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浦和レッズサポーターによる違反行為について(第四報)
天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) 名古屋グランパス戦(以下、本件試合)において発生いたしました、浦和レッズサポーターによる試合運営管理規定違反行為(以下、本件行為)につきまして続報をお伝えさせていただきます。
改めまして、この度は名古屋グランパスのサポーターのみなさまを始めとした、大変多くのみなさまにご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。
心よりお詫び申し上げます。
本日、9月19日(火)に公益財団法人日本サッカー協会(以下、JFA)様より、本件行為に関する弊クラブへの処分の通達を受けましたことを謹んでご報告申し上げます。
■弊クラブへの処分
【処分内容】
1.2024年度天皇杯(天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会)の参加資格の剥奪
2.譴責(始末書の提出)
【処分理由】
本件試合において、試合終了から約20分後より、多数(合計70名以上)のサポーターが暴徒化して以下に掲げるJFA試合運営管理規定に違反する行為に及んだことを浦和レッズが防止できなかったほか、サポーターらを即刻退去させるなど、観客や選手その他の試合に関わる人の安全を確保するために適切な措置を講じなかった。
<JFA試合運営管理規定違反行為>
・フィールドへの飛び降り
・相手チームのサポーター及び警備運営スタッフに対する暴力
・相手チームのサポーターに対する威嚇
・相手チームのサポーターエリアへの集団での押し寄せ
・相手チームのサポーターの横断幕やスタジアム内の設置物の損壊
・立ち入り禁止区域(券種外の入場可能エリア、関係者エリア、相手チームのサポーターエリア等)への不正侵入
・スタジアム内を走り回る行為
・掲出不可エリアへの横断幕の設置
【JFA様による発表】
https://www.jfa.jp/about_jfa/sanction/news/00032849/
弊クラブといたしましては、本処分は勿論のこと、本事案発生の前後を問わずお寄せいただいた様々な厳しいご意見も厳粛に受け止め、下記再発防止施策を通じ、同様の事案を二度と発生させないよう、強い覚悟で取り組んでまいります。
特に、本事案発生直後より着手してまいりました新たな処分基準の策定につきましては、違反行為への事後対応の見直しのみならず、抑止力という観点で再発防止に寄与すると考えており、最重要課題と認識いたしております。
なお策定過程においては、客観性、公平性、継続実現性の担保や法的根拠など様々な角度から検証し、外部有識者の知見もお借りしながら取り組んでまいります。
■再発防止施策
1.違反行為に対する新たな処分基準の策定
処分の厳罰化を始めとした、違反行為に対する新たな処分基準を2023年10月までに策定いたします。なお万が一、策定完了以前に違反行為が発生した場合につきましては、現基準に基づく処分を暫定的に課し、策定完了後、新基準に基づく処分を課してまいります。
2.処分および処分解除決定の運用プロセスの見直し
発生した違反事案の内容に応じ、処分および処分解除決定の運用プロセスとして、クラブ内のコンプライアンス委員会(新設)および社外有識者による検討プロセスを追加いたします。新たな処分基準と同様、2023年10月までにコンプライアンス委員会構成メンバーおよび外部有識者の選定を行います。
3.ファン・サポーターのみなさまや外部アドバイザーからなる第三者委員会の立ち上げ
クラブスタッフが自らを省み、客観性と主体性を伴った提言をいただく場として第三者委員会を立ち上げます。クラブの変化すべき点や変化すべきでない点、新たに着手すべき点など、テーマに沿った議論を中期的に幅広く行える手段を講じ、今後のクラブ運営に役立てさせていただきます。
4.違反行為者への適時適切且つ毅然とした対応(即時退場を含む)
違反行為が発生した場合は勿論のこと、その予兆を察知した時点で今まで以上に毅然とした態度とスピード感をもって対応していけますよう、現場対応にあたるスタッフへの権限移譲も含めた対応体制の見直しを既に開始しております。
5.「スタジアムでの禁止事項等観戦ルール」の周知徹底
スポーツを通じた幸せや平和の実現を目指し、提携する国連の友アジア-パシフィックとともに推進している国連プログラム「SPORTS FOR PEACE!プロジェクト」への取り組みを強化してまいります。重点禁止6項目(差別的発言・行為、暴力行為、ピッチ等への物の投げ込み、器物損壊、立ち入り禁止エリアへの侵入、指定エリア以外での喫煙)の遵守を中心とした相互理解の醸成を改めて行うべく、オフィシャルサイト、SNS、オーロラビジョン、その他ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションの場等での啓発活動を強化し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現を目指してまいります。
6.ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションの再構築
地域スポーツ文化の発展と、強くて魅力あるチーム作りに全力で取り組んでいくことを改めて宣誓いたします。またこれらの実現のため、シーズンチケットホルダー、応援リーディングチーム、REX CLUB会員など、様々なファン・サポーターのみなさまとの対話を強化し、コミュニケーションを通じて触れるご意見から自らを多面的に捉え、多くの方々に応援していただけるクラブ作りに努めてまいります。なお具体的なコミュニケーション手段、実施頻度につきましては、網羅性、継続実現性を担保できる方法を検討してまいります。
<浦和レッズ「観戦のルールとマナー」>
https://www.urawa-reds.co.jp/game/manner.php
また本処分決定を受けまして、代表取締役社長は役員報酬の15%を、取締役は同報酬の10%を、それぞれ3か月間自主返納すると共に、本事案に関する社内処分につきましても、社内規定に従って適正に行ってまいります。
改めまして、今般の違反行為によりご迷惑をおかけした全てのみなさまに、心より深くお詫び申し上げます。
繰り返し申し上げておりますが、今回の事案はこれまで多くのサッカー関係者やファン・サポーターのみなさまのご努力によって形成されてきた、スタジアム観戦への好意的なイメージを大きく棄損させる、極めて重大な問題であると受け止めております。
サッカー界のみならず、社会の一員として、自らが果たすべき責任と誠実に向き合い、覚悟をもってクラブ運営に取り組んでまいります。
浦和レッドダイヤモンズ
改めまして、この度は名古屋グランパスのサポーターのみなさまを始めとした、大変多くのみなさまにご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。
心よりお詫び申し上げます。
本日、9月19日(火)に公益財団法人日本サッカー協会(以下、JFA)様より、本件行為に関する弊クラブへの処分の通達を受けましたことを謹んでご報告申し上げます。
■弊クラブへの処分
【処分内容】
1.2024年度天皇杯(天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会)の参加資格の剥奪
2.譴責(始末書の提出)
【処分理由】
本件試合において、試合終了から約20分後より、多数(合計70名以上)のサポーターが暴徒化して以下に掲げるJFA試合運営管理規定に違反する行為に及んだことを浦和レッズが防止できなかったほか、サポーターらを即刻退去させるなど、観客や選手その他の試合に関わる人の安全を確保するために適切な措置を講じなかった。
<JFA試合運営管理規定違反行為>
・フィールドへの飛び降り
・相手チームのサポーター及び警備運営スタッフに対する暴力
・相手チームのサポーターに対する威嚇
・相手チームのサポーターエリアへの集団での押し寄せ
・相手チームのサポーターの横断幕やスタジアム内の設置物の損壊
・立ち入り禁止区域(券種外の入場可能エリア、関係者エリア、相手チームのサポーターエリア等)への不正侵入
・スタジアム内を走り回る行為
・掲出不可エリアへの横断幕の設置
【JFA様による発表】
https://www.jfa.jp/about_jfa/sanction/news/00032849/
弊クラブといたしましては、本処分は勿論のこと、本事案発生の前後を問わずお寄せいただいた様々な厳しいご意見も厳粛に受け止め、下記再発防止施策を通じ、同様の事案を二度と発生させないよう、強い覚悟で取り組んでまいります。
特に、本事案発生直後より着手してまいりました新たな処分基準の策定につきましては、違反行為への事後対応の見直しのみならず、抑止力という観点で再発防止に寄与すると考えており、最重要課題と認識いたしております。
なお策定過程においては、客観性、公平性、継続実現性の担保や法的根拠など様々な角度から検証し、外部有識者の知見もお借りしながら取り組んでまいります。
■再発防止施策
1.違反行為に対する新たな処分基準の策定
処分の厳罰化を始めとした、違反行為に対する新たな処分基準を2023年10月までに策定いたします。なお万が一、策定完了以前に違反行為が発生した場合につきましては、現基準に基づく処分を暫定的に課し、策定完了後、新基準に基づく処分を課してまいります。
2.処分および処分解除決定の運用プロセスの見直し
発生した違反事案の内容に応じ、処分および処分解除決定の運用プロセスとして、クラブ内のコンプライアンス委員会(新設)および社外有識者による検討プロセスを追加いたします。新たな処分基準と同様、2023年10月までにコンプライアンス委員会構成メンバーおよび外部有識者の選定を行います。
3.ファン・サポーターのみなさまや外部アドバイザーからなる第三者委員会の立ち上げ
クラブスタッフが自らを省み、客観性と主体性を伴った提言をいただく場として第三者委員会を立ち上げます。クラブの変化すべき点や変化すべきでない点、新たに着手すべき点など、テーマに沿った議論を中期的に幅広く行える手段を講じ、今後のクラブ運営に役立てさせていただきます。
4.違反行為者への適時適切且つ毅然とした対応(即時退場を含む)
違反行為が発生した場合は勿論のこと、その予兆を察知した時点で今まで以上に毅然とした態度とスピード感をもって対応していけますよう、現場対応にあたるスタッフへの権限移譲も含めた対応体制の見直しを既に開始しております。
5.「スタジアムでの禁止事項等観戦ルール」の周知徹底
スポーツを通じた幸せや平和の実現を目指し、提携する国連の友アジア-パシフィックとともに推進している国連プログラム「SPORTS FOR PEACE!プロジェクト」への取り組みを強化してまいります。重点禁止6項目(差別的発言・行為、暴力行為、ピッチ等への物の投げ込み、器物損壊、立ち入り禁止エリアへの侵入、指定エリア以外での喫煙)の遵守を中心とした相互理解の醸成を改めて行うべく、オフィシャルサイト、SNS、オーロラビジョン、その他ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションの場等での啓発活動を強化し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現を目指してまいります。
6.ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションの再構築
地域スポーツ文化の発展と、強くて魅力あるチーム作りに全力で取り組んでいくことを改めて宣誓いたします。またこれらの実現のため、シーズンチケットホルダー、応援リーディングチーム、REX CLUB会員など、様々なファン・サポーターのみなさまとの対話を強化し、コミュニケーションを通じて触れるご意見から自らを多面的に捉え、多くの方々に応援していただけるクラブ作りに努めてまいります。なお具体的なコミュニケーション手段、実施頻度につきましては、網羅性、継続実現性を担保できる方法を検討してまいります。
<浦和レッズ「観戦のルールとマナー」>
https://www.urawa-reds.co.jp/game/manner.php
また本処分決定を受けまして、代表取締役社長は役員報酬の15%を、取締役は同報酬の10%を、それぞれ3か月間自主返納すると共に、本事案に関する社内処分につきましても、社内規定に従って適正に行ってまいります。
改めまして、今般の違反行為によりご迷惑をおかけした全てのみなさまに、心より深くお詫び申し上げます。
繰り返し申し上げておりますが、今回の事案はこれまで多くのサッカー関係者やファン・サポーターのみなさまのご努力によって形成されてきた、スタジアム観戦への好意的なイメージを大きく棄損させる、極めて重大な問題であると受け止めております。
サッカー界のみならず、社会の一員として、自らが果たすべき責任と誠実に向き合い、覚悟をもってクラブ運営に取り組んでまいります。
浦和レッドダイヤモンズ