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西川「この1勝の重みを誰もが分かっていた」
23日、明治安田J1リーグ第25節 柏レイソル戦【明治安田×Jリーグ パートナー10周年記念マッチ】を終え、西川周作がこの試合へのおもいや次戦に向けた展望を語った。
「前回の東京ヴェルディ戦の後にファン・サポーターの方と話す機会があり、『一人ひとりが責任感を持って闘う姿を見せてほしい』というところで、選手みんなで自分たちが思っていることをしっかりと言い合って、ポジティブな方向に向かえたと思います。今日みたいに闘うところができれば勝つこともできる、ということが再認識できたと思います。今日の勝利は1勝にしかすぎなくて、次の試合が本当に大事になってくると思うので、この勝ち点3を無駄にしないよう、またいい準備をしていきたいと思います」
(キャプテンとしてチームをまとめるところについては?)
「(原口)元気と関根(貴大)が中心となってそういう場を設けてくれましたし、僕が最初にこのミーティングをする意味をしっかりと伝えながら、残留に向かって腹をくくって割り切ってやることが大切ということと、ファン・サポーターの言ってくれた言葉をみんなに共有しながら、その後は各々が思っていることだったり、覚悟だったり、そういうところをみんなが言ってくれていました。やっぱり、試合に出ていないウガ(宇賀神友弥)や(興梠)慎三の言葉はみんなにグッときたと思いますし、安部裕葵なんかも試合に絡めていないですけど、僕は彼からの言葉はすごく大事にしたいです。
彼が言ったのは、『選手一人ひとりに対してありがとうの気持ちを持つ、愛をもらっていることを考えないといけない』ということでした。ミスをしても自分がカバーするぜ、という気持ちが表れるし、ありがとうという気持ちは、安部裕葵は自分がプレーできていない中でもそういう言葉を自分たちに言ってくれて、僕はそれを大事にして、今後も闘っていきたいと思います」
(PKは後ろからどう見ていたか?)
「ここはホーム埼玉スタジアムなので、僕たちだけではなく、浦和レッズのファン・サポーターの方々がウォーミングアップからいつもと違う覚悟で自分たちを後押ししてくれました。最初は言葉じゃなく手拍子だけで自分を迎えいれてくれて、ウォーミングアップ中にすごく鳥肌が立っていましたし、相当な覚悟が自分たちにもあって、今日矢印が後ろ向きな闘いをしてしまえば本当に申し訳ないと思っていたので、そこは全員で前に行こう、勇気を持って矢印を前にして闘っていこうと話していました。
最後にPKになったシーンでは、ゴール裏の方をあおりながら、『なんとかPKを獲得してくれ』という思いで巻き込もうと思っていました」
(最後に笛が鳴ったときは、感情を爆発させるようなガッツポーズをしていたが?)
「PKキッカーはチアゴ(サンタナ)だと思っていましたし、そこは信じていたので、大丈夫だなと思っていました。勝ちを確信できたというか、PKになれば彼は必ず決めてくれますし、練習をやっていても素晴らしいPKの持ち主なので、とにかく味方を信じていました」
(相手は左サイドに特長があり、前線にも高さと速さがある選手がいたが、守備ではどんなことを意識したか?)
「ボールを持っているときにハイプレスに来る覚悟があったので、後ろはしっかりと勇気を持ってビルドアップできたと思いますし、相手も途中から、ミドルブロックのところで構えるようにもなっていました。自分たちから見ると右サイドの2人(ジエゴ選手・マテウス サヴィオ選手)は能力も高く、2人で完結してくるところでは、基本的なところですけど攻めているときのリスクマネジメント、そういう細かいところを大事にしてディフェンスラインにも声をかけていましたし、ディフェンスラインも自分の近い選手に対してしっかりと声を出していました。そういう細かいことをできている、できていないで結果は変わってきますし、自分たちにしわ寄せが来ないためにも前でつぶしてもらうところは、今日はできていたのではないかと思います」
(最近失点が続いていたセットプレーでも抑えられたことについては?)
「セットプレーは1対1のところもそうですし、あとは自分が行けるボールは絶対に行ってやろうという気持ちと、守り方も自分たちの頭の中にはあるので、そこで相手に打たせないことを心掛けながら、自分が出られない範囲はみんながしっかりカバーしてくれていたと思いますし、一人ひとりの役割がはっきりしていました。あとはCKになっても声を出して、絶対にやられないぞ、という雰囲気をつくっていました。
ウチはゾーンとマンツーマンを併用でやっているので、マンツーマンで守る選手が、勝たなくても相手にやらせないということを大事にして、そこは責任を持ってやる。ゾーンの選手は自分の前のスペースについては責任を持ってやる。後ろにいる選手もカバーをしてくれるし、守り方の考え方をよりクリアにして、今日はできたと思います。
セットプレーになればボールに集中するだけなので、『またCKか』と思うよりは、『俺らが守ってやる』という考えでやるのがいいと思います。そうなるようにポジティブな声をかけながら雰囲気をつくっていました」
(順位も一気に12位まで上がり、この勝ち点3は大きかったと思う。これで残り試合でも本来の浦和レッズを出せるのでは?)
「この勝利の価値はみんなが理解していると思いますし、今日無失点で勝てたこと、ホームで勝てたことで、また勢いが出ると思います。この1週間の過ごし方や、横浜F・マリノス戦で勝つための準備は、みんなが意識高くやっていかないといけないと思います。自分たちはまず残留をしっかり決めるために、割り切って戦わなければいけないですし、内容どうこうよりもがむしゃらに闘って、諦めない姿勢などが今は試されると思います。自分たちがここから変わっていくチャンスだと思うので、そこはポジティブに捉えながらやっていきたいです」
(We are Diamondsを歌ったのは6月以来だったが?)
「この1勝の重みは誰もが分かっていた、ファン・サポーターのみなさんが待ち望んでいた結果だと思うので、これに満足はしていないですけど、勝って一緒に喜んで帰ってもらって、明日はみなさんも仕事なり学校なりあると思いますけど、そこで『昨日の試合、勝ったね』と、生活の一部に浦和レッズがあってくれたら、僕たちも本当に幸せです。1週間後、また平日になりますけど、また後押しをお願いできたらと思います」
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「前回の東京ヴェルディ戦の後にファン・サポーターの方と話す機会があり、『一人ひとりが責任感を持って闘う姿を見せてほしい』というところで、選手みんなで自分たちが思っていることをしっかりと言い合って、ポジティブな方向に向かえたと思います。今日みたいに闘うところができれば勝つこともできる、ということが再認識できたと思います。今日の勝利は1勝にしかすぎなくて、次の試合が本当に大事になってくると思うので、この勝ち点3を無駄にしないよう、またいい準備をしていきたいと思います」
(キャプテンとしてチームをまとめるところについては?)
「(原口)元気と関根(貴大)が中心となってそういう場を設けてくれましたし、僕が最初にこのミーティングをする意味をしっかりと伝えながら、残留に向かって腹をくくって割り切ってやることが大切ということと、ファン・サポーターの言ってくれた言葉をみんなに共有しながら、その後は各々が思っていることだったり、覚悟だったり、そういうところをみんなが言ってくれていました。やっぱり、試合に出ていないウガ(宇賀神友弥)や(興梠)慎三の言葉はみんなにグッときたと思いますし、安部裕葵なんかも試合に絡めていないですけど、僕は彼からの言葉はすごく大事にしたいです。
彼が言ったのは、『選手一人ひとりに対してありがとうの気持ちを持つ、愛をもらっていることを考えないといけない』ということでした。ミスをしても自分がカバーするぜ、という気持ちが表れるし、ありがとうという気持ちは、安部裕葵は自分がプレーできていない中でもそういう言葉を自分たちに言ってくれて、僕はそれを大事にして、今後も闘っていきたいと思います」
(PKは後ろからどう見ていたか?)
「ここはホーム埼玉スタジアムなので、僕たちだけではなく、浦和レッズのファン・サポーターの方々がウォーミングアップからいつもと違う覚悟で自分たちを後押ししてくれました。最初は言葉じゃなく手拍子だけで自分を迎えいれてくれて、ウォーミングアップ中にすごく鳥肌が立っていましたし、相当な覚悟が自分たちにもあって、今日矢印が後ろ向きな闘いをしてしまえば本当に申し訳ないと思っていたので、そこは全員で前に行こう、勇気を持って矢印を前にして闘っていこうと話していました。
最後にPKになったシーンでは、ゴール裏の方をあおりながら、『なんとかPKを獲得してくれ』という思いで巻き込もうと思っていました」
(最後に笛が鳴ったときは、感情を爆発させるようなガッツポーズをしていたが?)
「PKキッカーはチアゴ(サンタナ)だと思っていましたし、そこは信じていたので、大丈夫だなと思っていました。勝ちを確信できたというか、PKになれば彼は必ず決めてくれますし、練習をやっていても素晴らしいPKの持ち主なので、とにかく味方を信じていました」
(相手は左サイドに特長があり、前線にも高さと速さがある選手がいたが、守備ではどんなことを意識したか?)
「ボールを持っているときにハイプレスに来る覚悟があったので、後ろはしっかりと勇気を持ってビルドアップできたと思いますし、相手も途中から、ミドルブロックのところで構えるようにもなっていました。自分たちから見ると右サイドの2人(ジエゴ選手・マテウス サヴィオ選手)は能力も高く、2人で完結してくるところでは、基本的なところですけど攻めているときのリスクマネジメント、そういう細かいところを大事にしてディフェンスラインにも声をかけていましたし、ディフェンスラインも自分の近い選手に対してしっかりと声を出していました。そういう細かいことをできている、できていないで結果は変わってきますし、自分たちにしわ寄せが来ないためにも前でつぶしてもらうところは、今日はできていたのではないかと思います」
(最近失点が続いていたセットプレーでも抑えられたことについては?)
「セットプレーは1対1のところもそうですし、あとは自分が行けるボールは絶対に行ってやろうという気持ちと、守り方も自分たちの頭の中にはあるので、そこで相手に打たせないことを心掛けながら、自分が出られない範囲はみんながしっかりカバーしてくれていたと思いますし、一人ひとりの役割がはっきりしていました。あとはCKになっても声を出して、絶対にやられないぞ、という雰囲気をつくっていました。
ウチはゾーンとマンツーマンを併用でやっているので、マンツーマンで守る選手が、勝たなくても相手にやらせないということを大事にして、そこは責任を持ってやる。ゾーンの選手は自分の前のスペースについては責任を持ってやる。後ろにいる選手もカバーをしてくれるし、守り方の考え方をよりクリアにして、今日はできたと思います。
セットプレーになればボールに集中するだけなので、『またCKか』と思うよりは、『俺らが守ってやる』という考えでやるのがいいと思います。そうなるようにポジティブな声をかけながら雰囲気をつくっていました」
(順位も一気に12位まで上がり、この勝ち点3は大きかったと思う。これで残り試合でも本来の浦和レッズを出せるのでは?)
「この勝利の価値はみんなが理解していると思いますし、今日無失点で勝てたこと、ホームで勝てたことで、また勢いが出ると思います。この1週間の過ごし方や、横浜F・マリノス戦で勝つための準備は、みんなが意識高くやっていかないといけないと思います。自分たちはまず残留をしっかり決めるために、割り切って戦わなければいけないですし、内容どうこうよりもがむしゃらに闘って、諦めない姿勢などが今は試されると思います。自分たちがここから変わっていくチャンスだと思うので、そこはポジティブに捉えながらやっていきたいです」
(We are Diamondsを歌ったのは6月以来だったが?)
「この1勝の重みは誰もが分かっていた、ファン・サポーターのみなさんが待ち望んでいた結果だと思うので、これに満足はしていないですけど、勝って一緒に喜んで帰ってもらって、明日はみなさんも仕事なり学校なりあると思いますけど、そこで『昨日の試合、勝ったね』と、生活の一部に浦和レッズがあってくれたら、僕たちも本当に幸せです。1週間後、また平日になりますけど、また後押しをお願いできたらと思います」
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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