MENU

NEWS

マチェイ スコルジャ監督 湘南戦試合後会見

2025明治安田J1リーグ 第3節 湘南ベルマーレ戦 試合後のコメント

「非常に貧素な前半だったと言えます。あらゆる要素がうまくいかなかったと言えるでしょう。立ち上がりからハイプレスをかけて支配しようとした試合でしたが、全くそれができませんでした。

前半に強度のところで問題がありましたので、(原口)元気をトップ下に入れて、その点を向上させようとしました。しかし、後半立ち上がりの5分間でコーナーキックから失点をしてしまい、我々の良いプレーが出始めたのは、VARによって取り消された3失点目の後でした。ポジションチェンジ、サイドチェンジなども出てきて、ボールを失った後のリアクションも、最後の30分間は良かったと思います。

相手陣内で長い時間押し込みながらキープして、チャンスを作る時間帯もありましたが、30分間では1点しか取れませんでした。湘南ベルマーレは非常に好調で、プレーも非常にシステマティックで、自動化されている、と言えるくらい組織化されています。

開幕してから3試合プレーしましたが、取れた勝ち点は2しかありません。非常にタフな3つのアウェイゲームをプレーした後の結果ですが、それは望んでいたものではないですし、満足してはいけません。しかし選手たちは素晴らしい性格の持ち主たちばかりです。次の埼玉スタジアムでのゲームで初勝利を収められるよう、彼らが秘めている力をしっかりと発揮してくれると信じています」

【質疑応答】
(3試合全体を見て、前の選手が後ろが追いついてくるのを待たず、狭いところに仕掛けて苦しむことが多いように感じる。そこは数的不利でも突破してほしいところか?)
「まず、3試合目が終わり、期待からかけ離れた内容の試合だったということで、この3試合を総括するタイミングとしては、今は少し難しいと思います。

ただ感情は別にしてチームの姿を分析すると、ミスが多すぎると思います。それは私の判断も含めてです。メンバーの50パーセントが新たな選手たちに変わっているということはありますが、プレシーズンの練習試合を思い返せば、リーグでもより良い内容や結果を残していてもおかしくはなかったと思います。

今現在、私は私自身に何ができたかというところを考えています。たとえばメンバー選びがどうだったか、あるいは今日の試合に向けてのゲームプランがどうだったか、というところです。

開幕から2試合と本日は、違うシステムのチームとの対戦でした。チームがいかに機能するか、というところも観察しながら進めているところです。はっきりしているのは、やらなければいけないことがたくさんあるということと、そのプロセスを加速させないということです。

開幕から3試合で、首位との勝ち点差が7になりました。これはできるだけ早く縮めないといけないと思っています」

(今日の試合でポジティブだったところは?)
「取り消された3失点目の後の、チームのリアクションは良かったと思います。選手たちが流れを変えようとしていた姿は、私にとってポジティブでした。エネルギーを取り戻して、プレースピードが上がったかのように見えました。たとえば、ボールを失った後のダッシュまでの時間は短縮していたと思います。それは前半にできなかったことです。

ですので、最後の30分は支配できたと思っています。その時間はポジティブでした。しかし、奪えた得点は1点のみでした」

(前半は良いところが見えづらい試合だったが、その大きな要因は?)
「ハイプレスの速さが十分ではなかったと思います。プレスのかけ方はハーフタイムに変更しましたが、それをより早い時間帯でできたと思いますので、それは私のミスでもあります。ハイプレスのところが一つと、そのハイプレスが破られた後は相手攻撃陣との距離が遠く、ディフェンスラインにおいてフリーで受けられて、そこからサイドにはたかれるという場面が多かったと思います。つまり、十分寄せていなかった、ということです。

そして低い位置でのディフェンスのところ、クロス対応のときには逆サイドのウイングが大外をケアするという守り方でしたが、前半はそこで遅れるという場面が多かったと思います。そして繰り返しになりますが、ボールを失った後のリアクションです。相手との距離が遠くて、いつもより低いレベルで行ってしまいました。それでボールを奪い返すことができませんでした」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 湘南戦試合後会見

関連記事

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • チケットぴあ