫ってきている。夏場は暑い中での戦いも難しいが、天気との戦いもあることについてどう感じているか?)
「スタッフからも台風の話を聞いていますし、ニュースも見ています。日本の自然の力強さを強く感じているところで、日本の歴史の本を読んでいます。第2次世界対戦の後、日本政府はスカンジナビアモデルに近いものになったと書いてある箇所があります。日本がそこから発展しようとしたときに、日本にはすでにそのための資産があった、それは日本国民である、というものです。台風の存在自体が問題ではないと思います。我々人間がどう対処するかだと思いますが、日本にはこの暑さ、地震、台風とさまざまな災害がありますが、日本人はそれにしっかりと対処できていると思います。自然への敬意も感じます。そして台風により、練習ができない状況も想定し、今日のセッションの中でメインのところは済ませてあります」
(第2次世界対戦という言葉が出たが、今日は日本にとって終戦の日になる。平和であるからサッカーができる、楽しめるという現実があるが、マティアス監督が思う平和とは?)
「今回のオリンピックでもそうでしたが、スポーツ、サッカーは世界中の人々が集合し、コミュニケーションを取る場になります。そしていい形で全体が一丸となることができる場所でもあると思います。今は中東、ウクライナ、ロシアを見ますと人類にとってのチャレンジングな状況だと思いますが、スポーツを楽しむことができる国にいられることに感謝しなければいけないと思います。そして昔は大きな惑星に少数の人間が住んでいましたが、今は小さな惑星に大勢の人間が住んでいると思います。ですので、あらゆるものに対する距離感も縮まっていると思います」
(伝統の一戦での勝利を期待している)
「前回対戦のときにファン・サポーターの方々にとっても非常に大事な試合だということを聞いていましたので、この試合も楽しみにしています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「みなさん、こんにちは。2日間しっかりとトレーニングできました。怪我明けの選手たちのレベルも上がってきていると思います。今日のトレーニングでもタカ(関根貴大)やトモ(大久保智明)がステップアップしていることが見られました。それ以外の選手たち、怪我から戻っている選手たちも上がってきていますので、チーム全体の競争力が上がってきていると思います。次の鹿島戦を楽しみにしています。
直近のアウェイ3試合で我々は1失点しかしていません。そしてその1失点は(サガン)鳥栖戦のPKでした。鳥栖戦の改善点はたくさんあったと思いますが、試合を通じての戦略の部分、そしてベンチにジョーカーがいるという状況は良かったと思います。たとえば松尾(佑介)のように途中から入って流れを変えるような存在は今後も非常に重要になってくると思います。
暑熱に慣れていくプロセスの中で怪我人が戻ってきていたという少し苦しんだ時期がありました。しかし今はこれら2つの要素はいずれもコントロールできていると思います。チアゴ(サンタナ)もフルでトレーニングできていますので、メンバー入りできる状況です。ブライアン(リンセン)も同じです。トレーニングにフルで参加できていない選手は、(前田)直輝のみになっています」
(選手のコンディションが良くなってきた中、チームの総合力は上がってきていると思うが、なかなか結果が出ないことをどう感じているか?)
「最近の試合でより勝ち点を取っていたかったですし、特に直近のホームゲーム2試合は非常に残念でした。勝ち点6を失ってしまったので、勝ち点34ではなく40であれば順位表でもまた違うところにいることができていました。ただ、それも過去のことです。先ほども申し上げましたが、暑さが始まって、そこに順化する時期に何人かの時期がチームを去る、そして怪我人が戻ってくるというところで苦しんでいました。しかしトレーニングの文化のところを見ますと、かなり良くなってきていると思います。この中で力強く成長している選手たちもいます。そして、誰かが去れば別の誰かがステップアップしてチャンスをつかむべきです。集中し続けて、選手、スタッフともにいいトレーニングを続けていくことが大事だと思います。守備の強度を上げるトレーニングもしています。試合を支配するところは今後も続けていきたいと思います。そこをバランス良く行うことです。攻撃のところもさらに向上し、今後もチャンスをつくりながらゴールを決めていきたいと思います。高強度ランなどフィジカル的に上がってきていますので、強度の高いプレーを長い時間できるようになってきていると思います。またこの暑さに慣れていくプロセスを見ることは私にとっても興味深かったです」
(鹿島の印象は?)
「前回のホームでの対戦のときはエンターテインメントとしても面白いゲームになったと思います。前半は彼らが支配し、後半は我々が仕返し、ヒデ(武田英寿)が非常にいいゴールを2つ決めました。しかし彼らはホームで無敗です、我々にとって非常にいいテストになると思います。メンバーを見ても1人、2人を入れ替えながら、ほぼ固定して今シーズンを戦えているチームです。非常にいい試合になると思いますので、選手たちも私も楽しみにしています。
(鹿島戦の勝利のポイントは?)
「構えて守る、前に出ながらプレスを掛けるという2つが重要になってくると思います。ボールを動かしながら相手を動かし、そこで生まれたスペースを使うことができればチャンスにつながると思います。前回の対戦でも(伊藤)敦樹が裏に抜けてカットバックしたところからゴールを決めましたが、そういう裏抜けのランニングも大事な要素なってくると思います」
(気持ち良く完封勝利を飾れることを期待している)
「はい。素晴らしい勝利を収めたいと思います」
(伊藤選手がチームを離れた。鳥栖戦を見てもその影響はとても大きく見える。マティアス監督がおっしゃった背後に抜ける動きをする選手は減ってしまったと思います。安居海渡選手が出たが、プレーメーカーとしてはサミュエル グスタフソン選手は素晴らしいと感じさせ、差が出てしまったと思う。そういったところをどうやって進めていくのか?)
「鋭い分析だと思います。敦樹のような中心選手が抜けたら、彼がやっていたことをどのようにして埋めるのかということを短期的にも考えなければいけません。裏に抜けるランニングはチームとして必要としています。たとえば(大畑)歩夢やヒロ(石原広教)がさらに攻撃的なサイドバックとしてそういう動きをするということも考えられます。ウイングもそういうランニングができます。トップ下の(渡邊)凌磨が中央から裏に抜けることもできると思います。凌磨はこの前、4つの決定機に絡み、3つはかなりゴールに近かったと思います。質問に対する答えとしては、他の選手たちが関係性を深めて、そういうところを埋めてくれればと思っています。それは鹿島戦だけではなく、今後必要になってくることです」
(マティアス監督としては現有戦力で戦わなければいけないのでその考えは納得できるが、まだ移籍ウインドーも開いているので、伊藤選手と同じ、または近しい仕事ができる選手を獲得するという考えもプロサッカークラブとしてはあると思う。そういう点でクラブと何か話していることはあるか?)
「もちろんクラブとは常に話し合っています。ウインドーはあと6日で閉まります。このような質問に対しては堀之内(聖)SD(スポーツダイレクター)がお答えできると思います。まだウインドーは閉まっていないので可能性はあると思いますが、私は今いる選手でしっかりハードワークして今後に向かっていきたいと思っています。クラブとしてはさらに次のウインドーに向かってしっかりとスカウティングの戦略を立てながら進めてもらいたいと思っています。さまざまな理由で今回のウインドーは我々にとって少し難しいものがありました」
(守り方は鳥栖戦でもブロックはいいものがあったと思うが、鹿島との前回対戦で苦しんだのは鈴木優磨選手の動きだったと思う。そこへの対策は選手に伝えているのか?)
「その分析もまた鋭いと思います。その通りだと思います。ディテールはお話できませんが、我々のゾーンで守る原理をしっかりと使いながら対応したいと思います」
(西川周作選手の出場停止に伴い、鹿島戦のゲームキャプテンは誰にしようと考えているのか?)
「キャプテングループの中から選びたいと思います。タカ、凌磨、サミュエル、マリウス(ホイブラーテン)がキャプテングループに入っています」
(キャプテングループの選手はマティアス監督が決めたのか?)
「スタッフにも相談しましたし、選手たちにもそのチャレンジを与え、受け入れてもらいました」
(副キャプテンという役割を置かないとのことだったが、残りの試合で西川キャプテンやキャプテングループをはじめ、選手たち一人ひとりにどんな意識で戦ってほしいと考えているのか?)
「キャプテングループのメンバー一人ひとりに『我々のトレーニングの文化を発展させないので、こうでありたいという姿を見せてほしい』と言いました。しっかり集中して意識を高く持ち、自分自身、周りに対する責任を持って行動するということです」
(柏レイソル戦が中止になり、たまたま残留争いをしているチーム、北海道コンサドーレ札幌、鳥栖、京都サンガF.C.、湘南ベルマーレとの4連戦になったが、1つも勝利することはできなかった。マティアス監督はいつもいいトレーニングができている、トレーニングの文化も前に進んでいると言っているので、うまくいっているのだと思う。うまくいっているのに結果が出ていないことをどう考えているのか?)
「先ほど会見の冒頭でもいいトレーニングが2日間できたという話をしました。毎回全てを完璧に実行できているわけではありませんが、トレーニング自体も非常に良くなってきていると思います。先ほどおっしゃった4試合では特にホームの2試合が残念でした。アウェイの京都戦、鳥栖戦に関しては、結果を受け入れざるを得ないと思いますが、ホーム2試合は非常に残念です。湘南戦でリードを許してしまったことで非常によくない流れになったと思います。そこで勝っていれば3連勝にすることができていました」
(勝っていればそうだが、勝てていない)
「その話は選手たちにもしてありますし、改善点も伝えてあります。たとえば湘南戦の最後の5分間はあまり受け入れることができないものですし、ホームで4失点するのも受け入れてはいけないと思います。ホームゲーム2試合で7失点するというのはもちろんよくないことですし、その後、守備を改善するトレーニングを行ってきました。今後の試合では守備を安定させ、それを結果につなげたいと思っています」
(マティアス監督が台風を呼ぶ男なのかは分からないが、今度は台風が迫ってきている。夏場は暑い中での戦いも難しいが、天気との戦いもあることについてどう感じているか?)
「スタッフからも台風の話を聞いていますし、ニュースも見ています。日本の自然の力強さを強く感じているところで、日本の歴史の本を読んでいます。第2次世界対戦の後、日本政府はスカンジナビアモデルに近いものになったと書いてある箇所があります。日本がそこから発展しようとしたときに、日本にはすでにそのための資産があった、それは日本国民である、というものです。台風の存在自体が問題ではないと思います。我々人間がどう対処するかだと思いますが、日本にはこの暑さ、地震、台風とさまざまな災害がありますが、日本人はそれにしっかりと対処できていると思います。自然への敬意も感じます。そして台風により、練習ができない状況も想定し、今日のセッションの中でメインのところは済ませてあります」
(第2次世界対戦という言葉が出たが、今日は日本にとって終戦の日になる。平和であるからサッカーができる、楽しめるという現実があるが、マティアス監督が思う平和とは?)
「今回のオリンピックでもそうでしたが、スポーツ、サッカーは世界中の人々が集合し、コミュニケーションを取る場になります。そしていい形で全体が一丸となることができる場所でもあると思います。今は中東、ウクライナ、ロシアを見ますと人類にとってのチャレンジングな状況だと思いますが、スポーツを楽しむことができる国にいられることに感謝しなければいけないと思います。そして昔は大きな惑星に少数の人間が住んでいましたが、今は小さな惑星に大勢の人間が住んでいると思います。ですので、あらゆるものに対する距離感も縮まっていると思います」
(伝統の一戦での勝利を期待している)
「前回対戦のときにファン・サポーターの方々にとっても非常に大事な試合だということを聞いていましたので、この試合も楽しみにしています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】